アルター 1/6
Fate/hollow ataraxia セイバー メイドVer.
さてさてさて。

先日の『風のうしろを歩むもの』のレビューでメーカー買いに関して触れましたが、さとっちさんの中で最も重視するべきメーカーがアルターです。
当初はグッドスマイルカンパニーマックスファクトリーと組んで通称『連合』と呼ばれておりましたが、今年の6月ごろに連合を脱退。
独立の道を選んで歩んでおりますが、まぁその辺の裏事情は知らないので割愛します(ぇー)。
販売商品数でもさとっちさんの購入数でもグッスマには負けているものの、そのクオリティは折り紙付き。
特に最近の出来の素晴らしさたるや何があったのかと少し怖くなるぐらいで、文字通り嬉しい悲鳴を上げています。

ただ、1/8のFateフィギュアに関してはやや展開が弱いというか特殊なラインナップを組んでいるのも事実でして、
黒セイバー ドレスVer.(この辺のレビューは見ていて心が痛いです)
ホビージャパン限定通販 波乗りライダーさん
カレン・オルテンシア
間桐桜 戦闘服Ver.
ワンフェス2007冬限定 黒セイバーもきゅもきゅVer.
……となっており、よく言えば『通好みのラインナップ』、ぶっちゃけると『マイナー路線』『黒い子大好き』あたりが妥当なラインでしょうか。
1/6でもFateフィギュアを展開していましたが、そっちは全部水着フィギュア。
出来は良いんだけどデカいし水着だしで、なかなか購入に踏み切らないまま今日に至ります。桜さんはグッバイしちゃいましたし(ぇー)。

で、次にアルターがFateキャラをフィギュアにするなら1/8でキャスターさんかなーと胸を期待で膨らませていたんですが、
あにはからずや、ミリメートルモデリングさんがイベントで発売された1/6のメイドセイバーになりまして、予約開始直後にノータイムで予約してしまいました。
ミリメートルモデリングの倉本育馬さんといえば、5月に発売されたエスカレイヤーの原型を担当された方。
あの素晴らしすぎる出来のエスカレイヤーをPVCにしても劣化させなかったアルターとのコンビ再びとなれば、これはもう商品の出来を疑うことすら罪だといえましょう。

そして発売が9月の20日。通販で届いたのがこの前の日曜日。
1/6というコトで怖い部分(置き場所とかな)もありましたが、そこはサックリと部屋を片付けて置き場所確保、無事に撮影の運びとなりました。
聖剣ではなくモップを地面に突き立てて威風堂々とした佇まいのメイド姿の勇者王、という冷静に考えたら混沌以外のナニモノでもないシチュエーションですが、その造形&塗装の素晴らしさがあらゆる疑問を吹き飛ばします。
サイズも1/6ということで、色んなところがボリュームたっぷりですね。
顔も非常に良い感じ。口元がちょっとネコっぽいのが可愛らしいですね。
セイバーさんのアイデンティティーであるアホ毛もシャープに造形されています。また、後頭部のメロンパン(通称)もシッカリと網目まで再現されており、質感の素晴らしいリボンと相まって実に見所の多い箇所になっています。
バストアップー。
こうして見ると1/6だからというコトもありますが、実に髪の毛のシャープさが際立っていますね。素晴らしい。
大きく開いた背中がエロい!!!!!(いきなりか)
こう、背中の素肌を撫でさすり、そこから左右の布地の下へと手を潜り込ませて前の方までワキワキと進み、おっぱいをふにふにと触りたくなりますよね!!!!!
いやぁもう本当にこの衣装を考えた武内さんは天才じゃなかろうか。さすがメイドの偉い人。マスターアップ一ヶ月前にメイドイベントのためだけに他のスタッフへ黙ってセイバー、凛、桜、ライダーのメイド服姿を描き上げただけのことはありますいいぞもっとやれ!!!!!

で、その造形を果たした倉本さんも素晴らしく。
繊細さを覗かせるセイバーさんの肩甲骨と、可憐さをアピールするフリル部と首もとのチョーカー、そしてシックな雰囲気を漂わせる濃紺のメイド服というこのコントラストがだなぁっ!!!!!(落ち着け

いや、もう本当に、背中から首筋へのラインの画像を撮影してたときに軽く性的興奮を覚えたのは内緒の話だぜ?
突撃!セイバーさんの胸周り。
あんまり大きくないのがセイバーさんのおっぱいですが、ここでは大きさよりも形の良さと張り具合が素晴らしいですね。
寄せて上げている感もありますが、これはなかなか良いおっぱいですね!!
こう、脇からおっぱいへと繋がる衣服のシワとかナイスだと思うんだ……。
エプロンドレスの腰周り。
素晴らしいミニスカメイドさんとなって十傑衆の仲間入りも間近のセイバーさん(ぇー)ですが、そのスカート周りの造形も実に素晴らしいことになっております。
腰後ろのリボンの薄さ感はなかなか良い感じですし、スカートの裾のギザギザ(もうちょっと他に言い方は無いのか)も美しく。
真正面のエプロン部はパール塗装で非常に美しく仕上がっています。
ややモールド過多な感もありますが、それでもこの密度感には圧倒されますね。
さとっちさんが脚フェチでもあることはそろそろバレてきておりますがむしろ周知の事実かチクショウ。
しかしこの脚のラインの素晴らしさを見れば、脚属性の無い人でも興奮せざるをえないと思うんよ!!!!!
いや、もう見てください脚のラインの美しさ。
ピチパツ感を全開でアピールするストッキングの質感の良さ。
ふともも半ばのフリル部を境として、下はストッキング。上は生肌。そのさらに上はミニスカートというこの『絶対領域』という言葉をまざまざと実感させられる造形の妙味がですn
アパーーーム!!酒持って来い!!アパーーーーーーーーーーーーーム!!!!!
(何
シューズはエナメルの質感も美しく。この辺りはもう各社がシッカリと塗装の按配を把握した感もありますね。
ストラップの留め具の造形と塗装もキレイですし、ストラップ付近のストッキングのシワ具合が素晴らしい……

あと個人的にツボなのが膝周りのストッキングのシワですね。撫でさすってあげたい。
フリル部のリボンの繊細さやフリル自体の造形のシャープさ、膝裏部分のエロい造形とかで色々と見ごたえがあります。
しかしやっぱりこの絶対領域の素晴らしさよのぉ……。
うっかり忘れそうになってた手首〜指先。
実に見事な造形ですし、爪にマニキュアが塗られているのも1/6という大スケールならではの見せ所ですね。
また、手首のカフもシッカリ『布地が合わさっている』造形になっているのが高ポイントですよ。
もはや語るまい!!!!!(CV:大塚明夫)

見ろ!!そして感じろ!!!!!この、ぱんつの、素晴らしさをっ!!!!!!!
もうね、本当に、これが1/6というスケールの恐ろしさかと本気で実感いたしました。
このぱんつはそれぐらい、もう恐怖を覚えるぐらいに素晴らしい出来ですよ本当に。
土手部分のぷっくら具合とかお尻への喰い込み具合とかそのお尻のお肉の柔らかそうっぷりとかぱんつのサイドのフリルの繊細さとかボクはもう興奮しすぎてやや正気を失いそうですがだがそれも本望むしろ上等。(帰って来い

……しかしやっぱりいいですね脚を後ろ側から見上げて覗く下着と膝の裏とかフトモモとか。

あとスカートは一応脱着可能のようですが、さとっちさんは今回キャストオフ無しで。
腰部分のダボが見えてしまうというのも確かにありますが、コレほどまで優れた造形のフィギュアを脱がせるっていうのはむしろ野暮なんじゃないかと思ってしまいました(苦笑)。
さしずめ『全て遠きゴミ捨て場』とでも呼ぶべきでしょうか、このモップ。
おそらく完成品フィギュア史上で、もっとも出来の良いモップであると断言できます。
個人的にも色んな変態的箇所に感動してきましたが(自覚はあるんだな)、まさかモップに感動させられるとは思いませんでした。
水絞り用のレバーの造形も完璧ですし、その下部のスプリングも一瞬金属製と見まがうぐらい。
床に押し付けられているモップの毛先の造形も素晴らしいです本当に。何だこの全力全開モップッぷり。

やや惜しむらくは、モップの柄の部分がプラ製だという点ですね。
コレが金属棒製だった日には貴方、永久欠番で終身名誉モップの称号だって夢じゃアリマセンヨ?
何せこう、持ち手トップの引っ掛け用D型リングが可動なんだぜこのモップ。
まぁ下手に一体パーツ扱いにすると造形も面倒なので別パーツ化、そのついでに可動式にしたんだろうとは思うんですが。
モップを外してみましたり。
1/6のドールから色々と引っ張ってきてもいいかもしれませんね。シュツルムファウストとか対戦車ライフルとか(ぇー)。

で、右の画像はグッスマから発売されたメイドセイバーさんと。
グッスマのも出来が悪いわけではなくむしろ良好メイド凛と一緒に飾ると幸せなのは間違い無いんですが、これはもう相手が悪いとしか言えません。
さとっちさんが感動した、初の倉本造形フィギュアであるエスカレイヤーと。
エスカの出来も本当に素晴らしくて、今度再販されるのも当然かなと思ったり。
さすがにスケールゆえにセイバーさんには敵いませんが、それでも本当に素晴らしい……。
.30CAL CLUB史上で1/6の最高峰、霞さんフィギュアと並べてみたり。
いやぁ……何というか、このセイバーさんにトップの座を譲り渡すことになるかもしれませんね霞さん。
ただ、その功績は決して消えることの無い記録として残すべき偉業だと思うのですよ。
そして最後はグッスマの1/6フィギュア、あずささんと。何だかんだで旧連合三社の1/6が揃ってしまいました。
どいつもこいつも恐ろしく場所を食うのがアレですが、それでもやはりこの出来は1/8では無理ですからねぇ。後悔は決してしますまい。

そんなこんなで、アルターのメイドセイバーさんでありましたー。
この出来を超えるメイドセイバー立体物は、今後おそらく出てくることは無いだろうと断言できるぐらいのハイクオリティで、
それでも値段が8000円台だったのは本当に凄いことだと思います。だからつって1/6を連発しろということではなくてですね(以下略)。

ともあれこのクオリティとこの値段を考えると、今年のベストフィギュアに選出されてもおかしくない逸品でありました。
次は1/8で是非ともキャスターさんとルヴィアリゼッタを……。