アルター 1/8
ストライクウィッチーズ2 ゲルトルート・バルクホルン
TOPページ HOBBY LOG DIARY LOG PROFILE 映画 感想 購買予定表
発売時期:2012年4月12日出荷 原型担当:無銘
さてさてさて。

先日レビューしました坂本さんに引き続いてのスト魔女フィギュアはバルクホルンさんでございます。
劇場版前売り鑑賞券付属の限定版とかもありましたが、あっちはスルーしていたので今回は通常版でー。

尤も、蓋を開けてみるとトゥルーデが劇中で宮藤の機関銃を使ったシーンは存在しておらず、
「……劇場版に付随してのあれこれなら震電装備の宮藤にMG42持たせたバージョンを出せばよかったのに……」
とか思ったりしますが、そこは劇場版のネタバレにもなるし大人の事情もあるでしょうし言わぬが花と言うものでしょうか。
言っちゃったけど。

とは言え劇中ではまさかの宮藤大好きっぷりに加速がかかっていたりフル装備で出撃したり宮藤にMG42を渡したりと、
結構な優遇っぷり(エイラーニャコンビとはかなりの差が……)だったわけでありまして、いやー愛されてるなぁと(笑)。
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールとかもろもろはアルターのスト魔女シリーズ共通ですね(だんだん適当になってきてませんか)。
支柱は左脚のストライカーに金属軸を挿す形式。かなり重心が高い位置になるものの、安定感は結構あります。
こういう時金属支柱は良いね……と思いますが、転倒にだけは注意しましょう。

ポージングは今までに出たアルターのスト魔女シリーズ中でも一番躍動感がありますね。
今まさに銃撃している、というポーズは他のキャラには無かったものですし、トゥルーデのキャラクター的にもピッタリですなぁ。
上半身をグルっとな。
灰色のカールスラント軍装ですが、襟元のカットやリボンがそこはかとなく女の子っぽい(笑)。
MG42を持たせる関係で両肩ともに分割ラインが入っていますが、なかなかのフィット感があり、それほど目立ちません。
顔のアップはこんな感じで、相変わらず前髪やアイプリントの定点観測ポイントについては文句無し。
さすがのアルタークオリティ……!!!

ただ、前髪が結構ペタっとオデコにくっついているので眉毛が見えづらく(ここがキッと上がってるのが勇ましいんだけどね)、
またケモノ耳が他のキャラと違って垂れ耳なので、ちょっと弱々しい、というか怯えているような印象にも見えちゃうのが残念かな。
出来はものすごく良いし、キャラクターの意匠的にも大正解なんですが。
エーリカ大好きトゥルーデおっぱい!!!
しかし軍装が結構キッチリとしたデザインであり、ちょっと厚手のモノっぽくなっているので、
明確な「でっけえ!!!」という感じではなく(苦笑)。
しかしハリ良し形良し、とエーリカのお墨付きがあるだけあって、なかなかこう、うむ……!!
トゥルーデの武装といえばMG42を二挺持ち、なわけですがここでもキッチリと再現。
相変わらずアルターのMG42は良い造形だわ……サーマルジャケットの中の銃身はきっちりメタル塗装ですしね。
ミーナのものほど綺麗でもなく、エイラのものほど使い込まれているわけでもなく、
どちらかと言うと補給が潤沢に受けれる状態でそれなりに使い込んでいる、という印象を受ける表現がお見事。
マズルハイダー部分が結構「焼けた」表現になっているのも嬉しいところです。

また、射撃中の左手はトリガーに指がかかっているものの、右手はトリガーから指を外して伸ばしている点は本当に素晴らしい。
こういうところでリアリティが感じられるのは嬉しいなぁ。
特徴的な形状のショルダーストックもキッチリ再現されており、肩にぴったりと添えられています。
ここが浮いてたりすると興醒めも良いところですが、このあたりの調整はさすがに手抜かりなしですね。
使用しているストライカーユニットは『カールスラントといえば』のMe109系列ではなく、FW190のD-9型。
これまた実機ではドイツ空軍の主力戦闘機であり、高性能かつ頑丈かつ整備性良好、という非常に優れた機体でした。
D-9型ということで、当初は空冷エンジンだったのを液冷エンジンに乗せ換えたタイプになりますねー。

形状的にもMe109系列より細身でありつつもプロペラ後方のカウル部分が盛り上がった形状だったり、
実機ならコクピットがある一の前方にある機銃部分がバルジになっていたりと、形状も特徴的で見ていて楽しい。
左足のストライカーにはトゥルーデのマーキングが。
飾る向きの関係で上下逆にしか映らないのがなかなか苦しい(苦笑)。
プロペラはいつも通り、回転状態のものと停止状態のものが付属。停止状態のものは(ry
しかしノーズカウルのペイントが赤白でカラフルなので、プロペラ越しに見える景色がなかなか華やかでいいね。
ベースはいつもどおりにこんな感じで。サイズは他のウィッチたちと全く同じになっています。
シンプルな白のズボンで大開脚、ということで、他のスト魔女シリーズと比べてもじっくりと股間部分を堪能できるポージング。
しかし悲しいことに、お尻の部分は尻尾に隠れてお尻の谷間を堪能できない構造という……おのれディケイド!!
…しかしこうやって股間とおっぱいを同時に堪能できるポージングというのは、うむ、なかなか。
そういえば書き忘れてましたが、ちゃんと射撃中のMG42の軸線と目線とがピッタリ合致しているのも忘れちゃいけませんね。
このあたり、地味で目立たないけど相当キッチリ摺り合わせてるんだろうなぁ、お見事です。
最後はカールスラント組であり上官でもあるミーナさんと並べましてー。
いやー、なんでこんなにも横幅食うんでしょうね……(血を吐く思いで)。これ以上引けないよママン…。
とは言え今度発売になるエーリカが出たら三人並べて飾らないわけにはイカないんですが(笑)。

っということで、アルターのトゥルーデでしたー!!
出来は相変わらず素晴らしいアルタークオリティ、飾るのに必要な場所も相変わらずのアルタークオリティというところで、
展示場所に常時頭を悩ませてるクラスタとしてはなかなかに嬉しい悲鳴をあげなきゃいけない感じですが、
かなりの満足度がある逸品でした。やっぱりアクションを感じられるポーズっていいですよね……。

次に発売されるマルセイユ、そしてエーリカが何月頃になるか(延期が無いとは毛頭信じていない)まだちょっとわかりませんが、
とりあえず劇場版に間に合わせてきたリリースラッシュは一段落ですねー……。

……さてペリーヌとリーネちゃんとルッキーニ、誰が大トリになるかのチキンレースはどういう結末を迎えるのか……。
あ、ハイデマリーさんが出るならペリーヌが最後に回っても何とか我慢しますので、何卒(ぇー)。