グッドスマイルカンパニー SMILE800
V.I.P. トレーディングフィギュアコレクション
さてさてさて。


最近めっきりトレーディングフィギュアを購入しなくなりました。
買ってるのは『ねんどろいどぷち』シリーズぐらいで、あとは強いて言うならリボルテックやFigmaがTFCに近いのかな……という状況。
買わなくなった理由はいろいろ考えられますが、やっぱり1箱当たりの単価が上がってしまい、BOXで買うと下手な1/8スケールフィギュアより高くついてしまうことが上げられるでしょうか。
また、満足度という部分でも1/8や1/10サイズのフィギュア、及び可動フィギュアの出来が異常なほどに上昇しており、
TFCをコンプした時よりも、スケールフィギュアを買うほうが高い満足度を得られる……というのもありますね。
ましてTFCのラインナップされているキャラクターによってクオリティのバラつきがありますしね。

あ。あと置き場所と。 縦に場所食わずに横に食うからなTFCは……(心からの叫び)。

とはいえ。

それでもやはり『買いたい』と思うTFCは存在するのでありまして、今回のSMILE800がその筆頭。
アクアプラスのトレーディングカードシリーズである『V.I.P』をモチーフにしたTFCでありまして。
各イラストレータが描いたLeaf作品のキャラ(あるいはアクアプラス作品のキャラ)を、さらに立体物として商品化したものです。
何だかんだで発売が延びて延びてましたが、無事に発売となりましたよー。
こみっくパーティー
今までで一番熱心にプレイしたであろうLeafのゲーム『こみっくパーティー』からメインヒロインの瑞希です。
元イラストは水谷とおる氏。
元々おっぱいキャラですが、ちゃーんと存在感のあるボリュウムおっぱいです。
顔は髪の毛の作りこみが凄い一方で、ちょっと表情なんかが硬い感じ。
パッケージに少しだけ載っている元イラストの柔らかさや温かさは、あんまり再現されていませんね。
まぁああいうテイストを立体で表現するのは非常に難しいですが……。
その一方、上着やら靴の造形は素晴らしい。 特に上着の背中部なんかはスケールがちょっと分からなくなります。
靴の底もちゃんとモールドがあるのは良いですねー。
何やら妙に気合の入った脚は白のオーバーニーソに包まれて。
サイズの割りに、表現というかモールドは実に良く作りこまれています。

穿いてる意味が殆ど無いようなスカートの中に鎮座まします純白下着の造形はアッサリめ。
しかしフトモモ周りの造形がよろしいので許しましょう(何様だ)。
引き続いて『こみっくパーティー』から大庭詠美。 本ラインナップ中、唯一のお座りポーズです。
みつみ美里さんをモデルにしたキャラクターですが、色々と炸裂した素敵キャラでした。一番好きなのは彩ですが(ぇー
顔の出来は本当に良いと思います。
前髪もかなり細くシャープに造形されていて、片目をつぶった表情にも違和感がありません。
気だるそうな印象が良いですねー。

ところで、ちゃんさまのおっぱいってこんなに大きいんでしたっけ。並程度だったかと記憶してるんですが……?
ちゃんさま魅惑の脚周り。 なかなかにセクシーな造形になっていますし、接地面が無闇やたらとフラット造形じゃないのが非常に良い感じ。
下着はさすがにそこまで気合の入ったものではありません。 まぁ普通にしてりゃ見えないですしねコレ……。
こみパコンビで一枚。
アクティブなイメージの瑞季と、気だるそうな詠美のコントラストが楽しいです。
この組合せで飾るのは断然アリですねー。
ToHeart
「神岸じゃありません柊です。」 ……いえ違います本物の神岸あかりです。
ToHeartキャラの中でも随一のヤンデレキャラになる素質を持ったヒロインだよなぁ、と思ってますがそれはそれとして。

元イラストはごとPさん。 さすがにごとPさんの絵のタッチを再現するのは難しかったようで、やや中途半端な印象です。
とは言え、ToHeart2キャラ全盛のこの時期に、初代ToHeartのキャラの立体物が手に入るのは嬉しい。
上半身をグルッとなー。
顔はごとPさんのイラストテイストにこだわらなければ、ややアッサリ気味ですが非常に可愛いと思います。
……こんなにもリボンって大きかったっけ……と深く悩んだ日。
脚はかなりホッソリした造形。 だからもう少しフトモモは太い方がえっちだと(黙れ)
しかし普通のアングルで見るだけで下着がチラチラと。これは良い良い。
あとカバンは小サイズながらシッカリと作りこまれています。留め金やベルトだけでなく、側面の『革の重なり』まで再現されてるのは素敵。
で、今回のド本命であるHMX-12マルチですが、あまりにも素晴らしすぎたんで別ページにいたしました。
……いやホラ、このマルチのレビューをしようと思ったら+6メガぐらい覚悟せにゃならなくてですね(以下略)。

ということで今しばらくお待ち下さい。
同じToHeartキャラというコトで、あかりとマルチを並べまして。

……いえ別にこう、何か含むところがあったりするわけではございませんことよ?(何
ToHeart2
まずは柚原このみから。
……まぁコレに関しては1/8スケールで立体化されてるんで、そんな新鮮味のある題材じゃございません。
元イラストはいとうのいぢ氏。 1/8スケールのレビューはこちらになります。今見ても出来いいなー。

しかしコッチのTFCには大いなる問題がございまして。
……夏の暑さのせいなのか知りませんが、開封してスタンドに立たせて3日でココまで傾きました
何かもうどう見ても顔面から着地する5秒前です。そしてどう考えてもリカバリー不可能。

1/8のときはかなり真っ直ぐ重心を保ったうえでのポージングでしたが、コッチはあんまり配慮が無いなー。
顔はこのサイズで考えても充分以上の出来。
左手に持ってる花も、ちゃんと塗り分けられてるのは好印象です。
神岸さんと比べると何かサイズが違ってるリボン……は別にして、出来の良い胴体周りです。
ぱんつの作りこみはホドホド、かな?
……1/8スケールのと並べてみようと思ったら、花のパーツがどっかに行ってました。 ヤバい。探そう。
しかし今の目で見ても素晴らしい出来です1/8。
コッチもまた以前に1/8スケールで立体化されてるので、あんまり有難味は無かったりしますが僕らの我らの委員ちょ。
まさか『ToHeart2 Another Days』であそこまで乱れたキャラになるとは思いませんでした。
元イラストは1/8のときと同じで、甘露樹氏になります。
頭部はあまり1/8との差異がありませんねー。 前髪の「もーちょっとモールド欲しい」感も相変わらずです。
何か素晴らしさを感じてしまった脚周り。 何でしょうか、この物凄い柔らかそうな印象は。
委員ちょ下着はピンクの下着。
作りこみはかなり頑張ってる方ですが、如何せんポーズがおとなしいのでコッチも頑張らないと見えないというジレンマが。
立体化が多いんだか少ないんだかよく分からないまーりゃん先輩。
コレは完全新規になりますね。『Another Days』のまーりゃんルートはちょっと出来が残念でした。
元イラストはうろたん氏です。
顔〜上半身を重点的に。
詠美に引き続いて片目をつぶった状態ですが、コッチもまた破綻が無くて嬉しいところ。髪留めの塗装もちゃんと細かいですしね。

制服のリボンやら造形は、このみ〜委員ちょに連なって丁寧な感じです。
『生徒会長専用』のハリセンはこんな感じで、ワリと丁寧に作られてます。ポップ体のロゴが可愛い。
これまた気合の入りまくった下半身。 まーりゃん先輩の代名詞でもある(ぇー)縞パンの再現に妥協はありません。
ToHeart2キャラの中ではまーりゃん先輩が一番出来が良いかなー。

いずれ他のキャラもこういう形で立体化して欲しいですが、さて?
最後は全部揃って集合写真。 やっぱりマルチの出来が際立ってますねー。
……いやもうぶっちゃけて言うと、マルチだけで1本レビューを作ってしまったワケで、何か色々と申し訳ございませんが。

っということで、V.I.Pのトレフィグでしたっ!!!
出来の浮き沈みがあるのはもうTFCの宿命というコトで納得するしかないですが、概ね満足できる出来でしたー。
『V.I.P AQUAPLUS Edition』のページを見てるとまだまだまだまだ沢山の作家さんが参加されていますし、
この一発だけじゃなくてもっとシリーズとして続けて欲しい物でありますねー。