ボークス モエコレPlus No.05
ランスY‐ゼス崩壊‐ 魔想志津香
さてさてさて。

ボークスがPVC完成品美少女フィギュア市場に参戦してきて早半年。
『業界初のトゥルートレース方式!!』と銘打って第一弾発売された鷹守ハルカの出来がものすっごいアレでさとっちさん激怒というか絶望してみたのも記憶に新しいところですが、さすがに半年もあると技術の蓄積ぐらいは出来ないと困るのがこの業界。
第二弾のナリカに至ってはまったく話題にならなかった記憶もありますし、第三弾のミクの影に隠れた第四弾のリン&レン、というショッパ目の状況(現状:1勝2敗1引き分け)、ぶっちゃけここが正念場のボークスですが。
それでも強気に、むしろアコギにリリカルなのはStrikerSの機動6課隊長3人を同時にリリース、しかも3つ同時に予約するとヴィヴィオが付属するとかそんな無謀な商売ですが大丈夫なのかモエコレPlus。

で、第5弾として1月1日に到着したのがこの魔想さん。
最近になってコトブキヤやアルターが参入してきたものの、アリスソフトキャラの立体化では一日の長があるボークスが満を持して、または起死回生の一手として打ってきた感がありますが、逆にいえばコレがこけたらもう後は無いという諸刃の剣。
そういう意味で本当に不安と期待が入り混じりつつ待っていたワケですが、意外と出来が良くて驚きました。
まずは全身をグルッとな。
1/6スケール表記ではありますが、そこまで大きさは感じません。1/8スケールよりはやや大きいので1/7スケールぐらいかな。
帽子を含めると結構なサイズとなりますが、それでも23cm。
本当に1/6スケールだったら魔想さん身長138cmですかってそれはそれでいいなぁ(真剣な顔で)。

髪の毛の造形は良いものの、塗装にもうちょっとこだわって欲しかった感があります。ちょっとベタッとしてて重い感じ。
ツンツンな魔想さんの性格を表す様な、キツめの視線がさとっちさんのM心を刺激してやまない魔想さん顔。
帽子があるのでライトの当て方に苦戦したのは内緒です。
塗装のはみ出しやアホみたいに大きいゲート跡、分割ラインやパーティングラインは殆どありません。成長したねぇ。
チャイナ服風のミニワンピースからのぞく生脚ふとももがまぶしくて非常によろしい脚周り。
ブーツの造形は良いんですが、もう少し塗装表現にこだわって欲しかったかな。
やはりこう、魔想さんからは冷たい目線で見下ろされたいさとっち(ややM)です。
帽子は脱着可能で、前髪パーツごと交換する方式。 帽子自体に前髪の一部が接着されているため、他のキャラには流用できません。
ベースは魔法陣モチーフになっており、固定ダボは両足の裏側に。
肩口から左右の腕パーツを交換し、頭部を一旦引き抜いてからマフラーを外すことでこの私服状態に。
各所で散々言われていますが、何かすっごくC.C.っぽいです。
大型のマントを外してもバランスに破綻が無いのは良いですね。
マントの肩口から素肌の腕パーツ、というのも考えたんですが、右腕パーツがマントと干渉するので断念ですえぇいチクショウ。
改めて帽子無しの頭部をクローズアップ。
ツンツン目線が相変わらず素敵です。前髪はこのサイズならもうちょっとシャープに出来たはず。もう少し頑張りましょう。
ただ、全体的に塗り分けの精度はアップしてますね。この辺は誉めるべきなのか最初がダメすぎたのか悩む(笑)。
チャイナワンピの胸元を思いっきり内側から押し上げる魔想さんおっぱい。
チャイナ服って巨乳さんには余り似合わないと言うか、微〜豊乳ぐらいまでで留めておくのが一番キレイだと想うんだ(何)。
しかしこう、思うんですがここまでおっぱいそれぞれの形がクッキリ出るというのもどうかなーと。
胸元を全体的に押し上げている、というのんでもワリとドキドキするものでありますが。

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『見上げると、そこにパンチラ』という構図がワリと大好物だというのは以前に自供したことがありますが、そういう意味ではこの魔想さん、ナイスです。
脱衣ギミックとかは無い(そらミニチャイナワンピだもんな)んですが、角度とかを変えてやると結構バッチリ白いものが。
ぱんつ造形にもこだわりが見えておりまして、なかなか良い喰い込みっぷりです。
ハルカのときには無かった『決めアングルの徹底』と、『何をどう魅せるか』が徹底されているような印象が全体的にありますねー、良い良い。
っというコトで、ボークスの魔想さんでしたー。買うのに勇気が必要でしたが、届いてみればホッと安心。
それでも完全受注生産、予約限定という販売形態はやっぱりやめて欲しいものですねぇ……何せボークス製、届くまで心臓にいささか良くない日が続きますゆえ(苦笑)。
この後発売される『無限のフロンティア』三人娘は予約して無いのでそういう日々も一段落、ではありますが。
さーて、なのはStrikerSシリーズはどうしたものでしょうねぇ。 はやてさんはアルター版で充分っぽいしなぁ……。