グッドスマイルカンパニー 1/8
マビノギ ナオ
さてさてさて。

着弾物資が無い中で、『もえコン2』のレポートで見事に一週間を乗り切るという荒業をカマしたさとっちさんではありますが、
さすがにその次のレビューが和風堂のやよいさん再レビューともなりますとやや心苦しく、息苦しく、呼吸困難にならないワケでもありません。


嘘ですが(滅んでしまえ)。


で、そんな心苦しさと息苦しさと切なさと心強さと部屋とワイシャツと私と酒と泪と男と女。それは舞い散る桜のように、だけど輝く夜空のように。走ることを止めるワケにもいかないのでありまして、ならば過去のレビューをちょっとばかり掘り起こしてみようじゃないかという過去レビュー祭でありますよ!!!!!

……まぁそうなるとイヤでも自分の過去レビューと向き合う必要がある、というセンチメンタルグラフィティ現実からは目を逸らします。

そんなこんなで第3弾、『サキュバス』がもう出荷となったグッドスマイルカンパニーのマビノギフィギュア第一弾(ややこしい)、ナオさんでございます。
発売は06年の1月というコトで、もう2年前のフィギュアになるんですねー。
スケールは呼吸するような自然さの1/8。 右手の杖はプラ製で、着脱可能になっています。
持たせると前後に大きく幅を喰うため、基本的には外して展示させてもらっておりますよー。
チャイナドレスのスカート部分はクリアパーツ成型に黒のグラデがかけられており、非常に良い雰囲気になっていますね。
上半身をぐるりと一周&バストアップ。
目の塗装がややパッチリしすぎで、もう少しグラデや光沢があれば雰囲気が増すのになー、と思わないでもありませんが、
出来は相当高い水準にあるんじゃないでしょうか。

前髪やツインテールのシャープさは非常に良い出来ですし、06年当時の平均クオリティを考えると、相当ハイスペックなものだと思います。
リボンがちゃんと中抜き造形になってるのもポイント高し。
さーーーーーーーーて今回も今回とて行きましょうかチャイナドレスで

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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
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   し ⌒J
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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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うぅんナイスだぜナオさんおっぱい!!!!!
チャイナドレスなおかつ右腕で右おっぱいを押し上げて変形させるという荒業によって乳マニューバーがダイナミックプロジェクトで大変なことになっておりますが、いやーすげえよグッドスマイルカンパニー!!!!!

いやぁもう何ていうか2年前だぜ2年前フィギュアは一体どこまで進化したっていうんでしょうね……(何
ナオさん魅惑の脚周り。
ぶっちゃけ購入した動機の半分以上はおっぱい周りよりもこの脚周りにあったことを昨日のことのように思い出します。

……何か『.30CAL CLUB』の存在意義の半分ぐらいを投げ捨てた感がありますがまぁ落ち着こうじゃないか。
だってホラ、チャイナでロングスカートで深いスリットでオーバーニーソで透けてるんだぜ?
そんなセクシャルヴァイオレットNo.1を逃すわけにはいきますまい?
いやぁイイよねチャイナドレスのスリットからのぞくフトモモって!!!!!
しかもそれがオーバーニーソによる変則的絶対領域をも兼ね備えたフトモモともなりましたらそれだけでご飯3杯と紅鮭と味噌汁に納豆、トーストサラダにオムレツミッルック、さぁいーっぱいー食べよぉーっよー!!!(落ち着いてください)
靴はこんな感じの厚底ブーツ。
そういや最近大阪では見かけなくなりましたがまだ生存しているんでしょうか厚底ブーツ。
そろそろ発見次第保護してあげる必要がありそうな。
同じチャイナというコトでシュラキの柳妹鳳と。
片方がボロボロですけどまぁ気にするな気にするな、さとっちさんはまったく気にしないからな!!!
で、こちらは魔法使いっぽいということでマックスの長門さんと。
本職とコスプレの間には埋めがたき差がありますが、ある意味では長門も生粋の魔術使いだともいえますので、
コレはコレで良い勝負なのかもしれませぬ。

っというコトで、グッスマのナオさんでございましたー!!!!!
2年前のフィギュアでもココまでの水準に達していたんだぜ!?という歴然たる事実を突きつけられたような感がありまして、
いやぁたまには(注:3回連続です)良いですねこういうのも。
2年越しの第2弾となるサキュバスさんも並べて飾りたいところですよー。
『もえコン2』会場で見た限りでは超・期待できるエロ造形でしたからね!!!!!



それにしてもこう、先ほども書きましたが、この2年間でフィギュアは一体どれだけ進化したのかなー、と思いますね。
少なくとも全力での脱衣方向にシフトしていってるのは間違いないんですが、根本的な部分というか。
塗装や展示方法など、ある意味ではもうこれ以上の進化は……・望めないのかもしれませんね。

石油高による原料の高騰や生産工場の問題から繋がる(無論それだけが原因じゃない)発売延期。
大量のフィギュアリリースラッシュによる市場の飽和がある一方、生産数が少ないために『欲しい人に行き渡らない』ことも。
メーカー側の対応として人気フィギュアが再販されても、今度は他の新作とぶつかったりでどんどんと売り場が圧迫されていくこの悪循環。
キャラ人気だけの粗製濫造フィギュアも出るし、原型サンプルと商品の出来に差がありすぎたり……買うこと自体がバクチのメーカーも増えましたしね、残念なことに。
そうかと思いきや、価格に見合わぬ超クオリティでこちらを狂喜乱舞させてくれるメーカーもありますし、
まだまだ希望はあちこちに転がってもいるんですけどね。

良くも悪くもココまで成長してまだ5年足らずの市場ですし、問題が出てくるのは仕方ないところではあるかもしれません。
ただ、やはり1ユーザーとしては『2年前より進歩していて欲しい』と思わされてしまうワケで。
ココからもう一段階進めば駄メーカーが淘汰され、ある程度安定した市場に(成長期から安定期へ)なるのかもしれません。
願わくば、その成長過程で出る不幸な出来事がもう少し少なくなればいいんですけどねぇ……。

……とか、こうして過去のフィギュアをジックリと見つめなおすと、柄にもなくマジメなことを考えてしまいました。