グッドスマイルカンパニー 1/8
がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 天宮学美
さてさてさて。

世に数あるアニメの中、どれを見るかどれを切るかというのはもうオタとして避けて通れぬ選択の道であると思わざるを得ない今日この頃でありますが、そんな中でも少し辛いのが
『自分が見ていないアニメが非常に高評価』の場合と、
『自分が面白いと思っている番組がボロカスに言われてる』場合だと思います。
前者の場合は自分のアンテナの低さを反省することで解決できないワケではありませんが、後者の場合は……何ていうかもう……(悩)。まぁ個人の好みの範疇の問題だし誰に責められるべきことでもないんですが。
後者の場合、自分が見てなかったのが悔しいのとはまた違って、自分が面白いと思っている部分が世の皆に受け入れられていないというのが哀しいんですよねぇ。

で、この『まなびストレート!』も、ユーフォーテーブルが渾身の力を込めて作ったであろう良作であり、さとっちさんとしては大好きなアニメではあったのですけれど。
どうにも世のブログや感想サイトを見てると『ハルヒの二次劣化』とか『ハルヒの前に屈した』とか『ハルヒと比べるべくも無い』とか色々といわれておりまして、違うんだそうじゃないんだハルヒ云々ではなく、この『まなびストレート!』が面白いのかどうかが問題なんだ!!と拳を振り上げたものの、どこに振り下ろすでもなく淡々と月日が移ろい放映が終わり、DVDも既に4巻まで発売されたワケです。

で、DVDで見返してもやっぱり面白いよなぁ、と思っているところ、やっと発売になりましたグッスマからの天宮学美。
転校生でありながらすぐに生徒会長に就任し、その類稀なる手腕と方向性を持って聖桜学園を活気に溢れた学園へと変貌させた、僕らの我らの学美さん。
思えば第一話の冒頭で「はじまるよー!!」と叫ぶ学美のビジュアルからして、さとっちさんのストライクゾーンにドカンと来たんですよねー。いや、ロリとかソッチの方向じゃなくてよ?
スケールは1/8となっておりますが、キャラデザがかなりロリ方向に突っ走っているため良く分かりません。
しかしホバーボード(エアロバイク?)がセットのうえ、かなり空間的に造形されている一品のためにボリューム感は満点です。
こういう動きのあるフィギュアというと、コトブキヤのまーりゃん先輩ぐらいが.30CAL CLUBのレビュー実績かな?

ホバーボード(またはエアロバイク)とベースの固定は金属棒を2本使っており、かなりガッチリ固定されます。ホバーボードと学美の固定は足の裏のダボで。これまたガッチリと固定されるので、容易に倒れたりはしませんねー。
顔はほぼ完璧に学美さんです。
こう、堀江由衣さんのボイスが聴こえてきますねまぁぁ〜っすぐ、GO−−−−!!!!!
まぁ若干平面顔っぽい気もしますが、それはもうキャラデザ自体がそんなんだ、ということで。

髪の毛には特徴的なホワイトのラインが入っています。最近だとFate胸像コレクションとかリボルテックのセイバーさんでもありましたが、密度感が良くなりますね。

背中のリュックは芸が細かく。ウサギのプリントや留め具といった部分もしっかりと再現されています。
魅惑の脚〜腰周り。下着が見えないように頑張ってみたよ!!(ぇー

単なるロリぷに造形ではなく、作るところはシッカリと作りこまれて塗られてますねー。
脚のラインとか、スカートのふわっとした感じとか、ブレザーの裾から除くブラウスとかブラウスとかブラウスとか(ツボに入ったらしい)。
また、右腰部ハードポイントには聖桜学園の生徒手帳がマウント(ぇー)されています。
これまた小さい物件なのに、ちゃんとタンポ印刷(だよね?)で再現されているのが良いですなー。
まなびに胸などいりません!!!!!(断言)
そんなこんなで、最近買ったフィギュアの中でもトップクラスのフラット造形。うむ、良い良い。
大きいおっぱいは地球温暖化に寄与しているとかの話もありますし(ぇー)、
漢の浪漫、ホバーボード。またはエアロバイク。
そりゃもう『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』を見てからメロメロですよお父さん。デロリアンと同じぐらい劇中で大活躍だし。
3に入っても活躍してたしねー、うん。早く実用化されて販売開始にならないかなぁ……


閑話休題。


このホバーボード(まだ言うぞ俺は)は基本的にプラ製で、シッカリカッチリ作られています。
一部にはクリアーパーツも使われて、質感とかも良い感じ。欲を言うなら左と右でライトの色を変えて欲しかったかなー。もちろん左は赤灯でな!!(何
ハンドル部はプラ製の軸で接続されているので、ホバーボード単独で飾りたいという酔狂極まりない立派な変態の方(ここにいます)は注意ですね。シンチュウ線を加工して、メーター部に改めて接続してやると良いかもしれませんが……。

ただ、気になるのは本当にその程度なのですよ。小道具ながら実に良い出来をカマしてくれております。
ホバーボードを接続するクリアーベースのモクモク感も面白いですしね。
学美のぱんつは白ぱんつ!!
そんなワケで、先ほど「下着が見えないように頑張ってみた」と書きましたが、そりゃーもうアンタ、ワリと見事に見えますよ学美さん。

後方から仰げば尊し学美のぱんつ。教えの庭にも早幾年。思えばいととこの腰つき。今こそ割れ目、いざさらばとか言いたくなりますよね!!(なりませんこの変態め)
しかし実際、正面からだろうが横からだろうが情け無用ファイア!!とばかりにぱんつがモロ見えなのは事実です。
むしろこう、ミニスカートだけど下着がなかなか見えない、ぐらいの方が嬉しいのは俺だけでしょうかねぇ。

……ただし。
スカートは外れません。何だろうこの画竜点睛を欠いた構成。
正面から見ると、おもいっきり白ぱんつが丸見えになりますまなびさん。
だがそれが良い。だがそれが良い。
我が家の乗り物セットさんたちと。
何か一人だけ頭身が明らかに違います。だがそれが良い!!(ぇー


……そういやまほろさん、シルフィード装備とかで立体化されませんかねぇ……。


閑話休題で、グッスマのまなびさんでしたー。
出来としてはやっぱりグッスマクオリティ、細かいトコまで安定している感がありますねー。
トイズワークスから出ている学美&光香のセットも良いんですが、やっぱ安心感はコッチの方が上ですね。
今後、『まなびストレート!』のフィギュア商品が展開されていくのか判らない、という不安点はあるものの、純粋に出来の良い学美フィギュアが欲しい方にはオススメですよ。
逆に、『聖桜学園生徒会メンバーをそろえたい!!』という鋼鉄の意思を持った人は、トイズワークスの展開を楽しむ方が良いかもしれません。