ソリッドシアター 1/10 塵骸魔京 風のうしろを歩むもの |
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さてさてさて。 毎月毎月新製品がイヤと言うほど発売されるフィギュア業界。 しかし購入者側の財布や収納スペースは有限であり、どれもコレも買うわけに行かないのは世の常でありまして、必然的に買うものの絞り込みが成されていく次第です。 原作買い。キャラ買い。原型師買い(原型師回避もありますが宮川とか宮川とか)。 色々ありますが、やはり信頼性とか確かさでいくならばメーカー買いが一番多いんじゃないでしょうか。 さとっちさんからすると、脊髄反射で予約しても大丈夫なのがアルター、グッスマ、マックスファクトリーの旧『連合』。 悩むけど予約して後悔しないのがコトブキヤとWave、メガハウス。悩んで悩んで予約するのがやまと・海洋堂辺りでしょうか。 ただ、メーカー指定で買っちゃうとやっぱり漏れるメーカーも出てくるわけでして。 出来が良いのに注目されず、店頭でも不遇な扱いを受けている商品群を見るにつれて憐憫の情が湧いてきます。湧いてきますが、予約済みのを優先します(ぇー)。 そして気付けば店頭から消え、誰の目に触れたのかよく判らないままヒッソリと販売を終了するワケですが。 ただまぁネットのレビューが参考にある場合も多々ありまして(ウチのレビューが参考になるかどうかはまた別問題とします)、そこから火が付いて無事に店頭でも瞬殺、通販でも多くの店舗で予約完売になった商品も確実に存在します。 その一つが、今回レビューするニトロプラスが発売したPCゲーム『塵骸魔京』のヒロインの一人、『風のうしろを歩むもの』。 ソリッドシアター製ということもあり、クオリティをイマイチ信用しきれないところがありましたが、サンプルレビューの素晴らしさに着目されて、前述したような光景が広がりました。 ……まぁさとっちさんは予約済みのを優先したんでコッチはスルーしてたんですけどね?(ブチ壊し) ただ、その出来はやっぱり「あぁ、買っておけば良かったなー」と思わされるものでありまして。 この前のアマゾンさんのセールで2300円だったんで、つい反射的にカートに放り込んじゃいました(ブチ壊しその2) |
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ものの見事にキャラクターの詳細を何一つ知らないのですが、キャラデザのNiθ氏のテイストを恐ろしいほどに再現していると思います。 スケールは1/10であり、なおかつ前かがみポーズになるので頭頂高はそれほどでもありません。 ただ、細部の作りこみが凄いので、造形物としての小ささはまったく感じません。これは凄いことですよ!? |
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Niθ氏デザインの特徴である目や口元、髪の毛の処理など、非常に凄まじいクオリティで立体化しています。 このスケールでも髪の毛のモッサリ感が無いのには純粋に感服。むしろ感動。コトブキヤさんは見習ってください(ブランのことを根に持ってるらしい)。 ぶっちゃけた話、この頭部だけ見せられたら1/8と思ってしまいそうですさとっちさん。 |
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ジャケットの質感も良い感じで、特に背中の布地がずり上がったルーズなシワとか袖のたるみ具合とか。その辺りは本当に見事なモンでございます。 | |||||
無防備すぎるぜそのおなか!!開放的すぎるぜその胸元!!!!! と叫んでしまいたくなるような素晴らしさ。これ、シチュエーションとしてはどう考えても野外で一発(以下自粛)。 |
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胸元は嬉しいことに、そして驚くべきことにこのサイズで乳首造形&塗装までされています。マジかソリッドシアター…っ!! 今のところさとっちさんが持っている乳首解禁フィギュアの中では最も小さく、しかし出来に遜色の無い逸品ですね。 |
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このフィギュアが市場で大人気になった理由、それは100%このお尻の素晴らしさにあると言っても過言では無いでしょうって言うか言い切ってやる!! さとっちさんも結構な数の『お尻が素晴らしいフィギュア』を見てまいりましたが、このケツは首位打者を狙えるケツです(断言)。 打率で言うなら3割5分を超えてますよ。3割7分近い高打率、しかも俊足巧打で安打数も稼げる素晴らしいケツですよ。 ましていわんや、1/10スケールでこのケツの素晴らしさとなりますと、他に記憶がありません。 1/8ならこの前の涼宮遙がおりますが、いやぁコレは見事。眼福。 あと脚も見事でして、少女っぽいプニっと感もありつつ、カモシカのようなすばしっこさも見えてくる感じがありますね。 ふくらはぎとかツンツンしてみたい。 |
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何だかよくわからないけど妙に出来の良いカバンかあるいはパックンフラワー(違)。 金具〜ベルト部分もちゃんと塗り分けられており、細部に手抜きをしない意気込みが感じられますね。 あと手袋というかバンテージも素晴らしい質感です。あんまり触りたくないぐらいに(ぇー |
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……こうやって見上げるアングルにすると、あたかもぱんつはいてない状態であるかのような錯覚に陥りまして非常に無い須田と思います。 しかしどんだけさとっちさんはこの脚を後ろから見上げるアングルが好きなんでしょうか。 |
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サイズとしてはこんな感じ。 アイリスさんより若干大きいぐらいですね。 |
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同じ尻を突き出したポージングのセイバーさんと並べてみたり(注:一部語弊があります)。 スケールが違うので明言こそ出来ませんが、『風の以下略』が同スケールだったらセイバーさんを軽々と飛び越えている感じです。お見事。 |
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で、最後は同スケールのさくらさんと。 さくらも出来は非常に良いんですが、この『風のうしろを歩むもの』は別格と言った感があります。 そんなワケで、『風のうしろを歩むもの』でありましたー。 発売当時からそのケツの魅力ゆえに欲しかった逸品ですが、いやぁ2300円は安かった……。 こういう信じられない事態があるからamazonさんは侮れません。 目線が特殊なので飾る場所にちょっと工夫がいりますが、見下ろす感じの場所に置いておくと幸せ全開っぽいですよ。 |
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