コトブキヤ 1/8
シャイニング・ティアーズ ブランネージュ
さてさてさて。

エロゲを買うときの動機で『原画家が○○だから』というのは非常によくありますが(例:ユニ○ンシフトとか)、家庭用ゲーム機ソフトにおいてもその行動パターンを踏襲してしまうのが哀しき漢の性。むしろオタの性。

さとっちさんはあんまりPS2やら何やらのソフトを買わないんですが、それでもついつい飛びついてしまったものがあります。
セガの誇るRPG『シャイニング』シリーズであり、なおかつエロゲ界で人気のあるTony氏を原画に据えて、さらに人気のある声優陣をそろえた『シャイニング・ティアーズ』ならびに最新作『シャイニング・ウィンド』。
その2作品の間で発売された『シャイニング・フォース イクサ』を買っていないあたりからも、弁解の余地が皆無なぐらい本当に原画家買いだったんだなと我ながらやや反省しております。

……でもホラ仕方ないんだよ。
Tonyさんの描かれる女性キャラは本当にエロい空気があるし、衣装のきわどさとかもナイスだしヒルダの眼鏡ッぷりたるやなかなか宜しくてですね何で彼女が心剣の対象にならなかったのかと10時間ぐらい製作スタッフを問い詰めたいところなんですがみんなそんなに眼鏡キャラが嫌いか!!!!!(何

で(強引な話題転換)、キャラ面の人気を受けて作られたアニメ『シャイニング・ティアーズ×ウィンド』はグダグダでもはやギャグアニメ、スタジオディーンの本領をイヤな感じに発揮したまま終わったのも良い記憶ですが、そこらへんを無視してフィギュア業界は動いておりまして。
ひとまずマックスファクトリーからクレハの発売が決定している他、すでに『ティアーズ』のヒロインたちが水着姿で立体化。
コトブキヤからは『ウィンド』のヒロインたちの立体化が決定しており、クララクランシーナゼクティが年内に発売となる模様です。
ホウメイはどうしたのかなー?
(にこやかに)

で、今のところ最も商品展開を熱心に行っていると言えるコトブキヤから、ティアーズのキャラが立体化となりまして。
第一弾(次があるかどうかは謎です)は氷の魔女ブランネージュ。
設定資料集の表紙に描き起こされたイラストをモチーフとして仕上げられています。……厳密に立体化されたワケじゃない点に注意。
さとっちさんはブランネージュがキャラ性能はともかくとして好きなので、予約開始とともにサクッと予約、そのまま買ってしまいました。
スケールは1/8、となっておりますが相変わらずスケール不肖といったほうがシックリ来る感じです。
モチーフになったイラストと比べると、マントの広がり具合や腕のポジションなど、細かく再配置が行われていますね。
個人的にはイラストの方がまとまり良くて好きなんですけどもねー。
顔は憂いを帯びた表情ですが、ちょっと髪の毛のモッサリ感が強いです。
もう少しシャープにしてくれれば……。またはマックスのブランネージュみたいに、クリアーパール成型でも良かったですね。
髪の毛のパール塗装はかなり良い感じなので、余計に前髪方面が残念ですねー。
顔の造形に関しては、もう少し鼻筋がクッキリ通っていれば……というか、鼻〜口へのラインがちょっと残念かな?
もう少しだけ鼻が上向きで、上唇への流れがピシッとしていればTonyさんのテイストを再現できたと思うんですが。
魅惑のボディラインはこんな感じで。
ややおっぱい周りの造形が唐突な感がありますが、腰〜お尻のラインなんか絶品ですね。
しかし右腕はもう少し何とかならなかったものかなぁ。
このブランネージュ最大の魅力ポイント、ぱんつはいてないっぽい腰周りwithマント
まぁ発売前に通販サイト各社のサンプル画像なんかで、ぱんつの存在が明示されちゃいまして本気でガックリきたりもしましたが。

右手で持っているマントに関してはシッカリと接着されているので、残念ながらマント引っ剥がしで下着丸出しには出来ません。
足元は氷の魔女だけありまして、氷柱っぽいスタンドの上に立っている状態です。
氷柱はベース台座とネジで3箇所固定されていますので、倒れたり外れたりは無いと思います。
腰周りをクローズアップ。

……しかしこの状態で、どこの誰が「下着はいてますよ」と断言できるだろうか。
絶対にみんな『ぱんつはいてない』と思うよな!? だってほら左腰からお尻までほぼ丸出しだもん!!!!!
相変わらずさとっちさんが大好きな脚周り。
ロングブーツを穿いておりますが、本来の衣装ならそこにミニスカートでありまして、ミニスカ+ロングブーツによる絶対領域の具現化という素晴らしきヒィッツカラルドっぷり(日本語喋れ)が見れるんですよ!!!

……コチラはミニスカではありませんがそれはそれで、コレはコレ。
むしろ装備品がマントと超ローレグぱんつとロングブーツだけ、という点に変態的な興奮を覚えようじゃないか!!!!!(拳を振り上げつつ)
肝心の超ローレグぱんつはこんな感じです。
ワリとシンプル、でも装飾はシッカリと入っている辺りはコダワリですね。
……これももしかしてTonyさんの描かれたオフィシャル設定なのかしら。
やや唐突感の強いおっぱい&左右の腕。

何か今回はおっぱいおっぱい騒ぐようなおっぱいじゃないなぁ……うぅむ。
さとっちさんがおっぱいに騒がなくなったら終わりだ』とはよく言われますが、今回はあんまり心惹かれず、心動かずという感じですね。うぅむ。

元イラストだと右手は左の襟を握って左おっぱいを隠す感じだったんで、それが良い感じにエロかったんですよねぇ……。
この立体化だと、単に右腕をおっぱいの前に持ってきているだけ、と言う感じでして、

『右腕の位置に意思が感じられない』と言っても過言では無いでしょう。
こういう感じのアングルだとまだ見所豊富、なおかつエロくて非常にいいですなぁ!!と言えるんだが!!!!!
しかし本当に見事にぱんつが見えない箇所を設けたモンですよね……。
コチラがマックスのブランネージュさんの顔。
鼻筋下側のラインとか、口〜顎へのラインなんかは非常にTonyテイストだと思います。
今見ても出来良いんですよねー、これ。うむ。
飾る時にはエッチング眼鏡を付けていますが、まだまだ.30CAL CLUBの一軍メンバーだと言っても過言ではないでしょう。顔はコッチで体がコトブキヤなら完璧だったが……っ!!
あと肌の色はマックス版の方がイメージに近いですよね。
最後はマント翻し系フィギュア(どんなんだよっつーか読子さんはマントじゃない)を並べてみようぜということで。
二つとも同じ場所にすると、後方に凄い場所を食うので要注意ですよ。

そんなワケで裸マントのブランネージュでございましたー。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
何かこう、コトブキヤに対しての要求ラインが上がってしまっている、という部分はコチラにもありますが、もう少し頑張って欲しかったところです。
全体的に見れば高水準だし、シルエットの美しさやぱんつの隠し方は見事と言うしかないんですけれども。
細かい部分や顔の造形に関しては、どうも及第点を出し難いかな、とか。
マックスのブランネージュが手元にあるだけに、どうしても顔とか肌の色に付いて比較しちゃうんで、
マックスのをお持ちじゃない方が手に採られたらまた違った感想があるのかもしれませんが。

願わくば、元イラストを忠実に再現した形での再立体化を実現して欲しいものでありますが。無理か。無理だろうなぁorz
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