グッドスマイルカンパニー 1/7 あの夏で待ってる 貴月イチカ
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発売時期:2013年10月29日出荷 原型担当:横田健
さてさてさて。

2013年も年の瀬を迎えましてそろそろ「今年発売されたフィギュアの中からベスト・オブを決めなくちゃね」という風潮が、
レビューサイト各所から立ち上ってくる気配を感じたりするようなしないような今日このごろ。
うちはまぁそういうのを今まであんまりやって来なかったんで今更やるのも……という感じですが、
「2013年に発売されたアイテムでこいつを未レビューのまま年を越すのは耐え難い!!」というアイテムはあるわけで。
それが今回のグッスマの貴月イチカでございます一月半近く積んどいて言うようなセリフでも無いですけども!!!!!

思えば2012年、9話を繰り返し見て石原夏織演じる柑菜ちゃんの言葉に泣き、
全編通して檸檬先輩にいじめられたい責め立てられたいという欲望をダダ流しにしつつ、
それでも首尾一貫して『イチカ先輩ちょうかわいい』を貫き通した眼鏡クラスタが満足気な顔のまま天に召されたという逸話もある(無い)『あの夏で待ってる』ですが、さすがに『おねがい☆ティーチャー』『おねがい☆ツインズ』とは時代が違うというか、
メインスタッフはほぼ同じでありながらもコンテンツ消費速度の早さに踏ん張りきれなかった感もあり、
個人的にはもっと評価されてほしい作品なんですけども、まぁこればかりはしょうがないかなぁとも思うのは正直な所。
それでもイチカ先輩という稀代の眼鏡ヒロインを生み出した、という事実もそうですし、石原夏織の演技が間違いなく一段ステップを上がったと確信できる素晴らしさだった9話などなど、決して忘れられない作品ではあります。
正直、9話を何回見たか数えきれませんしね……。

それでもメインキャラの立体物はしっかりと出てきてくれてるのが嬉しいといいますか、
コトブキヤ、Wave、フリーイング、回天堂、アルファマックス、シーエムズ、プラムなどから玉石混交ではあるものの、イチカ先輩が続々とリリースされ、まさに世は大眼鏡っ娘フィギュア時代を……まぁ、その、迎えなかったわけですが、はい。
それでも非常に嬉しい悲鳴を上げさせていただきました。やっぱりメインヒロインが眼鏡っ娘っていいよね!!!(笑顔で)

んで今回レビューするグッドスマイルカンパニーのイチカ先輩はイチカ先輩立体化ラッシュの大トリを飾るにふさわしい、
『羽音たらく氏のイラストをモチーフに立体化』という困難へと挑戦したわけですが、いやぁ実に満足度の高い逸品になっておりました……!!!
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールは1/7ですが、女の子座りしたポーズのため、そこまでの大きさは感じませんね。
付属するベースが大型の円形ベースなため、これを使って飾ろうとすると結構な面積を持って行かれますが(苦笑)。

BD第1巻のジャケットイラストをモチーフに、羽音たらく氏のタッチを再現した繊細な造形に柔らかな塗装の仕上げ、
出来としては「よくぞここまで素晴らしいイチカ先輩の造形物を出してくださいました……!!!」という感じですねぇ…!!
引き続きまして上半身をグルっとな。
左前髪の触覚が額に影を落としやすいのが撮影する上での難点でしたが-ある程度は諦めました-、
出来はもうどこから見ても「素晴らしい」の一言。
眼鏡はクリアパーツで脱着不可能となっており、フレームレスのデザインがきっちり再現されています。
ブリッジとテンプルの塗り分けも良好ですねぇ……。
髪の毛の造形もシャープかつ繊細で、右手の指でくるっと回している前髪の表現もポイントが高い…。
アイプリントも精細で、ここまで近寄ってもほとんどアミ点が見えないという素晴らしさ。
眉毛・まつ毛の表現もシャープで言うことなしですねぇ。
あと唇の表現がもう少しだけ肉感的であったなら、とは思いつつ、それは完全に趣味嗜好の問題なので切り分けましょうか(笑)。
そしてもう圧倒的な勢いで目に入る、この、イチカ先輩の

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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  (  ⊂彡
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   し ⌒J
 
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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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そりゃ開封した瞬間からテンションも上がりきろうよ、というすさまじいボリュームの双丘、いやぁ素晴らしい。
劇中でも公式設定B92という圧倒的な破壊力で以って柑菜ちゃんを轟沈せしめたり、海人を撃墜したりしてましたが、
うん、俺高校生の自分にこんなおっぱい持った眼鏡で戸松遥ボイスの上級生が現れたら堕ちるわ。一発ですわ。
いやしかしこれ本当に『雰囲気』の作り方が抜群にうまいアイテムですよねぇ。
……羽音たらく氏のイラストそのままなタッチを再現、は無理だけど、立体物への落とし込みとしてはこれがひとつの理想形かも知れない……と思えるぐらいに抜群の出来だと思います。素晴らしい。
そして下半身をぐるりとな。
制服で女の子座り、ということでミニスカから伸びる生フトモモと、そのまま降りていったところにあるソックス、
そしてマットな仕上がりのローファー……という組み合わせは本当に正義だと思います。素晴らしい。

実はスカートの造形も非常に頑張っていて、特にお尻側は地面に接して蛇腹状にシワが入る表現になっており、
ともすれば「後ろへダラーッとスカートの生地が流れて終わり」なアイテムとは一線を画していますね……。
なので見ていて情報密度が本当に気持ちいい。髪の毛の密度といい感じでバランスがとれています。
水平位置からだと見え……見えない……!!!!!
うまい具合にスカートの裾が影を落としてて、イチカ先輩魅惑のデルタゾーンはなかなか視認かなわず。
しかしこれはこれで、うん、すごくいいんじゃないでしょうか。いいんじゃないでしょうか。

……というかイチカ先輩に膝枕してもらいつつおっぱいを顔の上に載せてもらって幸せ窒息してみたい。
そして90度倒しますとイチカ先輩のM字開脚が!!ありがとうございます!!!!!
ベース表面が毛足の長いファー加工になっているため、普通の座りポーズフィギュアなら接地面が平らな加工にもなってしまいがちな脚やおしりも、きっちりと『曲線』を維持しています。素晴らしい。
……と言うかですね、この、下着というか股間の造形なんですけども、何でしょうか、この、パーフェクトと言える気合の入り方。
むっちりとしたフトモモのボリュームと、それが生み出す極上のヒップラインに加えて、
深みのあるお尻の谷間から流れてきての『布の向こう側』を感じさせるこの股間造形の素晴らしさ、
座りポーズのアイテムいろいろ買ってきましたけども、このレベルのアイテムが他にいくつぐらいあったかというと……あんまり記憶にありませんねぇ……。
この、土手の感じですとか、股間の布地からはみ出した両サイドのお肉の感じですとか、
なんというかもうウェルカム感漂っておりまして、普通に飾っていると抜群に良い雰囲気のアイテムでありつつ、
股間を見ると性欲が爆裂に盛り上がってくるというこの仕様、素晴らしい。最高です。エロい。
っということで、グッドスマイルカンパニーの貴月イチカでした!!!
今年発売された眼鏡っ娘フィギュアの中でもトップクラスの逸品というか、マックスファクトリーの深雪真奈と甲乙つけがたい素晴らしいアイテムであり、いやぁこれは本当に嬉しい……!!!

もう一人のヒロイン、柑菜ちゃんは今度アルターさんから立体化されますが、あちらもまた楽しみなところではありつつ、
できればこの『BD限定版の羽音たらくイラスト』をモチーフにしたシリーズをグッスマさんには出し続けてほしいなぁ……とも思うところではありますが、フリーイングのアイテムの値動きとか見てると少々厳しい感じでしょうか。うむむ。