グッドスマイルカンパニー ねんどろいど
ゾイドジェネシス コトナ・エレガンス
さてさてさて。

ネオブロックスシステムがいつの間にか華麗に市場及び人々の記憶からフェードアウトしたかと思いきや、
エヴォドライブなる新シリーズでゴジュラスやら何やらが復刻(というかダウンサイジング)され、
箱360のゲーム版は散々な評価を受けてるものの、
コトブキヤの1/72プラキットはその造形アレンジや色分けから高い評価を受けるなど、
何だかよく分からない、迷走と呼ぶのが正しいような商品展開をしている気がする『ZOIDS』シリーズ。

女性キャラにスポットが当たり始めたのは平成アニメからだろうと思うのですが、
一番人気の女性キャラといえばやはりコトナさんだと思うのです。
何かもう、存在自体がエロスでありまして、
さとっちさんも多くの同人誌で大変お世話になりました。(深々と)

ただ、お世辞にも立体物に恵まれてるとは言えないのが現実でありまして、
ユージンから立体化が1点とマックスファクトリーから水着姿が1点。
……それだけが全て、というあたりに思わず涙が止まらないんですけど。
ただ、今年の2月にはTonyさんのイラストを智恵理さんが立体化した、
おそらく決定版になるであろうコスチューム姿が、
マックスファクトリーからリベンジじみた勢いで発売される予定です。
……まぁ延期が入りそうな気もいたしますが……。

で、そこに合わせたのか何なのか、グッスマからねんどろいどで
コトナさんとミィ様の立体化が発表されました。
『普通にマックスのコスチュームVer.だけ買えばいいんじゃねえ?』
という、至極真っ当で面白くない心の声にフタをしまして、
軽やかに購入→そのまま積んでたのを引っ張り出して、
やっとこさレビューでございます。
出来やらサイズはいつものねんどろクオリティ。
相変わらず頭がやたらめったら重いのが難点なのも変わりありません(苦笑)。
パーツ展開図は撮ってませんが、腕や腰や頭部は変更用パーツが付属します。
アイプリントも綺麗に出てますし、優しげな表情がステキなコトナさん。
ちゃんとイヤリングが塗装で再現されているのもポイントが高いですねー。

……そしてねんどろいどになっても自己主張の激しいワガママなおっぱいが。おっぱいが。おっぱいが。
後に出てくるお座りポーズ用の脚を取りつけることで、
『ありのままでLovin'U』で見せたダンスのポーズを再現可能。
こういうプレイバリューは非常に嬉しいところです。

……しかしまぁアレが初めて流れて局地的に物凄い話題になり、
『おはスタ』で伊藤静とこやまきみこが生出演でライブやるからってビデオに録画したうえ
PCでも録画、ついでにリアルタイム視聴もカマした自分
を振り返るとやや遠い目になります。
さらに言うなら『握りしめたその手に』のときも、
まったく同じコトをやってたことを思い出しました
あの時ボクは若かった。
そして若々しすぎてやや痛々しい

……でさ、今改めてそのビデオを見たんですけども、
やっぱきみきみのおっぱいデカいなぁ……(帰れ)。
今回もまた新しい試みがなされているスタンド用支柱部。
今までは胴体を挟む形状のものが大半でしたが、今回はちょっと形が変更。
支えの上にフィギュアを立たせるような感じになります。

今までは上手く挟んでも結局パーツに干渉したり、
保持力が弱かったりしましたが、今回のものは見事。しっかり立たせてくださいます。
ねんどろいど仕様にリファイン(ぇー)……じゃねえや、デフォルメされたコトナさんの愛機、レインボージャーク。
……いや、もしかしたらレインボージャークウィンドかもしれませんけども。

全体はプラ製で非常に可愛くまとまっておりまして、たまに公園にある
『土台と地面の間にスプリングが仕込まれてて前後左右にビヨンビヨン動くアレ』
を想像したりいたします(笑)。

ちなみに尻尾部にはねんどろいどで使用されているジョイントが仕込まれており、
後方へ尻尾を倒すことが可能になっています。
また、頭部は胴体との付け根にロール軸が設けられており、
一応角度を変えることも可能です。

ところで誰かあの遊具の正式名称知りませんか。マジで。
で、レインボージャークの上にはコトナさんを座らせることが可能。
座らせる際には腰の下からのパーツを交換し、お座り用の腰+脚パーツを接続します。
レインボージャークとの接続にダボとかピンとかは一切無いので、
もう純然たる『乗せてるだけ』になりますよー。
なので転落注意。マジで。

ジャークの尻尾が後方へ倒せるギミックは、コトナさんの髪の毛が思いっきり尻尾に干渉するからですね。
こういう回避方法は面白いですね。上手い。

あと取り忘れてましたけど、コトナさんの頭部パーツには
ウインクしている表情のものも付属します。
ちょっと悪戯気な表情が可愛らしく、ちょっとエロい
同じお座りポーズというコトで我が部屋のマスコットたる長門さんとー。
ここにミィ様withランスタッグも加わったらさぞ壮観でしょうねー。

っというコトで今回もねんどろシリーズというコトで軽めのレビューになりましたが、
コトナさんでございました!!!!
もう気が付いたら今月にはミィ様が発売っぽいんですが、
何はともあれ単品でも満足満足。

もうワンサイズ小さければもっと良かった……という、毎度感じる印象は相変わらずですが(苦笑)。