心斎橋 大丸裏の帯広風MIXぶた丼
【大阪心斎橋 ぶた丼銀呈 レギュラーメニュー】
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場所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-3 久栄ビル 1F

営業時間:11:30〜15:00(ランチ営業時間)
       17:00〜23:00

定休日:無休

座席数:34席(4人卓×8・2人卓×1)

公式サイト:ぶた丼銀呈 心斎橋(Facebook)

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さてさてさて。

ツイッターで常日頃、時間帯を問わずにどこからともなく誰かが投げ込んだ一枚の画像が火種となり、
狙いすましたようなリプライでの爆撃がそれに続き、野次馬がそれを拡散し、画像が画像を呼び、報復が報復を呼び
思わぬ所へ流れ弾がすっ飛んでいっては大惨事を巻き起こすことで皆が落ち着き、
「こんなはずじゃなかった」とつぶやく人が毎回同じなのはどうにかならないものかと思いつつ(貴様もその一人だよな)、
「今度行きたいお店リスト」が充実しまくる飯画像テロと言う名の紳士の遊び、皆様堪能されていますでしょうか。

最近はこちらの飯レポ記事に移行したことであんまり飯画像テロをしなくなったさとっちさんではありますが、
やはり皆様楽しそうにやってるなぁっていうかこっちに投げてくるなら相応の報復をするぜ?たまに『やられる前に投げ返すぜ?』な気分で飯テロ合戦を眺めてるわけですが、最近また復権してきたのが御茶ノ水にある『豚野郎』(店名)

某センセイさんが火付け役となって(断言)アキバクラスタ並びに地方からワンフェス・コミケへ上京するクラスタの、
通過儀礼的な存在になっちゃった感じのあるお店ではありますが、みんな他のお店へ興味が移ったのか、
それとも単に充分すぎるほどの画像ストックを撮り終わったからわざわざ呟かないのかは定かではありませんが、
一時期はめっきり画像も減り、「豚野郎(店名)なう」の呟きに対して「この豚野郎(店名)!!」と返すあの流れもなくなり、
あのお店のファンとなった身としてはちょいと悲しいものを感じたりもしていました。TL的には平和だったけど。

ところが最近また豚野郎(店名)に行ったよーと朗らかに画像をUPする不届き者…じゃねえや、羨ましい人達が増え、
関西クラスタ的にはぐぬぬとなっていたものの、よく考えたら関西にも帯広風豚丼のお店はあるんじゃないのと思いまして。
豚野郎(店名)には及ばずとも美味しいお店を探そうじゃないの……ということで、ちょいと一軒行ってまいりました。

場所は心斎橋の大丸北館の裏手(東側)に路地を2本ほど行った所。心斎橋駅から地上に出て徒歩4分というところでしょうか。
そのまま真っすぐ下れば道頓堀、というなかなか良い位置に、この3月にオープンした『ぶた丼 銀亭』でございます。
ちょっと反射してますがメニューはこんな感じで。
豚丼はランチメニューとかではなくレギュラーメニューなのかな。
店内は綺麗で明るく居心地も良かったんですが、椅子に背もたれが無いのが残念でした(苦笑)。
食後にちょっと背もたれに寄りかかりながら一息つきたくなるボリュームだったしね……。

……というか、ぶた丼のメニュー部分の下に『ごはん 200円』とか書いてあるので、一瞬「え、ぶた丼頼んでさらにご飯も付けるとか何という炭水化物祭り推奨なのか」と思ってしまったり。
っということで、MIXの贅沢豚丼どーん!!!900円(税込)でございます。お味噌汁と漬物は普通についてきます。
横から見ると圧倒的なタマネギと白髪ネギのボリュームが主張しまくっており、肉が見えない(笑)。
それでもネギの山の麓に敷き詰められた肉は非常に良い照りっぷりであり、本当に食欲をそそります。
この脂ぎった感じが良いわぁ……。
MIXというだけあって、薄切り豚丼の肉も入っています。
丼の中央部分に固まっているので、ネギの山を崩さずにどう取り出すかがこの丼で最大の難問かもしれない……。
どうしてもアレだったらお漬物の皿にタマネギを一部移籍させてもいいかもしれません。
そして帯広豚丼の主役であるロース肉を!!!
一口サイズでやや脂身多め、という感じではありますが、甘辛いタレが美味しくてかなりご飯が進みます。
厚実もしっかりあって、噛めば噛むほどに「肉食ってる!!!」という気分になるのが嬉しい。

香りに関しては、注文するときに瓶入りの山椒を持ってきてくれるので、それを振っておこのみで調節する感じ。
炭火とかでは無いようで、香ばしさは特に感じなかったかな。
ロースの方ばっかりだとどうしても脂が重いとか味が単調、という時に、
薄切り肉とネギを一緒に頬張ると気分がリフレッシュ。
ネギのシャキッとした食感と、『焼く』ではなく『煮る』ことで脂が良い感じに落ちた薄切り肉とが、
非常に良いコンビネーションを発揮してくれます。薄切り肉でネギを巻いたりして食べても良いね。
ガツガツとかき込んで一気に完食、ごちそうさまでした!!!

どうしても御茶ノ水の『豚野郎』と比較してしまいますが、それを抜きにすれば非常に美味しく、
ボリュームもあって満足できるお店だったと思います。ロース肉とバラ肉の合わせ技は良いなぁ。

とは言え、やっぱり『豚野郎』の豚丼の炭火焼の香ばしさや素晴らしい風味、お茶漬けという食べ方の提案を含めた、
『豚丼を最後まで飽きさせずに食べさせる』工夫には敵わないのも事実でして、
逆説的に『豚野郎』の凄さを実感してしまったりするのは不幸というか何というか……(苦笑)。