『Fate/Grand Order』 ☆5セイバー「ネロ・クラウディウス」を解説するよ
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更新日:2017年4月19日
さてさてさて。


『Fate/Grand Order』と『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントが開催決定!ということで、我らが愛する皇帝ネロちゃまの花嫁衣装モードが復刻となりましたね!!
かれこれまる1年以上放置されての復刻となりますので、去年の3月以降にスタートした皆様おめでとうございます死ぬがよい(挨拶)。

初出はもちろんPSP用タイトル『Fate/EXTRA CCC』ですが、FGOへの初登場は2016年2月のバレンタインデーイベント。
単体宝具持ちの星5セイバー」としては沖田総司についで2人目でした。
シナリオ的には第五章に出てきてサポートで何回か使えた……というぐらいだったかな?
最近は沖田に加えて武蔵という強力な星5単体アタッカーが出てきた他、星4でも剣スロットという強力なクリティカルアタッカーが出てきたので正直フレ枠であまり見かけない……という印象があるのは否定できません。

しかしねぇ!!可愛いし優秀だし可愛いし丹下桜ボイスなんですよ!!!!!(バンバン)
そんな影の薄いポジションに甘んじるようなキャラじゃァないんですよ嫁王は!!!!!(酒瓶を煽る)
そんなわけで改めてネロ・ブライドのことを紹介しようと思うわけですよ!!!!クソ長くなりますがご容赦ください許せ!!

ざっくり説明すると
・味方単体を徹底して強化できる優秀なバフ要員
・宝具によるダメージに加え強力なデバフ付与を持つ
・ボイスが丹下桜で超かわいい。甘々。可愛い。マスターLOVE勢の頂点。かわいい。

となりますかね!!
パラメータはHPが高くATKが低め。ATKはもう300ぐらい欲しかった、というのは偽らざる本音かな。
カード構成はA2枚・Q1枚・B2枚+A宝具のため、宝具からの自前Aチェインが可能になっています。
手札のヒット数は、AとQが3ヒット、Bが1ヒット、EXが5ヒット(モーション変更前は4ヒット)。
AとEXのNP効率の良さは言わずもがなですが、クラススキル『騎乗』で性能がちょっと上がっているクイックもきっちりNPを貯めてくれます。
スキルはすべて嫁王独自のユニークスキルで、
第一スキル(初期CT9:最短CT7):味方単体に3TのNP獲得量アップ
第二スキル(初期CT8:最短CT6):味方単体に3Tの攻撃アップ+スター発生率アップ
第三スキル(初期CT7:最短CT5):味方単体のHP回復+3Tの防御力アップ
という優れもの。第1・第2スキルのCTの長さは少々気になるところかな?

しかし全スキルを10まで上げて1人に集中付与すると、
『NP獲得量40%アップ・攻撃40%アップ・スター発生率50%アップ・防御20%アップ・HP3000回復』というなかなかの暴力的な効果になるのは見過ごせません。
武蔵に嫁王のスキルを全部突っ込むと、本当に大変なことになったりしますしね……本当にね……。
もちろん、全部自分にかけて大暴れする、という定番の運用でも問題なし。不足してる火力を補えるしね。
☆4ネロの自前バフスキルが確率だったことを考えると、効果量は多少下がったものの使い勝手は非常に良好です。
ガッツ付与スキルがなくなっているのは評価が分かれるところなのかな?
宝具『星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)』はアーツ属性の単体宝具。
無強化・宝具レベル1だと倍率900という標準的なものですが、宝具強化クエスト後に威力は3割近くアップ。
おそらく他のA宝具キャラにも多い倍率1200になっているものと思われます。と言うかめちゃめちゃ火力上がったね!?
狂修練中級のヴラド相手に攻撃バフ2個で13万ほどは出ているので、火力としては充分でしょう。
「余は奏者が大好きだー!!!」の告白こそ入らない
(ネロが「奏者」と呼ぶのは月の聖杯戦争のマスターだけで、FGOでは「そなた」などだからしょうがないね)ものの、かなりの勢いで告白剣に近づいたのも嬉しいです。

そしてダメージ量もさることながら、特筆すべきはその付与効果。
5ターンのやけど効果(100%チャージで毎ターン500ダメ・500%チャージで毎ターン900ダメ)
5ターンの防御ダウン効果(100%チャージで20%・500%チャージで40%ダウン)
5ターンのクリティカル発生率ダウン効果(100%チャージで20%・500%チャージで40%)
やけどダメージはオマケのようなものですが、コレは宝具強化クエスト後に効果がアップ。
5ターンのやけど効果(100%チャージで1000、500%チャージで3000)
5ターンの防御ダウン効果(100%チャージで20%・500%チャージで40%ダウン)
5ターンのクリティカル発生率ダウン効果(100%チャージで20%・500%チャージで40%)
となり、かなり実用的な領域に来てくれました。
5ターンでのトータルなら最大15000ダメージなうえ、『呪い』『毒』とは別カウントされますしね。
防御のバカ高い敵を、ロビンや孔明と組ませてスリップダメージで削り殺す戦法にも使えるやつですよこれは……。

防御ダウン効果は沖田(3ターン・30%〜50%)よりも効果量は少なめですが、ターン数の長さが特徴。
アーツ宝具のうえにA2枚持ち、更に自前のNP獲得量アップスキルによりNP効率も良いため、
防御ダウン効果が切れる前にもう一発、さらにもう一発……と打ち込み続けて防御を下げ続けることも可能ですよ。
■オススメの礼装は
一概に「これ!!」というものはない
自分のHP回復量アップ+初期NP50%チャージ(限凸)の『カルデアの顕学』
主力手札となるアーツを強化する『フォーマルクラフト』
嫁王に足りないスター集中を補い初期NP50%チャージのある『先生とボク』
嫁王に足りないスター集中を補いダメージカットもある『ルームガーダー』
アーツ性能と宝具威力をともに引き上げる『カレイドサファイア』
アーツ強化と毎ターンスター付与の『Last Encore』
アーツ強化と毎ターンHP回復の『ミートウォーズ』
あたりがオススメでしょうか。
もちろんオーソドックスに『ハロウィンプリンセス』などでもOKです。

アタッカーに回すかサポートに回すかで持たせる礼装を切り替えるタイプのサーヴァントなので、「コレ!」というものはない……というのが率直なところだったりします。
個人的には毎ターン少量でもリジェネがかかる『ミートウォーズ』なんかはよく使うところですね。
他のキャラへ回復スキルを回せますし……コストもちょっとだけ軽いし……。
■総評
純粋な宝具火力だけで考えれば武蔵や沖田には及ばない、というのは厳然たる事実で、そこは全く否定できません。
しかし嫁王の本領とは
「優秀なスキルによるバフの付与と、回転率の高い宝具による連続デバフ付与」により、自らのやや低めの宝具火力を補いながら立ち回れる点にあります。
剣・弓・槍のいわゆる『三騎士』の☆5の中でもオンリーワンのバフ性能ですし、宝具威力と基本パラメータだけ見て「スルーでいいかな」というのはもったいないですよ!!!
むしろ武蔵と沖田がいるからいいや、と思っている人ほど「引いておいて絶対に損のないキャラ」です。
武蔵も沖田も引いてる人間が言うんだから間違いないよ?本当に。

育成する上でのネックは星5特有の莫大なスキル強化費用はもちろんですが、素材の部分もかな。
全部スキルマまで持っていくには、
ゴーストランタン45個、八連双晶45個、蛇宝玉60個、歯車72個が必要。
再臨には
八連双晶が8個、ゴーストランタン10個、鳳凰の羽根12個と世界樹の種15個が必要。
序盤から手に入る素材が中心とは言え、この数はエグい。エグいぞローマ。歯車ください。
■相性の良い組み合わせは?
さて、最後は「嫁王と相性の良いサーヴァント」の組み合わせを幾つかご紹介していきますよ。
基本的に紹介する編成は『与・被ダメージが全クラス等倍(バーサーカー除く)になるアヴェンジャー』相手を考慮して選出しました。
有利・不利の分かれる七騎についてはまた色々と運用が変わってきますが、流石にそこまではフォローできないのでご容赦ください。

ただ、嫁王と相性の良いランスロット(剣)は当カルデアに不在なのでオススメするわけにいかない点、ご容赦を。
槍の修練場に行く時にフレ枠で剣スロさんを借りていくと、嫁王のスキルをもらった剣スロが異常な大暴れを見せるんでオススメしたいのはやまやまなんだけど……未だにあいつの使い勝手が完全には理解できていないので……(使い勝手を把握する前にボスが死ぬ)。
■組み合わせ候補 その1:マシュ+嫁王+アンデルセン
無課金でも確実に持ってるマシュ、フレポから出てくるアンデルセン……というお財布に優しい定番のコンビは、アーツ宝具持ちの嫁王とも相性良好。
嫁王をアタッカーとして考えつつ、マシュで守りアンデルセンで回復を図る形ですね。

盾役のマシュをアンデルセンの宝具と嫁王のスキルでガンガン回復していける上、嫁王宝具の効果によるクリ率ダウン付与でにより、耐久の低いアンデルセンが事故死する確率がぐっと下がります。
ここではアンデルセンに毎ターンリジェネ効果のある『ミートウォーズ』を持たせていますが、宝具による味方バフが確立イゾンであることを考えると強化付与成功率アップの礼装もオススメ。
■組み合わせ候補 その2:マシュ+嫁王+アイリスフィール
昨年の『Fate/Zero』コラボイベントで配布されたアイリスフィールをアンデルセンのところへそのまま入れた編成。
Zeroコラボイベントを最後までちゃんと走った人ならこの編成を比較的容易に(嫁王を引ければ)揃えれるのが強み。

アイリスフィールの宝具によるガッツ付与で「殺されても殺されても立ち上がる前衛」を実現する構成です。
無敵貫通単体宝具などでマシュが一撃死する場合でも、アイリのガッツ付与で復活させ、嫁王とアイリのスキルで回復して状況の立て直しつつ、嫁王の宝具で状況を打破……を図れるのはやはり強いですね。
☆4ネロの自前ガッツ付与スキル『三度、洛陽を迎えても』がなくなったことで、クリティカル事故死にやや弱くなった嫁王の安定感を増すという意味でもオススメできる編成です。

2016年5月以降にスタートした人は今のところアイリスフィールを入手する機会がありませんが、またいずれイベント復刻もあろうかと思いますので、その際にはぜひ頑張って(配布鯖だからね)ゲットしてください。、
■組み合わせ候補 その3:マシュ+嫁王+玉藻
Fate/EXTRAシリーズで仲良く喧嘩する相手である玉藻との組み合わせ。あいしょうはばつぐんだ!!

玉藻のアーツ強化+回復スキルに加え、宝具効果の「スキルCTを短縮」「NPを全員に付与」により、アタッカーとしての嫁王を最大限にブン回せる組み合わせとなります。
マシュの宝具による攻撃アップ、玉藻宝具の全員HP回復もあるため、嫁王のスキルCTの長さが気にならなくなるのも強みですね。

また、今回のピックアップ召喚では玉藻も対象となる(日がある)ため、是非オススメしたいところです。
……種火とQPはうんまぁ頑張って……。
■組み合わせ候補 その4:玉藻+嫁王+弓アルトリア
年末年始組に殴られる組み合わせです(真顔)。
いや、それでも本当めちゃくちゃ強いんですよコレ。宝具連発とかいう次元ではない。ぶっ飛んでます。

全員が何かしらのHP回復スキルを持っているうえ、防御アップ・攻撃アップ・アーツ強化・NP獲得量アップのバフと、
スキルによるチャージ減少、宝具によるチャージ減少、防御ダウン、クリ率ダウンというデバフを所有。
耐久寄りと言われがちなアーツパでありつつ、有り余るバフとデバフで火力も十分に発揮可能となっています。

アーツの枚数は素の手札だけでも7枚、宝具を含むと10枚になるため、3ターンのうち2ターンはほぼ確実にAチェインが決まり、宝
具チェインの3発目に玉藻を持ってくるとNP37が全員に分配されるため、更に宝具の回転率が上昇。
結果として相手の防御は下がり続け、チャージは減り、こちらのスキルCTは短縮され続け、回復とアーツ強化と攻撃アップが乱れ飛ぶという悪夢のような光景が繰り広げられますよ。

惜しむらくは昨年の夏(水着イベ)までに始めてた人以外には響かない(ヘタをすると殴られる)組み合わせ、というところですかね!!
■組み合わせ候補 番外編:沖田+嫁王+武蔵
槍鯖絶対殺す編成です。沖田と嫁王でボスの防御を下げるだけ下げたところへ武蔵の宝具。ボスは死ぬ。
ネックは「正面3人のコストが重すぎて、控えと礼装にはかなり制限がかかる」だけではなく
「道中に弓が出てくると為す術もなく殺されかねない」という至極当然の弱点がですね……。

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