梅田 揚子江ラーメンのチャーシュー麺と英國屋のプレーンワッフル
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さてさてさて。

久しぶりに『一人で映画を見るためだけ』に梅田へ行き、一人でご飯を…という日曜日。
梅田という土地の性質上(比較的ビジネス街)、美味しい定食屋さんは日曜定休日ということが多い中で、
行こうかなぁと画策していた親子丼もカレーもお好み焼きもすべて『定休日or日曜は夜から営業ね』という状況に追い込まれ、
「ガーンだな……」とつぶやいたりもしてみたわけですが、
ならばということで「ちょっと懐かしいお店をレポするか」という方向にシフトしてみました。

最近は梅田もラーメンの美味しいお店が増えてきて、北新地や福島方面に脚を伸ばすとまさに群雄割拠という様相ですが、
さとっちさん的に「映画を見るときに行くラーメン屋さん」といえば、大阪名物と言ってもいい揚子江ラーメン。

確か『ダイ・ハード2』の劇場公開時に、父親に連れられて行ったのが初体験だった気がしますが、
いやぁそれからもう22年も経ったのね……(白目)。
場所: 大阪府大阪市北区角田町7-17 東宝OSMビル1F

ランチ営業時間:10:30〜22:45

定休日:第2/第4木曜日

座席数:30席程度(カウンター席・テーブル席アリ)

今回の価格:650円

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梅田TOHOシネマズの入っているナビオの真裏にあり、斜め向かいには常に行列のできるラーメン店『一風堂』があるという立地ながらも、創業40年を超えるこの揚子江ラーメン。

メニューは初来店当時からほとんど全く何も変わった記憶がない(値段はちょっと変わったかな?)シンプルさ。
梅田ど真ん中でありながらメニューにアルコール類が無いというのも良いですし、
チャーハンではなく中華丼、というチョイスも渋い。
餃子6個入り250円、というのも王将のそれに比肩するコストパフォーマンスを誇ります。素晴らしい。
さらに梅田ど真ん中でラーメン550円、というのは非常にありがたい(これと同額って言うと茶屋町方面のラーメンげんこつぐらいしか記憶にない)。
注文してから3分ちょっとでチャーシュー麺が到着。早い!!
一目でわかるほど澄んだスープにシンプルな具材、これこそが揚子江ラーメンですよ……。

具材はチャーシュー麺ということでチャーシューが6枚7枚と、モヤシ・水菜・ネギ少々。
香りの強い具材が無く、スープ本来の風味と味を楽しめます。最近こういうお店少ないですよね(苦笑)。
スープは塩ベースの非常にシンプルなものであっさり系。脂もキツくありません。
よく「飲み会の後になるとラーメン食べたくなる」というのがありますが、まさにそういう時に食べると超幸せになれる味です。
チャーシューはこれも最近多い『肉厚ズッシリ系』ではなく、昔ながらの薄いタイプ。
最近のラーメンに慣れてる人や、「チャーシュー麺でがっつり行こう」と思ってる人には物足りないかもしれませんね。
とは言えこれが懐かしい味であり大好きであり、このお店はこれでいいんだー、と思ってる人には何の問題もない(笑)。
麺はやや色味が薄めの細麺。しかしコシはあって美味しいんだこれが。
縮れは弱めなものの、スープ自体が薄味なのでこんなものでしょう。
濃い味のスープが持ち味なお店だったら縮れ強めの方が嬉しいけどね。
チャーシューが薄いとこういう楽しみ方もできるんだぜ……ということで、チャーシューで麺と具材を巻き込んで一気に頬張る!!!
チャーシューの繊維がほぐれて染み出してくる味、そして水菜のシャキシャキ感、麺のコシが合わさると、
口の中でちょっとしたお祭り騒ぎです。
このお店ではこの食べ方がもう、本当、大好きなのでどうしてもチャーシュー麺を頼んでしまう(笑)。
冒頭でも書きましたが、非常にシンプルな味のスープであっさり系なので、
中盤になってくると「ちょっと味を変化させたい」と思うかもしれません。
テーブルには胡椒も備え付けてあるんですが、あえてお勧めしたいのが揚タマネギ。
これも2席に1個ずつぐらい置かれています。
スプーン1杯分が目安、というとこですが、未だに『どの時点でのスープに対して1杯が適量』なのかがよくわからないものの、
さとっちさん自身はスープが半分以下になった頃合いでスプーン1杯分を投入。
カリッと揚げられたタマネギの風味が良いのです。
バサッと入れまして(この時点でチャーシューも麺も残してあります)少しすると、揚げタマネギの脂がスープに染み出してきます。
同時に玉ねぎの甘味も少しずつ出てくるので、濃厚さと甘味が強くなり、目先が一気に変わります。
揚タマネギの食感も味わうなら、この時点でいくつかレンゲを使って味わうとよいでしょう。
さとっちさんは半分ぐらいをスープと一緒にレンゲで口内へ投入するのが好きなんですけどね。
仕上げとばかりに一気に麺、チャーシュー、スープをすすり込んで、ごちそうさまでした!!!

最後に揚タマネギによって脂と甘みが追加されることで、「あー食べたー!」という気分になるのが良いなぁと毎回思います。
最初からタマネギ入っちゃうとちょっとクドいかもしれませんが、そのあたりは個人個人で研究すると良いかも。
個人的には『大阪のラーメン』というのは最近の黒系スープのものよりもコッチだと思っていますので、
東京から来る人がいたらぜひ連れていきたいお店の一つだったりします。


その後で梅田のソフマップまで足を伸ばしたりCanonプラザ言って5Dmk3を触ったり、
とらで薄い本を見たりしてちょっと小腹が空いたなぁと。

となると「映画を見るときの時間つぶしに使ってたお店なら英國屋だな」ということで。
英國屋のプレーンワッフル(350円)をドーンと注文!!
とらのあな梅田店からホワイティうめだに降りてすぐ右前方にあるお店なので、
訓練された梅田方面オタの皆様も存在はご存知かと。

ここも映画を続けて2本見るときとかに、ちょっと時間が空きすぎるなぁ……とかだとブラっと立ち寄って、
コーヒー飲んだりしてた定番のお店だったりします。
とらのあなが出来てからは「時間空いてるしとら覗いてこよう」になりましたが(苦笑)。
プレーンワッフルは20cmを超えるサイズとカリフワ感のある生地が素敵な逸品。
バターとメイプルシロップは最初にドバーとかけちゃうのがさとっちさん。この瞬間は幸せです(笑)。
厚みもあって非常に美味しいんだこれが……すぐ近くに系列店のスイーツ店ができてたりしますが、これが一番。うむ。
ブレンドコーヒー(230円)と合わせまして、カメラのカタログ読んだりホライゾン2巻読んだり。
客層故か全然やかましさがなく、落ち着いてのんびりできるのが英國屋の良いところ……。
いやまぁちょっと年齢層高すぎる気がしないでもありませんが(苦笑)。