『蒼き鋼のアルペジオ 〜アルス・ノヴァ〜』 先行上映会in大阪に行ってきました。
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開催時期:2013年9月21日 開催場所:シネマート心斎橋
っということで、珍しく大阪が最速放送+大阪で最速上映会開催!!という『蒼き鋼のアルペジオ 〜アルス・ノヴァ』
先行上映会に行ってまいりました!!!

今回は第一話〜第三話までを一挙に上映(OPとEDは1回ずつの特別編集版)となりまして、
大音響と大スクリーンで見れるのと相まって非常にお得感がありました。キャストトークショーもあったしね。
以下、ちょいちょいとネタバレにならない範囲で感想をー。
【脚本について】
原作まるまるそのまま!!ではなく時系列整理して描いたり、色々と構成変えて来てるのは賛否分かれるかなと。
特に○○○と○○の出会いのシーンに関しては完全に変更されてるので、
その辺りをどうフォローするのか、というのは純粋に興味深いところだったりします。
…というか第一話のアレ見る限りだとあの人の出番があの○○のシーンでありましたっけ……?
となると○○○のメンタルモデルのアレは一体どういうアプローチで……とか色々と考えてしまうのはもう(苦笑)。
【人物の作画について】
本作では人物(メンタルモデル含む)を全部3DCG作画にしてるということで若干不安もありましたが、
サンジゲンの森下社長が「2Dでの描写と出来るだけ変わらないように作った」と言われていたように、
かなり見ていて安心できるクオリティだったかなと思います。

第一話では確かに若干固さが全体的に残り、第二話では衣服のモデリングがまだちょっと、という感じでしたが、
第三話ではその辺キッチリと改善されてましたし、これはBDでの修正に期待できるでしょうか(そわそわ)。
【キャラクターについて】
群像劇(興津和幸さん・言)な作品の主人公、千早群像は演出さんから「内に秘めた熱情とかは表に出さず冷静に指示を出すタイプです」と口を酸っぱくして言われてるようで、見ていて小気味良いリーダーシップが魅力あったなぁ。

ヒロインのイオナちゃんは超可愛い。何あの小動物。飼いたい。
コミック読んでるときはもうちょっと無機質感がある感じのキャラかな〜と思ってましたが、「急速潜航ー」のところで萌え殺されました。反則やろあんなん…!!!

401の女性クルーであり
ソナー員であり眼鏡っ娘でありCV東山奈央であり黒髪ロング前髪パッツンでありつまるところ大正義の静さんはもう もう 素晴らしい。最高でした。可愛い。
あとまた東山奈央さんが難しい単語ばっかりの台本に挑戦させられてる…!!とゾクゾクしてみたり。

同じく401のクルーで機関担当、いおりちゃんは出番薄いんで早くあの子の分身といちゃいちゃさせてあげてください!!
なおこの二人に関しては、アフレコでの女性声優陣いわく「しまむらで服が揃いそう」ということで(苦笑)。

火器管制担当の杏平はいい感じにテンション高めながらも芯がしっかりした男だなーという印象がよく出てたと思います。
ただお前、その、コンソール周りにグラビア貼りまくるとかそれセクハラにならんのか……!!!!!!(興津さん曰く群像はみんなに嫌われたくないんであんまり注意できないんじゃないかという話)

副長の僧は頼りになる穏やかな副長ポジをシッカリ固めてますが、いかんせんフルフェイスのマスクなので顔がさっぱりわからない…。

『霧の艦隊』側の面々に関しては、これがまたなかなかよい感じになっているんですが、
やっぱりタカオさん超可愛い。薄い本が増えるな!!間違いなく増えるな!!!
マヤちゃんもいい感じに人気が出そうだなぁと思いつつ、やっぱりゆかなボイスは偉大だと感じましたコンゴウさん。
【戦闘シーンについて】
もう 素 晴 ら し い の一言。

『挙動に重みがあった上での素早さ』が非常によく表現されていますし、展開の早い海戦での迎撃・回避・攻撃の流れるような展開は圧巻ですねぇ……。
海面の波や水しぶきのエフェクト、海中を突き進む魚雷の航跡や気泡の表現など、
これぞ海戦!!!!と血が滾るような描写てんこ盛りでした。侵食魚雷のエフェクトもすごいよ!!!

戦闘中に群像が矢継ぎ早に繰り出す指示の細かさやクルーからの状況報告の多さなんかは原作の魅力ポイントでしたが、
そこを思い切って減らして戦闘のスピード感を追求したのは成功、だと思います。
アレを全部台詞にすると少々クドいでしょうしね……というか多分テンポ悪くなる、かな。
あとモニターワークが非常に丁寧だったのも見ものだと思います、というかあれCG班の負担は大丈夫か(笑)。
【主題歌・ED曲・BGMについて】
主題歌はめっちゃかっこいいよ!!!と言うのはYoutubeのPVを見てご確認いただければと思います。


まぁこれ一回しか見れなかったんですが(苦笑)。
ED曲は Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)による曲で、テクノポップな曲調の可愛らしい物に。
渕上舞さんがキャラホビでのステージ披露の時の裏話で「合わせでのダンスリハが出来なかった」と嘆いてたのが楽しかった(笑)。

BGMは海戦の時の盛り上がりが半端ないなぁ!!と思うのでサントラはなんとかして出していただきたいところで……。
逆に日常パートとかだとあんまり印象に残らなかったかな?
【総評】
アニメの枠に収めるためにいろいろ構成をいじってきたのは若干の不安要素でもありますが、
『24分があっという間に感じる』すごい密度で進んでいくので、見るのが毎回楽しみになりそうなところです。
唯一不安なのはこう、
原作消化が速すぎると第二期作るのが3年後になりそうとかそういうあたりかなぁ(苦笑)。