コトブキヤ 1/8
ソードアート・オンライン アスナ -Ainclad-
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発売時期:2013年5月27日発売 原型担当:無銘 原型協力:中邨 拓智
さてさてさて。

先日発売されたBD第8巻がオリコンの週間ランキングで4度目のBD総合首位を獲得するという、
何気に凄まじい事になった『ソードアート・オンライン』ですが、立体化に関しては低調気味……というのは先日のねんどろアスナさんでも言ったところ。

事実上、今回リリースされたコトブキヤのアスナさんと先日リリースされたグリフォンのアスナさんの一騎打ちという、
電撃文庫のキラータイトルにしてはあまりにもあんまりな状況になっていましたが、
先日受注の終わった電撃屋のビキニスタイルアスナさん(製造はWave)が8月に発売予定、グリフォンのティターニア(ALO編)アスナさんも8月予定ということで……

……今ひとつこう、盛り上がりませんよね……いやまぁfigma今月出ますけども。ええ。スケールフィギュアェ……。

とは言え今回発売されたアスナさん、昨年冬のコミケ合わせで上京した際にコトブキヤ秋葉原でSAO展が開催されており、
そこでサンプル見て「うぉぉおぉぉぉお!?」と盛り上がった逸品でございまして。
華麗に予約をキメておりましたが、発売されたのはスケールフィギュア激戦区…どころかスケールフィギュアがスターリングラードのソ連軍兵士のような勢いで市場に投入されまくって完全に飽和感すらあった5月末ということで、いささか箱を開けるのが一苦労な所では有りました(物理的に)。

ですがやっぱり出来は一級品、サンプル見た時の「うぉぉすげえ!!!」が見事に蘇ってくる感じのアイテムに仕上がっており、
コレは一発気合を入れて撮らねば……!!!!!と思わされましたねぇ(笑)。
っということでサクサクっと……とは行かず四苦八苦しながらでしたが、ちょっといつもと撮り方変えましてのレビューで!!!
まずは恒例の全身ぐるり。

スケールは1/8となっていますが、スタンドから高い位置での浮遊ポーズなので、実際には1/6スケール級のボリュームですね。
血盟騎士団の赤と白をモチーフにした衣服とブレストアーマーに身を包み、
愛剣ランベントライトを携えながら軽やかに佇むアスナさんが非常に良い雰囲気の逸品ですねぇ・
こういう構図の立体物はコトブキヤ的にも久々……かな?
本体を中心にグルっとなー。
白の塗装も非常に綺麗で、清廉な印象が素晴らしい。衣装各部の赤いライン、ベルトや装飾の銀色、というのもまたいいですねぇ。
大きく翻った髪の毛とマントが動きの流れを感じさせますし、非常に『物語性』を感じさせる造形が素晴らしい。
引き続きまして上半身をグルっとな。
ブレストアーマーにはパール塗装が施されており、同じ『白色』でも衣服とは違った質感になっていますね。
エングレービングの塗り分けも丁寧で、非常にいい仕事をされています。見事だコトブキヤ。
表情は非常に柔らかい感じの笑顔で、ちょっと頬を染めているのが可愛らしい。
アイプリントの精度も良好ですし、今回そんな光沢バリバリのアイプリじゃないので反射しまくったりしないのがありがたいところでした。
髪の毛はもう少しサイドにボリュームがあってもいいかな?とは思ったものの、アニメのキャラデザ見てるとこんな感じですね。
翻った髪の毛は良い感じの造形と、グラデーションを抑えた塗装が特徴で。
ちょっと透明感のある素材感を前面に出してきつつ、コトブキヤならもうちょっとグラデしてきそうだよなーと思ったんですが、
これはこれで『アインクラッドでのアスナ』の姿、ということでしょうか。そういう意図が見えてくるのは面白いですね。
細剣ランベントライトは塗装・造形ともに完璧ですねぇ。
宝玉部分にクリアパーツが使われてないのが残念といえば残念ですが、柄の構造を考えるとここは一体成型で正解かな。
柄は分割できるようになっており、手に握らせる際は柄を小指側から通して、剣の本体と接続する形です。
保持力は問題なし、ポロッと落ちたり角度が勝手に変わったり、っていうのもないですね―。ブキヤは相変わらずこういうところのフィッティングが上手い。
ランベントライトの鞘は別パーツになっており、腰のダボに鞘のダボ穴をあわせて接続します。
鞘事態が細いし厚みもないので保持力大丈夫かな?と思ったものの、これが意外なほどしっかり接続されます。素晴らしい。
地味ながら造形も塗装もしっかり綺麗で、この辺りの細かい仕事もきっちりしてますなぁ(しみじみと)。
あと鞘の赤色がちゃんと服とは異なる色で塗装されてるのもいいですねぇ。沈んで落ち着いた色合いがシブい。
ブレストアーマー越しにアピールするおっぱいサイズは程よい感じでありまして。
アーマー自体の造形や質感が良好なので「触りたい」とかいうのは思いませんが、硬質感のあるアーマーがあるからこそ腋の表現なんかが魅力的に見えますよね(真顔)。
引き続きまして下半身をグルっとな。
右足裏で石柱に接続されている以外の支柱は全くないものの、ABS成形(金属棒が入ってるかどうかはちょっとわからない)で非常にしっかりしています。
造形も良好で、特徴的な形状のオーバーニーソや、しっかりとした硬質さを感じるアンクルアーマー付きのシューズなど、ちゃんと素材感の違いを出してますねぇ。

フトモモが細いのは…うんまあ、キャラデザがそんな感じなので特に文句なしです。
台座はこんな感じで、金色のリングはプラ成型で、石柱の背面のダボ穴に接続されています。
保持力はかなり良好で、ポロッと外れたりはしないかなと思います。
ただ、垂れ下がってきたりしないとは言い切れない部分もあるので、不安な人は外しておくか、
リングの前側に透明支柱で支え(di:stage付属のやつとかね)を入れておくといいかも。
ベースと石柱は別パーツですが、接続はピン3本で行われるので非常にガッチリと固定されます。
アスナさんのミニスカはあざといなぁあざといなぁと放送当時から思ってましたが、
スケールフィギュアになるとより一層、こう、あざといなっていうかちょっと視点下げると丸見えじゃないですかやだー!!!!

ということでアスナさんのおぱんつ様は純白で。うむ。フリルが付いた可愛らしいデザインなのが良いですねぇ……。
あとコトブキヤ製品には『あっさり気味の造形』な印象があるんですが、こちらのおぱんつ様の造形はすっっっっっっっっごく、うん、良い……!!!!
さすが ぼくたちの コトブキヤさんだ!!!!!!

ということでスカートは脱衣可能となっておりまして、アスナさんの純白下着が白日のもとに!!!ありがとうございますコトブキヤさん!!!!
さっきも書きましたがこのアスナさん、ちょっと本当どうしちゃったの……というレベルでこだわったおぱんつ様の造形であり、
お尻への食い込みとか股間の作りこみとか、これは本当、凄い。素晴らしい。
さすがに股間の縦筋はありませんでしたが、ここまでしっかりと作りこまれた入魂の造形はもう充分以上に『エロい』と言えますね…!!!

ちょっとだけ右側に塗装ダマっぽいのがあるのが難点ですが、あとで修正チャレンジしてみるかなぁ……。
しかしこのスカート無しで飾ると本当エロいなぁとしみじみ思う一方、赤いスカートの鮮烈な印象が抜けるのでちょっと物足りなさもありつつ(笑)。
血盟騎士団の配色ってシンプルだけどやっぱり見栄えするんだなぁ。
っということで、コトブキヤのアスナさんでした!!!
気合入れて撮ったらいつもと違う感じ…というかいつもよりそれなりに良い写りになった感じがありましてやや白目気味ですが、
いかがなものでしょうかねー。
どちらにしても非常に良いアイテムなので、在庫が転がってるのを見たら買っておいて損のない逸品だと思いますよ!!!
それぐらい、ヴィネットとして見ても本当に素晴らしい出来になっています。

今後の立体化予定としてはfigmaキリトとアスナ意外では……WINGのSKアスナさんとグリフォンのアスナ(ティターニア)、
それから予約が始まるのがいつからなのかさっぱり読めないアルターの直葉(余談ですけどこのキャラクター選びと服装チョイスは本当アルターらしさに満ち溢れてますよね)というところですが、コトブキヤからシリカとリズベットとか出てくれないかなぁと思ったり。
このアスナさんと同等のクオリティでリリースされてくれれば、間違いなく決定版といえる一品になるでしょうしねぇ……!!!