ダイキ工業 1/7
涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ バニーVer.
さてさてさて。

いつになったら原作新刊が出るのか本当に謎(一説にはアウトラン3Dが出る頃だと言われています)な『涼宮ハルヒの憂鬱』ですが、立体物は依然として好調を維持してくれています。
マックスファクトリーは『激奏』のコスチュームで3ヒロインを立体化しますし、figmaもチアコスのハルヒとみくるがコミケでは展示されていましたし。
グッスマはねんどろいどぷちで『ハルヒちゃん』の方のコスをした長門が展示されていたり、海洋堂もフロイラインリボルテックでバニーハルヒが出ますし、アルターはキャラアニと組んで長門さんを立体化(しかも2種類)。
ハルヒシリーズ好きとしては実に喜ばしいところです。

で、他のメーカーさんは……と考えるとグリフォンもオーキッドシードもWaveも立体化に乗り出してきておりまして、まぁ出来は千差万別というか悲喜こもごもというか、うん(何)。


で、グリフォンとオーキッドシードが手を出してきた、となると気になるのはダイキ工業。
何となく分かるかと思いますが、さとっちさん的にはちょっと信用のおけない、しかし侮れない……という認識のメーカーさんでして、
しかしバニー姿のハルヒを立体化、しかも網タイツは実物使用……と聞いたらもうそれは吶喊するしかないではないか!!
ということでサックリ購入となりましたー。

なお、今回から撮影をデジタル一眼レフにしていますので、ちょっとばかり画像に見苦しいところがあるかと思いますが、何卒ご容赦くだされば幸いです。
まずは全身をグルリとな。
スケールは1/7となっていますが、実際にはスケールがあって無いようなモンですこのサイズ(苦笑)。
前後左右と高さが結構ありまして、実にボリュームのある一品です。
音符型のベースが付属していますが、プラ製なのでちょっと破損には注意です。
ハルヒとベースとの接続はウサギ尻尾に設けられた突起をはめ込む形。一点支持なんでちょっと怖いかな?

とはいえ躍動感のあるポージングは実に見応えがありますし、飾る場所さえどうにかすれば(略)。

(画像ロールオーバー)
脚は本物の網タイツ素材を使用。
フリーイングのバニーハルヒでも使われていましたが、あちらは1/4という大スケールだから出来たこと、という側面もあり。
このサイズだとちょっとだけ不安もありましたが(特にサンプル)、特に違和感はなくなっていますね。
指とか引っ掛けて伝線させないように注意しましょう。
……この辺で設定を変えちゃったのか(記憶に無いらしい)画像の質感がまた変わってますが気にしないようにええ気にしないように。
管理人は気にしてないからな!?(ぇー)
頭部の出来はかなり良いと思います。バニーハルヒとしてのトップ造形は今のところバンダイのメタモフィギュアVer.かと思うんですが、
ダイキ工業がまさかここまでやってくるとはちょっと思いませんでしたすげえ!!!
肌の色も赤すぎず白すぎず、実に良い感じでまとまっていますしねー。 何だ一体どうしたんだダイキ工業(失礼な)。
いつの間にやら『豊』というランクになっているハルヒおっぱいはこのバニー姿でこそ真価を発揮するかと思います。
そしてダイキ工業もそこら辺は弁えたモンで、実におっぱいおっぱいな造形ですよこのおっぱいおっぱいめ!!!!!
とりあえず過剰に『寄せて上げた感』があるあたりがなかなか良いと思いますねー(マニアックな)。
何気に見事な処理をしているこの股間周り。
バニースーツの内側にちゃんと網タイツが入り込んでいるのは見事すぎると思います。このスケールだぜ?

……まぁそういっていますが、感想を総括すると『実に大変エロくて良いと思います』という実も蓋も無いモンなんですが(苦笑)。
右手の中指と親指でピックを摘んでいるのも芸が細かく。

(画像ロールオーバー)
持っているギターはこれまた出来が非常に良く作りこまれています。
弦は全てピアノ線が張られていますし、接着痕も目立ちません。金属部の質感も良し。
やっぱりこういう小道具にちゃーんとこだわってくれると良いですよね、全体が引き締まります。
同じ『浮きポーズで楽器持ち』のチューア・チュラム(アルター)と並べまして。
サイズが違うとはいえアルターのレベルに肉薄してきたダイキ工業を誉めるべきか、ハルヒよりも小さいスケールでこれだけの細かいモールド&ディテール再現をやってのけたアルターの凄さに身震いするべきか、実に悩むところではあります(笑)。

っということでダイキのハルヒバニーでしたー!!!
手元に届くまでは一抹の不安がありましたが出来には大満足、よくやったぞダイキ工業!!!という感じではありますが、
それと同時に「どうしようこのサイズ……」とアタマを抱えずにいられないのもまた事実(苦笑)。
購入をガッツリオススメできるかどうかはやや難しいところではありますが、置き場所に余裕があるよ?という羨ましい奇特な人にはオススメさせていただきます。
今度は『射手座の日』コスの長門も出ますし、このバニーハルヒの白Ver.も出ますし、ダイキ工業もなかなか侮れません。
それに何よりも、こういうメーカーさんのレベルアップをシッカリと実感できるのは心地よいものです……というコトで、今回のレビューは終了。