『艦隊これくしょん-艦これ- Side:金剛 限定版』 『横須賀鎮守府編5』 『鶴翼の絆 1巻』感想とか。 |
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・艦隊これくしょん ‐艦これ‐ side:金剛 (1) 限定版 (カドカワコミックス・エース) [コミック] コンプティークが今の版型になった号から掲載が始まった作品で、 その時に読んでから「こりゃすごい」と思ってましたが、単行本にまとまるとまた格別ですね。 収録話数は6話で、物語としては4編になるかな。 金剛・比叡の二人が客船に乗って日本に向かう途中で遭遇した深海棲艦と艦娘との戦闘、 そしてその状況へ積極的に介入していく二人……という物語の第1話・第2話。 扶桑・山城姉妹と時雨の3隻が奮戦するも、ヲ級との遭遇によって窮地に追い込まれていく中、 さっそうと現れる金剛比叡コンビが頼もしくて仕方ありません。 そこからの二人の呼吸があった戦闘シーンは惚れ惚れしますなー。というかヲ級との決着がまさかああなるとは(笑)。 第3話・第4話は山城といがみ合う比叡が演習で金剛・扶桑ペアの艦隊に惨敗し、 そこから始まる『金剛と扶桑のペアに勝つまで比叡と山城は同室な』の共同生活物語…な前後編。 (お姉さま成分の過度な不足により)和解した二人が深海棲艦との遭遇戦で見せるコンビネーションは気持ちよく、 ここの戦闘シーンは必見モノですな。めんどくさいおねえさま大好き妹コンビいいよ!!! いいお姉さん同士な扶桑金剛というのもありですね……。 あとしれっと冒頭からいちゃついてる鈴谷と熊野。いいですね。実に良い。えろい。 第5話は金剛と比叡のお茶会に乱入した島風が比叡のスコーンを奪ったことから始まる追いかけっこ。 「金剛おばさん」と呼んじゃう島風の傍若無人っぷりがこわい。こわい。 こわい。 あと天龍は巻き添え食らってナンボのキャラだよなぁとつくづく実感しました。 第6話は遠征任務中に泊地を発見した艦隊が悪夢のような夜戦を強いられる中、連絡要員として離脱した島風の言葉を受け、 鎮守府から金剛と比叡が先遣部隊として出撃していくところで1巻は終わりです。 これだけは前後編でありながら後編は第2巻までお預けという、この引きは卑怯や……!!!!(バンバン) 特徴としては『提督は様々な会議や折衝の関係で鎮守府を留守にしている』という設定により、 電話での登場などはありつつも顔が見えないという構造になってるあたりでしょうか。 かわりに艦隊運用などを引き受けているのが任務娘(大淀)さんだというのが俺得ですねやったぁ!!!!!! まぁ提督ラヴな金剛さんにとっては悲報という感じですが(苦笑)。 作画は非常に良好で、艤装の細かな描写、戦闘シーンで見せるギミックの活用(扶桑型の艦載機運用とかね)、 台詞もゲーム中でのものをしっかりと踏襲しているあたりなど、非常に丁寧な仕事をされてるなーと思います。 大破・中破での服が破れ艤装が壊れた状態もしっかりと描かれていますし、身体のラインは本当にやわらかな曲線ですし。 ところで金剛さんのぱんつが第一話ラスト以降見えないんですが、提督これは一体……? 登場する艦娘は『Side:金剛』とはありつつも駆逐艦から正規空母までひと通り揃っていますが、 榛名と霧島は登場せず……おのれ。 あと大和型とか海外艦、潜水艦も未登場ですね。武蔵は言及されてますけども。 個人的には高雄さんの描写が非常に良い感じなのでもっと出して欲しいなーと思ったりも。やっぱりエロいわ高雄さん。 また、エピソードごとの合間合間に幕間のワンカットが挟まれるんですが、 そこのカットが非常に可愛くてオススメ。 客船の通路を艤装付けて移動する金剛さんとか、提督と電話で話してクネクネする金剛さんとか、 熊野に迫る鈴谷とか、こたつを奪われる扶桑山城姉妹とか。 一番爆笑したのはお茶会の準備をする金剛・比叡姉妹ですが、あぁ、うん、君らすげえな……戦艦すげえな……(ゴクリ)。 |
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そして限定版の付録として付いてくる、ある意味で艦これを象徴するドラマCD。 比叡の時報ボイスネタでもあるカレー作りにフィーチャーした一本ですが、 出演声優:東山奈央 というすさまじいことに(笑)。 東山奈央担当の金剛4姉妹に高雄と愛宕、摩耶、鳥海の合計8人が登場しつつも、 きっちり演じ分けてるあたり、最初聞いたときひたすら爆笑しておりました。いやこれ本当すっごいぞ……!? こうなると藤田咲と井口裕香オンリーのドラマCDとかも期待せざるをえない……!! ……あと金剛型ってやっぱり(榛名といえども)若干の脳筋っぷりありますよね……。 そして鳥海さんは可愛い。本当に可愛い。ほんとうにかわいい。脳が蕩けます。 |
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ドラマCDだけじゃなくてBGMも母港・出撃・交戦の3曲が収録されています。 交戦曲『艦隊決戦』なんかはゲーム中だと単体でじっくり聴けないので、これは嬉しいところでした。 ただ母港曲が流れ始めた時「あれ、いつの間に音声出力がCDからPC音源に切り替わったんだ……」と疑問を抱いたのは秘密だ。 あとミニ画集も付属しているんですが、ここは絵を掲載するわけには行かないので。 しかしu介さんの武蔵・霧島・鳥海・望月・巻雲・伊8の眼鏡っ娘勢揃いイラストは壮観でした……眼福でした……。 何気に巻雲と伊8が服を取り替えっこしてるのがちょうかわいい。 犬絵しんすけさんの榛名(入渠中)、かわいそうな子さんの鈴谷熊野コンビのイラストも眼福でしたね。 |
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んで電子書籍版でサックリと横須賀鎮守府編の5巻も購入ー。 五月雨ちゃんと夕立のコンビ、というのはあんまり見ないだけに新鮮な表紙でしたなー。 ・艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編(5) (ファミ通クリアコミックス) [Kindle版] ということで、気に入った作品の感想をちょこちょこと。 |
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・提督と龍田さん(津留崎優) 安定の津留崎さんによる龍田さんエピソード。あぁもう高雄さん可愛いなぁ!!!!(そこか) バレンタインデー家具の『板チョコ机・椅子』が拾われてるのも嬉しいところでした。うん、あれ、ああなるよね(遠い目)。 ・たのしい艦載機の使い方(松平鶴次郎侍) 大鳳さんと張り合う龍驤ちゃん可愛い。 あのボウガン装備について正規空母・軽空母の皆様で激論を交わして欲しいなーと思ってただけに、 これはちょっと嬉しいエピソードでした(笑)。 ・新兵装が実装されました(れとまクロ) 新装備があると聞いて扉開けたらドラム缶だった夕張さんの話です(真顔)。 ……夕張さん可愛いよね……ドラム缶装備でも可愛いよね夕張さん……。 ・神通が改ニになりました(そらったま) ・那珂ちゃんのアイドル奮闘記(シメサバ 今回の5500トン級枠の二編ですが、改ニのお祝いをされる神通さんと、アピールの仕方を間違え続ける那珂ちゃん……どうしてここまで差がついた…。 ・艦艇は海と季節を超えて(滝太郎) レーベとマックスのドイツ駆逐艦コンビの一本。と同時に陸奥さんの女子力・姉属性がアピールされる一本。 ……だんだん長門さんが姉だと思えなくなってきたんですが……。あと冒頭で畳の床に沈むレーベちゃん可愛いですね…… ・羽黒の気持ちはカッコカリ(みにまる) 羽黒の改ニが来たタイミングでタイムリーなケッコンカッコカリネタ。 妙高姉妹は何というか本当、あれですね、怒らせちゃいけない空気がありますよね4人とも。 ・癒しの潜水マッサージ(いちはや) 伊19が提督のマッサージをしてたところへ潜水艦隊が帰ってきたことから始まる羨ましい悲劇の物語。 イクちゃんに馬乗りになられてる時点で勝ちな感じはありますが!! ところで伊401は本当に無邪気の楽園というか無防備エロス感いいよね……。 ・加賀のニイヅマ修行(鈴音ことら) ケッコンカッコカリしたはいいものの新婚さんが何をするのかよくわかってない加賀さん可愛いなぁもう!!!!(バンバン) ・雷VS夕雲〜仁義なき司令官争奪戦〜ななてる) 『甘えさせてくれる駆逐艦娘』の代表格である雷と夕雲による一編ですが夕雲さんマジで隙が無いな!!!!!!! 背伸びしたがる雷ちゃんと、すでに完成された幼妻属性で愛人属性もありの夕雲さん……うむ、いいですね……。 ・大井皰(にきび)討伐大作戦(鶴) 読んで字の如し、ニキビができてしまい凹み倒す大井さんの話。 のはずがスキンケアの鬼という新たな立ち位置を確立してしまった足柄さんに持って行かれた感もあるな……。 ・隼鷹可憐な乙女です(今田秀士) ここでも頼れるお姉さん気質を発揮する陸奥さんが輝いております。陸奥さんすげえな!!! ・ケッコンカッコワライ(かまぼこRED) 「扶桑姉さまとケッコンしたい」とのたまう山城に捕まってしまった時雨の奮闘記ですね……。 というか扶桑姉様とケッコンカッコカリしたら夜中にいきなり刺されそうな危うさがあるのがいいですよね山城。 ・鎮守府画報 鳳翔さんのお料理教室(原田将太郎) 鎮守府のオカン扱いがデフォな鳳翔さんですが、まさかそう呼ばれるとは(白目)。 あと島風の服を着ちゃった鳳翔さんの破壊力はすごいので鳳翔ファンは必見だと思います。 ・秋雲の薄い本(ねことうふ) まだうちには秋雲がいないんですが、巻雲のボイスとか聞いてるとやっぱりこういう方向のキャラで間違ってないんですね!! |
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そういや日記には書いてたけど単体で記事としては残してないので改めて再掲載。 ・内田弘樹 艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (富士見ファンタジア文庫) [Kindle版] 艦これ小説いろいろ始動しておりますが、個人的ド本命は『シュヴァルツェスマーケン』で目の離せない展開を連発してる、 内田さんの手がけた本書でした。 主人公は提督ではなく五航戦の瑞鶴となっており、沖ノ島海域の攻略に苦戦する鎮守府で瑞鶴が目覚めたところから、 沖ノ島海域を攻略するまでの戦いを描くのが、この1巻の内容……という感じですね。 『幸運の空母』と呼ばれた瑞鶴が艦娘として就役し、一航戦……というより加賀さんとの模擬戦や初の実戦、 飛鷹・隼鷹との出会いを経て沖ノ島へと赴くまでのドラマは濃厚の一言、 特に沖ノ島攻略部隊の直面する困難は、まさに提督各員がそれぞれPC前で抱いた苦しみを本当によく描いておりまして、 ……本当……もう……(嗚咽)。 虎の子の戦艦メイン編成で突っ込んで迎える結果とか、もう、あの、トラウマがですね。いい感じにですね。 誰ですかこの小説に鬱展開が足りないとか言ってる人は。あのトラウマを掘り起こされるんですよ!? ……気を取り直しまして。 主人公が正規空母ということで、戦闘シーンは「空母としての能力を持つ艦娘の戦い」が中心になっており、 戦艦部隊の出番は少なめで金剛・霧島と長門・陸奥、あと伊勢・日向、重巡は妙高・羽黒と摩耶・鳥海ぐらいかな? ただその分、空母艦娘の戦闘方法はみっちり描かれていて、大変読み応えがあります。 というかねぇ!!本当、2-4海域攻略当時に零○〇〇型(ネタバレ回避)があれば!!!あれば!!!!! 出てくる艦娘は初期で手に入りそうなキャラがひと通り揃っており、短い出番ながらもしっかりとツボを抑えてますね。 鈴谷や熊野、初風や秋雲などの夏以降実装艦娘は出てこないんですが、そのあたりは次巻以降……かな? 個人的にはラストのほうで内田さん大好き○○がレイプ目になってたのに大爆笑させられましたが!! 軽巡は夕張さん可愛いが工廠で夕張さん可愛いな夕張さん可愛い、という感じぐらいで(日本語で話せ)、 他は天龍と龍田がちょっと出てくるくらいかな。沖ノ島海域だとワリを食ってましたし仕方ないね。 軽巡を旗艦とした水雷戦隊のお話はまた別で……というところでよいかと思います。駆逐艦は結構出番ありますし。 提督もすごいセクハラ魔神かつきっちりと締めるところは締めるいい男でありまして、 我々が日々、秘書艦娘をつんつんしたり新絵柄を見るために中破させたりしてるのを考えますと、 非常に良いバランス感覚で描写されているなーと思いますね。たしかに鳳翔さんの下着は気になります!!(真顔) あとやっぱり翔鶴さんがすごく良いですね。 良いお姉ちゃんかつ『不幸艦』としての自覚に縛られ、我が身を犠牲にしてでも他の艦を守ろうとする翔鶴さんが、 瑞鶴の行動によって変化していくのが心地よく。 瑞鶴も『幸運艦』としての因果に縛られること無く、最大限の努力をして勝利をつかもうとする辺りは、 非常に良いガッツストーリーに仕上がっていますしね…!! そんなわけで、五航戦好きの皆様に於かれましてはマストバイ、その他の提督諸氏におかれましても、 熱い戦いと旅館を改装した鎮守府での艦娘たちのドラマ、そして飛鷹さんのおっぱいに興味がございましたら、 ぜひとも読んでみるのをオススメしたいところで……!!!二巻も予約始まりましたしね!!! |
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