『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』 第9話「VANISHING WINGS」感想 | |||||||
■ TOPページ | ■ HOBBY LOG | ■ DIARY LOG | ■ 購買予定表 | ■ 映画 感想 | Tweet | ||
![]() Amazonプライムビデオ:『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』 |
|||||||
更新日:2017年6月2日 | |||||||
・何はともあれプライムミュージックで『Armor Zone』と『DIE SET DOWN』が聴き放題来ましたよ。 ・Amazonプライムミュージック:仮面ライダーアマゾンズ SEASON U/仮面ライダーアマゾンズ 主題歌「DIE SET DOWN/Armour Zone」 オリジナル・カラオケはともかくとして、英語版も聴き放題なのは地味に嬉しい所。というか海外でみると英語主題歌になってたりするんですかね……。 ・二人を回収させろ 橘局長の思惑としては「仁と千翼に潰し合わせる」ことは本意ではなく、『オリジナル』である千翼の身柄を確保して凍結、なおかつ研究対象にすることか。 実際の所、ここで仁さんの身柄も押さえて置かなかったことについてはちょっと疑問が残りますが。 ・「お前の母さんだよ」 七羽さんが食われるシーンの回想、よく見るとアマゾンらしき腕が3本見えてるんですよね。 千翼の双子がいたのか、あるいは千翼自体の腕がもう一本(あるいはそれ以上)あったのか。 ……とか思いながら見ていたら、まさかの、ねぇ。 ねぇ。 ・「サカリのついたガキは父親より女か」 黒崎さん本当に容赦がないですが、まぁ本当に何のフォローも出来ない感じです。ええ。 強いていうならここで「イユが自分以外の誰かとチームを組む」「イユが自分の元から離れてしまう」という危機感を千翼が抱いたからこそあの展開につながる(バッドエンド直結)、んですけれども、どうにも千翼のクズっぷりが目立つ結果に。 千翼が生まれてからまだ5年しか立ってないから……とか言うのも、シーズン1での大滝君を思い出すと説得力がない……。 ・「七羽さんは、本当にお見通しだ」 七羽さんによって描かれたと思しき壁の絵は「翼の生えた少年」にも見えるもの、 翼が6枚しか無いように見えますが、「何かが一つ欠けた七羽さん」なのか、それとも「千翼のことをモチーフにしただけで羽根の枚数に意図はない」のか。 ・ガバガバな尾行 実質的に戦力外通告を受けた福田と水月は「悠から取れる情報はすべて集める」という任務を情報部から受けて、元駆除班の皆様を尾行中。 しかしその図体の車でその距離にいるのは「尾行してます」と言ってるようなもんだな!!!!!いや尾行しててもしてなくても、元駆除班with悠に大きい影響は無いんですけど。 ・橘局長ブチ切れモード 1:千翼の父親が仁さんだと考えすらしなかった自分に腹が立つ 2:色々黙ってた千翼に本気で腹が立つ 3:『オリジナル』がすぐ近くにいたのに気づけなかった自分たちに腹が立つ 4:なんかもう全部に腹が立つ というオッサン特有のブチ切れモードですが、気持ちは大変良く分かる……よく分かるぞぉ……。 「唯一の、極めて危険なアマゾンだ!」「違わない!君こそが我々が探し求めていた感染源なのだよ!!!!!」もはや局長セルメダルなしでもグリードになれそうなぐらいのノリノリ感。 千翼はここで自分の存在自体の『罪』を全部突きつけられましたな。 ・千翼の凍結措置 人工的に脳死状態を作ることで、生命活動を停止させずに無力化・無害化する。 「オリジナルの細胞を生きたまま長期的に保管し調査する」ためにはまぁこれが一番いい方法でしょうか。 問題は、その、檻を下ろしてそこに入れて檻を上げてなどという面倒な手順が必要だったことで……。 ・マモル達の探していた場所 悠に知られている場所であっても、新しい隠れ家を探すよりはマシ……とマモルたちが考えたかどうかはともかく、 見事にビンゴだったのが今回の施設。 そして福田と水着きの尾行に完全に気づいてた志堂さんと、尾行されてることにあんま気づいて無かった元駆除班の皆様。君たち……。 志堂さんからすれば「いざという時のことを考えれば頭数は多いほうがマシ」なのもありますし、結果としてこの判断がチーム壊滅を防いだ形になりました。 |
|||||||
![]() |
|||||||
・「俺達は、まだ何も始めてない」「俺、今、初めてお前を欲しいと思った」 北の監督の映画『キッズ・リターン』に「俺たち、もう終わっちゃったのかなぁ」「馬鹿野郎、始まってもいねえよ」という素晴らしい台詞があるんですが、今回の千翼に対しては「馬鹿野郎、もうとっくに終わってるし始めることなんかできねえんだよ」という言葉を投げつけていきたい。 そんなことを思ってたら千翼が暴走して、謎のニードル的なものが全方位に射出。 この瞬間は「あぁ、シーズン1で悠がトンネル内での戦闘時にニードルを出したやつかな」と思ったんですけどね……。 ・さっきまで命だったものが辺り一面に転がる 凍結用のカプセルに入れてケージで吊り上げる以外に何の安全措置も講じてなかった4C、ほぼ壊滅である。 いや、なんかこう、防爆室みたいなところに入れて凍結措置を勧めるとか、先に薬剤で眠らせるとか、なんかそういう方法考えなかったのかよお前ら!!!!! ・「千翼。駆除しちゃいけないやつ」 ここで響いてくるイユのポンコツっぷり。まぁイユを出したところで暴走千翼に勝てたとは思えませんが。 4Cの方々も「ケージの入り口に向かって下からの射撃」とか難しいことをしてますし、なんかもう本当ダメだ。 その中で非常ボタンを押しに立ち上がった加納君、マジできる男である。男でした。無念。 ・迂闊に入ってきた橘局長 橘さんはホラー映画を嗜む習慣がなかったのか、わざわざ「逃げ出す人たちの流れに逆らって部屋に入り殺される」という、死にやすい馬鹿な若者の行動をトレースした結果見事に死ぬことに。 煙の中に見えた暴走千翼のアマゾン態は腕が8本あるシルエットで、顔はSICの仮面ライダーアマゾンを彷彿とさせるもの。無数の触手は指の延長線上にあるものなのかな。 ただ、触腕などのCGは「いつもの残念な東映のCGクオリティ」という感じで、ここはもっと頑張ってほしかった……橘局長の最期とかもうあれ完全にギャグじゃないですか……。 ・なんですかこの警報 加納君が命がけで鳴らした警報に呑気な「なんですかこの警報」と反応する警備員、4Cはダメだな!!!!! ・加納君最後の報告 殺される前に千翼のオリジナル態を撮影し、水澤さんに送り、「オリジナルは一体ではないかも」という推測まで伝える加納君、本当によく頑張った。 水澤さんへの愛だったのか、単純な忠誠心だったのか。どちらなのかは明示されませんが、「単なる人間」であり、「戦いの場に出ることは一度もなかった」キャラクターが、最後の最後でおのれの使命を全うしたのはちょっと泣けました。 ・廃屋の戦い 身体を透明化、あるいは周囲の景色に溶け込ませることの可能なアマゾンの不意打ちは、奇しくも千翼と同様の「無数のニードル型触手」による貫き攻撃。 悠がいなかったら洒落抜きに全滅してましたねこれ。直線的なやつで良かったと思う他にない……。 ただ、志堂さんが腹部に一発もらっており重傷になったのは痛すぎる損害ですね。 「もう一体のオリジナル」は、千翼の双子なのか、それとも切り落とされた千翼の腕から生まれたものなのか。 この点は今後の説明に期待するしかないかな。 ・ニューオメガ ネオアマゾンズドライバーを使っているのに『ネオオメガ』じゃないのはやっぱり「オ」が2音続いて不細工だからでしょうか。 それはそれとして装甲のメカニカルさがスゴイことになっているニューオメガ、アマゾンというよりはキカイダーとかメタルダーとかそういう印象を受けますね。 戦闘力もアップしているのか、複数のアマゾンを相手にして終始優勢を取り続けているのが印象的。 ・圧烈弾、発射 一体どんな謎エネルギーを圧縮していたのかは不明ですが、アマゾン5匹を一瞬で消し飛ばしてなお背後の建物を大爆発に叩き込むという謎の威力。うん、それは確かに街中では使えないなこれ!!というかよく使おうとしたよな黒崎さん!! ・千翼を狩れ!命令だ 千翼が暴走してる時にろくすっぽ状況報告の連絡もせず手榴弾投げただけの黒崎さんじゃないですかーチィーッス。 ともあれ、これで千翼は明確に「狩られる側」にジョブチェンジ。おめでとうございます。 ・次回予告 どうも仁さんらしき人が銃撃を受けていたり、会長が寝たきりになっていたり、水澤さんのところへ美月たちが至り……で、やはり駆除班をバックアップしていたのは会長と水澤ママで間違い無さそう。銃撃を加えていたのは黒崎さんが言っていた『機動部隊』の面々なんでしょうか。 そしてイユと千翼の戦い、仁と千翼の再会などもあるようです。盛り沢山だな……。 「生きたいんだ!」と叫ぶ千翼は悲痛ではあるものの、もはや人類社会にとっては単なる脅威でしかない状況。 どう考えても幸せになれる未来なんて見えてこない(全滅エンドが唯一ハッピーエンドに近いとすら言える)わけですが、さて残り3話……一体どうなるでしょうか。 |
|||||||
![]() |
|||||||
![]() |