アルター 1/8
エル・カザド ナディ
さてさてさて。

最近買っているフィギュアのリストをザッと眺めておりますと、どうにもこうにも
『原作知らないけど出来がいいから買った』というものが非常にいけない勢いで減少している今日この頃。
とは言ってもまったく買ってないわけじゃなく、デス先生とか……って、去年の末あたりからだとデス先生だけか。
いやまぁコレクターとしてはむしろ知らない作品のフィギュアを嬉々として買ってるほうが異端なんじゃなかろうか、と思ったりしないでもありません。

ですが、『出来の良いフィギュアなら原作知らずでも買う』というのがさとっち流。
引いては『.30CAL CLUB流』、と言っても過言ではありません。多分。
そして今回も今回とて『まったくさっぱり原作知らないって言うか存在そのものを知りませんでした』という、『エル・カザド』からナディが立体化。まぁアニメ見てない以上、特に出来が最高でなければ買う理由は無かったと思うのですが、『持ってる銃がガバメント』ともなれば、購入せざるを得ませんとも。
そう、コルトM1911A1ガバメントこそはさとっちさんが初めて購入したエアガンであり、思い出の一挺なのですよ。


……そんなワケで、今回はガバについて語ります(ぇー
まずはケープを羽織った状態で。
この状態でパッケージに封入されていますから、コッチがメインと言えるのかもしれません。

マント(ケープ?ポンチョ?)はかなり柔らかめのPVCで成型されており、分割などは無しの一発成型かと。
着せる/脱がせる時は、多少広げたり曲げたりしながらになります。冬でも別段支障なく脱がせられるのは良いですね。
ただ、やはりボディラインの殆どが隠れてしまうのは悲しいものが。
マントの利点としてはやはり、右からのアングルと左からのアングルでフィギュア自体の見え方が随分変わる点でしょうね。
左からだと衣服が殆ど見えませんが、右からだと抜き撃ちの右腕によってマントが跳ね上げられ、タンクトップやベルト、ショートパンツが丸見えです。
で、本命はこちらのマント無し状態。
脱がせる時は頭部を外して、となります。エクセレントモデルとかと同じタイプなので、分割は目立ちません。
マントが無くなったことで、シッカリと見えるボディラインが美しいですねー。
また、肌色面積の広さと赤いタンクトップなどで、華やかな印象になります。
躍動感溢れるポージングは、両足の裏側に接続する金属棒でしっかり固定されています。
上半身アップはこちらー。
何よりも嬉しいのは、ガバを変にオシャレ撃ちしてない点ですね。ハリウッド撃ちが本気で嫌いなもので。

……まぁオシャレ撃ちしてないとはいえこんな不安定な姿勢でガバを撃った日にはバランス崩して転倒するでしょうけども。
頭部アップはこんな感じ。
左耳の前から下がる三つ編みのシャープさや、後頭部についたアクセサリーの塗り分けなどは丁寧な仕事です。

表情は面白いですね、見る方向で結構印象が変わりますから。
ほぼ水平で見ると、余裕の溢れた表情、という感じに。俯瞰気味になると凛々しい感じですね。
また、後ろから見る髪の毛のダイナミックな翻り方や先端部の螺旋力(ぇー)も注目点。
しなやかさを感じさせる下半身の造形はお見事の一言。
少し日焼けした感のある素肌の色や、フトモモ〜膝〜スネへの流れは美しいですねぇ……。
ブーツの紋様も丁寧に塗り分けられております。
アルター公式でのサンプル画像公開当時から『この喰い込みっぷりはやべぇ』と思ってましたショートパンツ。
もう少し、もう少し頑張ってくれたらサイドから具がはみ出たり毛がはみ出たり(以下略)。

細かいことですが、ベルトの造形なんかは非常に良いですねー。
さーーーーーーーーーーーーーーて今日も皆さん行こうぜAre you ready!? Ret's Rock!!



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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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いやー、なかなかナイスなおっぱいです。おっぱいです。おっぱいです。
しかしコレだけおっぱいおっぱいだと、銃をドンガドンガ撃ちまくるには邪魔じゃないのかなぁ、と思ったりしますおっぱいです。

でも多分このサイズだと乳リロードとかは無いと思いますおっぱいです。
ちょっと忘れてたんでここに入れますが、このアングルもなかなか良いとおもうんですよね。
不敵な感が堪りません。
ガバメントを構える手首はこんな感じ。
親指と他の四指は分割されているので、サイズが合えば他のフィギュアなどに付属する銃器を持たせることも可能です。
……もっとも、1/6スケールならいざ知らず1/8での銃器セットなんて無いんですけどねorz
はい、ここで今回ナディを購入した理由であるコルトM1911A1、通称コルトガバメントでございますよ!!!!!
多少寸詰まりの感(特にトリガーガード前〜マズル部まで)はあるものの、形状の再現性は概ね良好でして、コレは実に良いガバ。
グリップのエンブレム部は頑張って欲しかった気がしますが、その他の箇所はナイス。

さて、このガバという拳銃ですが(注:ここから語ります)、正式名称はコルトM1911M1A1。開発はもちろんコルト社
元設計は非常に古くて1900年台初頭です。
1898年に勃発した米西戦争における、フィリピンのモロ族との戦闘で極度の興奮状態にある敵兵(薬物で……という説アリ)に対し、.38口径のリボルバー拳銃(コルトM1889など)では有効打を与えられず、結局1人に対して数発の命中弾を要した……という戦訓を受け、『より強力なマンストッピングパワー』が必要とされ、.45LC(ロングコルト)弾を発射するリボルバーが運用されます。

この時点では.45LC弾使用の拳銃-つまりはコルトSAAピースメーカーがメインであり、その高い剛性を持ったフレームと信頼性の高いメカニズムとが、将兵から非常に高い人気を誇ったとか。
ですが、同時に半自動式拳銃-つまりセミオートマチック拳銃においても、リボルバー用.45口径弾を短縮化すると同時にリムレス化した、.45ACP弾を開発します。
ちなみにこの弾丸はトンプソンM1A1サブマシンガンなんかにも採用されてます。

その後.45ACP弾を発射可能な軍用大型自動拳銃の開発が進められ(弾薬→拳銃の開発順になります。航空機で言うならエンジン→機体の順番。何を乗せるか/運用するかが決まらないまま開発は出来ませんからね)、コルト社はジョン・ブローニングの設計した半自動拳銃M1900をベースとして1905年に『コルトM1905』を完成。
そのM1905で生じた欠点を修正し、満を持して登場したのが『コルトM1911』となります。
コルトM1911は信頼性と耐久性の高い設計や、強力な弾丸の採用が評価され、アメリカ陸軍に正式採用されました。
第一次世界大戦で使用された際のバトルプルーフを元に改良したのがコルトM1911A1となります。
ここではトリガープルのストローク改善や、ハンマー下部のグリップセーフティの採用などですが、それも兵士からの改良進言があtったからだとか。
最後に米軍がM1911A1を発注したのは第二次世界大戦当時であり、それ以降は部品の入れ替えなどの旧品維持で対応しているとのことですが、1985年にアメリカ陸軍がピエトロ・ベレッタ社ベレッタM92を正式採用拳銃(米軍内ではM9と呼ばれています)とするまで、実に74年間もの長きに渡って主力拳銃の座を張り続けた点は特筆すべき事項であり、いかにその設計が優れていたかを証明するものでもあります。
また、現在でも一部の部隊ではM1911ベースのカスタム型を採用しているとのこと。
警察の特殊部隊などでもまだ現役で採用されており、アメリカ人に最も馴染み深い拳銃である、ともいえますね。

ちなみに日本国内で馴染んでいる『ガバメント』という愛称ですが、これは元々アメリカの政府関係機関で非常に多くM1911が採用されたことから、民間向けの販売時に『官給品』を意味する『ガバメント・モデル』として発売されたことによります。

左画像:イジェクションポート           右画像:マズル部。この無骨さが堪りません。
今の目でオリジナルのM1911を見ると
・シングルアクションのみ
・装弾数=7+1発

という点が不満点になるでしょうが、コルト社のパテントが切れてから(あるいは切れる前から)銃器メーカー各社から発売されているカスタムガバメントでは、その辺りの不満点を解消したモデルが多く出ています。
特に、装弾数の少なさを解消したハイキャパモデルは最近に至っても人気のようで。
また、欧州の銃器メーカーが拳銃をアメリカ市場で展開する際には、
・ガバメントに最も近いグリップアングル/操作系統にする
点に力を入れるとか。あと.45ACP弾モデルを作るとかね。

山のようにガバのカスタムモデルが各社から発売されてますが、個人的にはスイスのSIG Arms社の『SIGarms GSR』がお気に入り。
他にザッと上げていくなら、
スプリングフィールド社、LAR社、AMT社、STI社、S&W社、ウィルソン社、ディトニクス社、タウルス社、パラオーディナンス社などから出ておりまして、さらにガンスミスが個人でカスタムしたモデルまで含めたら気が遠くなるような数のガバベースモデルが出ているでしょうねー。
アメリカ国内での『.45オート神話』を作った点といい、その歴史的意義に関しては誰もが納得できるのではないでしょうか。

ちなみにソ連が作った『世界で一番殺傷力の高い拳銃』ことトカレフT-33も、M1911がベース設計になってるようです。
レッグホルスターは革製かな?
開口されているので、ガバを収納することも可能になっています。ここはナイス。
……まぁ収納しようにもアレだ、ハンマーがコックされた状態なんで危険極まりないんですけども。
ウエストバッグはレッグホルスターと同じで革製か。
ここには予備マガジンなどを収納するのかな?
で、最後は同じくアルターの『ステキ銃器持ちフィギュア』であるKOS-MOS Ver.4さんと。
共通点は乳と銃器ですね☆(何

っということで、アルターのナディでありました!!!
個人的にはまったく知らなかった作品からの立体化であり、何もキャラについて語ることがないんですけども、
出来は非常に良いですよー。
……こうなってくると同じアルターのレヴィを買ってなかったのがほんの少しだけ悔やまれますが、
買ってたら買ってたで今頃には後悔してそうな気がしたりしなかったり。

ともあれ、全国7億9千万人のガバメント好きかつ美少女好きな、何かとどうしようも無い人々にはオススメしたいものです。