アートストーム 1/6
サムライスピリッツ 天下一剣客伝 ナコルル
さてさてさて。

何やら最近めっきり格闘ゲームをプレイしなくなってきております。
唯一頑張っているのと言えばメルブラぐらいかなぁ……。そもそもゲームセンターに行くこと自体が減っている、とも言えますが。

しかし格ゲーに興味が無いわけではなく、むしろ女の子キャラが大好物(喰うな)なのは以前の不知火舞でもお分かりのとおり。
イング様やら霞さんやら、何か色々と格ゲーキャラのフィギュアを買ったりしております。

そんなさとっちさんの格ゲー原体験はストリートファイター2であり、サムライスピリッツであり、飢狼伝説だったりするわけで。
やはり青春の格ゲーヒロインと言えば『春麗、不知火舞、ナコルル』だという男性諸氏は星の数ほどいるのではないでしょうか。

……いやまぁ性春的な意味でヴァリアブルジオの武内優香とか言われるかもしれませんが……。

でもそんな青春の格ゲーヒロインの3人が3人とも完成品立体物に恵まれてないのはどういうわけか。
サムスピなんか、いろはさんが一番多くて次がミナですからね……。
マックスファクトリーの『西村キヌコレクション』ではカプコンキャラの立体化が進んでいますが、
サムスピに関しては前述のようにお寒い状況が続いておりました。

ところが今回、アートストームからケルベロスプロジェクト原型のナコルルが完成品での立体化。
思わず本気で喜んでほぼノータイムで予約してしまったのも無理はないと思います。
原型はケルベロスプロジェクトのG.Oさん。
ガレージキットの時からその高い造形レベルに感服していましたが、いろはに引き続き完成品での販売です。
サイズは1/6となっていますが、この辺は後述いたしましょう。

七尾奈留さんの描かれたイラストをモチーフにしているようですが、元画像はちょっと見当たりませんですねー。
宝刀チチウシを逆手に構えた躍動感溢れるポージングで、実に飾り栄えがいたします。
ですが、ママハハが付属していないのはちょっと悲しかったり。
あと、ケープの翻りっぷりが物凄いので後ろから見ると何のこっちゃ判らなくなってます(笑)。
顔は非常に可愛いですねー。ナコルルの印象からするとやや目が大きすぎる感がありますが、
元絵を再現していると思えば対して気になりません。


しかしナコルルにしてはおっぱい大きすぎるよなーというのは非常に気になります。ええ、
宝刀チチウシを握った左手。 手首の造形自体は少々ダルめです。塗装も少し荒いなーと。
爪まで塗装されているのは良いんですが、指と指の間に濃い肌色でスミ入れされているのがクドい感じですね。
通常の1/8フィギュアと比べても、少し劣る感じは否めません。
宝刀チチウシは逆手持ち。柄の部分の形状が少し変わってて面白いです。
腰の後ろの鞘に納めることも出来ますが、塗膜の関係で少しキツいのに要注意。
翻りまくったケープですが、ちゃんと非常に良い造形だと思います。裾の部分に当たる赤帯部の白ラインは、少し塗り分けが荒いかな?

ベースは黒一色ですが、占有面積は小さいのでそんなに邪魔にはなりません。
たまにこう、スゴイのがありますからね前後左右にバカデカいという……。
巫女服とワキ。

……その性質上、およそ見えるハズのない秘密の花園であり男の浪漫を過剰なほどに刺激する魅惑スポットなのでありまして、
このワンポイントこそがアートストーム版ナコルル最大最強の見せ場だと言っても過言ではありません。
本当か

なお、この画像で分かるとおり巫女服は前後分割方式。
思いっきり、それはもう親の仇のごとくガッチリと接着されているので脱衣はほぼ不可能です。
可能っちゃ可能ですけど二度と戻せなくなる覚悟が必要ですね。

ただ、その『中身であるボディに巫女服を被せている』という構成だからこそ、
ここまでステキ極まるワキスポットが生まれ出でたと言えます。
コレで脱衣が可能だったらそれはもう言うことありませんが、現状でもナイスであることに変わりなし。
ママハハが無くて少し寂しい感もあったので、ついウッカリですけどゼクティさんからラッシィを借りてきてしまいました。
まぁホラ、片や自然を守るために戦うアイヌの巫女で、片や森の精霊王ですから。
こういう組み合わせもおかしくは無い。と思う。多分。
占有スペース的には似たようなもののカミュちーと。
ふと思い立って絡ませてみたら、あまりにもポージングが親和性高くて驚きました。
チチウシの刃の部分とカミュの足裏の高さがバッチリなもんですからもうねもうねー。
で、同じ1/6というコトで並べてみたよ霞さん!!! でも……何だろうこのサイズ差
カミュとの統一感が異常だったりするのを考えると、このナコルルは1/6というより1/8とか1/7スケールぐらいですね。
スケールはどうあれ、基本的な出来が良いことには変わりありませんけれど!!
っということで、アートストームのナコルルでありました!!
どうもこう、立体物展開で苦戦するナコルルにおいて一服の清涼剤といえるかもしれません。
ベスト版、といえずとも現状で限りなくベターな出来のナコルルですから。

ただ、夏場を迎えるのはちょっと怖かったりしますけど(苦笑)。かなり重心が後ろに行ってますからね。
マックスファクトリーのナコルルもそうですが、『ナコルル=重心偏りフィギュア』、って公式はちょっとヤだなぁ(苦笑)。