『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』 第6話「SCHOOL DAYS」感想 | |||||||
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Amazonプライムビデオ:『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』 |
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更新日:2017年5月12日 | |||||||
・乱戦 と言っても構図はシンプルで2対2。戦闘経験の豊富な悠がイユを圧倒し、割って入った千翼もワンパンでダウンさせるという展開なものの、マモルを逃がすためにその場を退いたのはちょっと詰めが甘い感じ。 マモルからするとバラアマゾンを逃がすのが一番の目的だったので、ある意味目標達成ですが。 ・マモルの叫び 「守ってくれるけど戦ってくれない」「人間を食べてもいいって言ったのに!!」 これに対する悠の回答は「食べるためなら人間を食ってもいいけど、人間をアマゾンにするのは容認できない」。 人間でもありアマゾンでもある悠としてはこれぐらいのラインに落ち着きますわな。 悠の理想としては「生き残ったアマゾン実験体たちが狩られることもなく、快楽的に人を殺すこともなく、小さなコミュニティで群れとして生活しその生涯を閉じていく」方向。 だからこそ、闘争の過激化が絶対に避けられない『人間をアマゾンに』という方向は容認できない。 対してマモルは「その小さなコミュニティは誰が守ってくれるんだ・誰が戦ってくれるんだ」という深刻な問題を抱えておりその解決策として 1:人間をアマゾン化して現在の足りない戦力を増やし、あわよくば仲間に加わってもらう 2:全人類をアマゾンにしてしまえばアマゾンが狩られることはなくなる という2つの条件を満たす計画に手を染めた、というところでしょうか。 多分現実的には、アマゾン化した人間が一定数を超えて封じ込めに失敗した段階でアメリカとロシアと中国から日本に核が打ち込まれそうな気がするんですけどね(真顔)。 ・まだ持ってます 溶源性細胞の供給元だった『オリジナル』の腕は回収されたものの、それ以外には一体何を誰が持っているのか。 マモルたちが持っているのはブラフなのかもしれず、誰かがマモルたちへ供給しているのかもしれず。 そのどちらであるにせよ、悠はこれでマモルを「とりあえず守っておかなくてはいけない」立場が強まりましたね。 情報を聞きだして『アレ以外のオリジナル』を回収しない限り、実験体たちがまた水源地で溶源性細胞を撒き散らす危険性がありますし……。 ・誤射問題 どっちかというとまずいのは意識不明になっちゃったあたりでしょうね……。 ・黒崎さんの認識 話数によってその評価が乱高下することに定評のある黒崎さん、今回はちょっと上昇。 このアマゾンとの闘争をきちんと『戦争だ』と認識しているのは正しいですね。 奇しくもマモルがやろうとしていることをだいたいここで言い当てている。 ・イユの尋問 「出ていけよお前邪魔なんだよ」と加納さんにいわれる千翼に爆笑。たしかにお前邪魔だよ!!!!! 4Cからすればイユと悠につながりがあったこと・イユの父親が生物学の教授だったこと等の事実を踏まえてイユの記憶から色んな情報を引き出したいのに、横から邪魔してくる尋問の素人とか邪魔以外の何物でもないよな……。 ますます千翼くんの存在意義が薄れていきますが、この子はいつになったら主人公っぽくなるんだろう。 ・ヒロキ退院 武器の手入れをしている元駆除班へ「そんなこと無駄じゃないっすか!!」と叫ぶヒロキ。糞ガキである。 ただ、自分たちの甘さを認識した上で「人間をアマゾンにする計画を食い止める」ために集まった3人には馬耳東風。 ・悠と駆除班、千翼とヒロキ マモルの言葉を受けた悠が頼りにするのは元駆除班の3人、「終わりにしたい」という悠に対し「やりたかったのはそれだな」と呟く志堂さんがカッコいい。 その一方でヒロキからイユの話を聞くことしかしていない千翼、君は本当に主人公なのか。 |
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・病院前の惨劇 今回のサブタイトルは『SCHOOL DAYS』。 ヒロキの語るイユの過去話にしてはパンチのないタイトルだなと思っていましたが、そうだね、『SCHHOL DAYS』といえば生首と血しぶきでしたね。バッチリのサブタイですね!!!(ぐるぐる目) それはそれとして藤尾隊長、車を降りたところを首落とされておりましたが、あんた何でツーマンセルで監視してなかったの……?予算?予算の都合なの? ・病室に来たバラアマゾン男子 あの血まみれ血だらけの姿で病室に入り込んできているということは……ねぇ。 病院の入口なり廊下なり受付なりがどうなっているか、考えたくもありません。現に病室で一人死んでますし。 藤尾が張ってたのは裏口なのでそっち側からの侵入だったにせよ……ねぇ……。 どうやって調べて病室までの廊下を誰に止められることもなく入ってきたのか、とか…病室前に見張りはいなかったのか、とかねぇ……(震)。 ・千翼くん、ケーキを買う もうこのニッコニコの笑顔が本当の本当の本当に気持ち悪くてサイコパス感すごすぎですよ。 ・「腹くくってから来い」 福田と美月に「撃てないなら来るな」という黒崎さんはまぁ正しいよな。 ・美月と福田の結論 美月:「悠が人間の敵なら撃つ」を貫く覚悟を決めた 福田:引き金を引く理由からいろんなものを削ぎ落として「金のために」に立ち戻った ふわふわしてた2人とも行動が固まりました。 コレで福田は元駆除班、そしてマモルと決別して4Cの行動原理で動くことに。 ・VSバラアマゾン 第二戦 前回同様の挟み撃ちで攻めるものの、弱い千翼と仕事をしない黒崎隊によって危うく逃げられるハメに。 悠と元駆除班が来てくれなかったら逃げられてましたよね、これ……。 ・対峙 悠と組んだことを黒崎たちへ伝える志堂さん。 そしてイユをついに殺そうとする、終わらせようとする悠。 悠を止めようとする千翼。 千翼の大切断を止めたのは生身でしがみついた「目が光ってる千翼」でしたが、どんなギミックなんだ……。 また、福田はあのマモルが5年前に作った5円玉のチャームを志堂さんへ投げ返して決別。 今のところ人間ドラマとして面白いのは元駆除班の面々ですよねぇ、これ。 ・『オリジナル』の検査結果 溶源性細胞の他に、変異前のアマゾン細胞も残っておりそれが「千翼と一致」という事実。 さすがに橘局長も動揺を隠せない感じでしたが、いやちょっとこれは驚いたよね……。 ・仁さーーーーーん!!!!! 仁さぁああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!! メインビジュアルに居るのに話が半分進むまで出てこないとは思ってませんでしたよ仁さん!!!!!!!!!! ・次回予告 「お前が千翼か」と告げる仁さん、千翼の存在を把握しているどころか「名前をまず知っている」のが気になりますね。 もしかして七羽さんとの子供とかそういうの無いだろうな……。 そしてサブタイトル「THE THIRD DEGREE」の意味は「拷問」でありまして、千翼が酷い目に遭う感じがひしひしとしております。 そろそろ単純にベスト・オブ気持ち悪い主人公の2017年ぶっちぎり一位を走り続けるのは止めて主人公らしい振る舞いとか苦悩を見せてくれると良いんだけどなぁ!!!!! |
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