『仮面ライダーアマゾンズ』 第12話(プライムビデオ版)感想 | |||||||
■ TOPページ | ■ HOBBY LOG | ■ DIARY LOG | ■ PROFILE | ■ 映画 感想 | ■ 購買予定表 | ||
Amazonプライムビデオ:仮面ライダーアマゾンズ |
|||||||
今回はついに実行されるトラロック、トラロックの渦中で戦い続ける仁さん、そして一線を越えてしまったマモル……と、見どころは豊富。ただその中でやっぱり悠のふらふらっぷりが救えないなぁ。 ・空腹だけど「ハンバーガー美味しくない、要らない」で投げ出すマモル。 ・この時点で状態がおかしいことに気づいてたのが福田のみ、という辺りにケア体制の貧弱さを思うばかり。 ・「悠が避難しないならトラロックは発動しないわよ!!」とキレる令華さん。 ・再優先順位は『アマゾン実験体を殲滅すること』だったにも関わらず、『悠だけは生かすこと』がその上位として突然出てきた印象があります。 ・新型薬剤の駆除率はアマゾンマンションで使用した際の8割程度。残ってしまった実験体を相手取るためにも悠は温存しておきたい、という現実的な理由もありますが。 ・前回は秘書に端末持ち逃げされるわ、今回は「悠が街に残ってる限りやらないから!!」と言い出すわ、どこまで本気でやってるんだろうねこのおばさん……。 ・未だに悠がどういう存在なのか、が見えてこないのが視聴者側のストレスの原因。「第3のアマゾン」と言われても、それが結局何なのか?令華さんは何を考えて悠を養子にしてたのか?などが見えてこない……。 ・令華さんの電話の相手は仁さん。悠に腕輪ハメて薬剤過剰投与で昏倒させて緊急避難、が目的。 ・仁さんの目的が「すべてのアマゾンを殺すこと」である以上、通るはずもない要求。 ・「翌日がトラロックに最適の雨模様」なら、悠の身柄を預けてる駆除班の志藤さんに依頼するべきだったのでは。 ・令華さんが時々ものすごく救いようのない阿呆になるのは狙ってるのか何なのか。 ・地下水道に潜むアマゾン実験体たち。ここでも「通行人を引きずり込んで殺して食ってる」。 ・すでに人肉の味を覚えて、それのために人を殺し、でも姿は人間に擬態したまま……という、どう考えても最悪の存在になっている実験体たち。 ・朝起きると美月が悠の拘束用腕輪かっぱらって逃亡。そんなもん居間に置きっぱにしてる令華さんの知能指数とは一体。 ・三崎に「マモルには注意しとけ」を告げる福田。でもそれまずは志藤さんに相談しておくべきだよね。 ・乗り込んできてトラロックの実行を要求する仁さん。「やるべきときにやります」な令華さん。 ・悠から「「こんな酷いことを」と言われた時は「早くやらないと大変なことになる」と言ってたのに何なんだアンタは。 ・研究所のアマゾンデータベースにアクセスして「トラロックの実行かデータの流出か」を迫る仁さん。 ・データベースの管理ザルすぎませんか……。 ・悠が出会ったアマゾン実験体は人肉ハンバーグの店にいた女性型。何故か一人だけ助かっていた模様。 ・手や服に付着した血液が「地下に引きずり込まれた人間」を食っていたことを示していますが、それでもスルーして見逃そうとする悠。 ・「あの人達(アマゾン実験体)を殺すのは間違ってる」と確信する悠。「覚醒していないかぎりは何をしても見逃す」が悠の行動原理なのはわかるけど、見ていて気持ちいいものじゃないよねぇ。 ・「自分(仁)が死ぬかもしれないのにトラロック発動を促すのは異常」と断じる令華、「面白い」とゴーサインを出す会長。 ・仁の目的は「アマゾンを殺しつくすこと」、会長の思惑は「トラロックでも死ななかった実験体たちが真の強者となること・一大実験場となった街で一体何が 起こるのかを見ること」で正反対なものの、その前提条件となる『トラロックを発動する』部分では一致を見るのが恐ろしい。 ・会長からの命令に屈する令華さん。会社員はつらいね。 ・次々に覚醒していくアマゾン態たち。てっきりトラロックの影響かと思ったら純粋に時間切れだった模様。 ・前回の雨の日に実行しとけばこんなことには……。 ・バイクで走ってる途中に覚醒してそのまま飛び出して通行人を襲ってたオッサンが今回のMVPです。 ・雨の中での仁さんの独白は大変良かったと思います。 ・その一方で三崎を襲うマモル。「食われる覚悟はできていなかった」に加えて「危険性を見誤っていた」もあるよね。 ・三崎の被害は左腕の肘から下を丸ごと。マモルを撃とうとする福田をそれでも止めるのは『甘すぎる』。 ・マモルの腕輪は非覚醒を表す白発光のまま。このまま逃走された場合、居場所をロストする可能性がある。 ・マモルが逃走してから志藤にやっと連絡する福田。マモルを撃とうとする前にそれが必要でした。 ・美月から「逃げろ」と言われてもそれを断り、マモルを止めに行く悠。美月さんの立場とは一体……。 ・一応「悠がアマゾンになっても変わらずに接してくれる存在」ではありましたが、本当にそれだけで終わってしまった感じがすごい。 ・美月のみ、何も成長がないまま最終話手前まで来てしまいましたが、彼女に何か変化はあるのでしょうか。 ・ところで次回予告で三崎の左腕が普通にあったのは一体どういうことなの……。 開始当初は「マモルは悠に殺されそう」「マモルはシグマに殺されそう」と思ってましたが、ついにマモルが人間を襲って肉を食らうという展開が来ましたなー長かった!! コレで最終話は『悠VSマモル』『悠VS仁さん』の二本立てになりそうな感じですかね。 あるいは『マモルを殺そうとする仁と、マモルを止めはすれども殺したくない悠』の戦いかな。 ただやっぱりマモルに関してはケア体制が「腕輪だけ」というのはあまりにも……。 負傷した際の入院検査的なものはありましたが、あまりにも腕輪による制御に頼りすぎていた感じ。 そもそも『非覚醒状態でも人間を襲い、食らうことにためらいのない実験体』がすでにいた中で、それらと接触することでマモルに何か変化があるのでは……というところまで考えておくべきだったのではないかなぁと思います。 とは言え、『駆除班は時間稼ぎにすぎない』『本命はトラロックによる大規模殲滅』だったので、まぁそれもコレも仕方ないよね、マモルに食われたら口封じする人間がひとり減って面倒がなくなるしね、というのが辛いところです。はい。 会社としては実験体の処理が終わったら駆除班の皆様の口封じをするのが最優先事項になるしな……。 まぁ予告編を見てますとまだまだ駆除班の戦いは続く模様(第2シーズンもありますしね)なので、三崎くんの腕がくっついてる理由もそこである程度は明かされるでしょうか。でしょうか。 ……多分。 最終話のタイトルは『M』ということで、コレが『水澤』のMなのか、『マモル』のMなのか、それとも『モンスター』のMなのか……何でしょうね、コレは。 トラロックを経て生き残ったアマゾンのことを指すなら『モンスター』の意味になりそうですが、もっとシンプルにマモルのことかもしれません。あるいはその3つの意味合いか。 |
|||||||