PS2『スーパーロボット大戦OG外伝 限定版』付属
ART-1アクションフィギュア
さてさてさて。

かつて『スーパーロボット大戦 SCRAMBLE COMANDER』が発売から2週間程度で新品1980円まで一気に価格急降下、
『スパロボ界のアンリミテッド・サガ』と呼ばれたのは非常に心温まるエピソードとして記憶されておりますが、
昨年末に発売された『スーパーロボット大戦OG外伝』もなかなか良い感じに絶望的なことになっております。

『スーパーロボット大戦OGS』の続編というコトもあり、決して大ハズレする要素は無く、
むしろ大ヒットと呼べるだけの本数は動いたハズなのですが。
だがしかし発売3ヶ月で、予約段階では瞬殺だったハズの限定版が50%OFF水域へ突入。
通常版に至っては1980円と、これまた予約して発売当日に買った人々
を阿鼻叫喚泣き笑い地獄に叩き落す状況です。

……まぁさとっちさんもその阿鼻叫喚泣き笑い悶絶地獄に叩き落された一人なワケですが。

で、先日の百式レビューの際にふと思い立って引っ張り出した、限定版付属のART-1フィギュア。
そういや撮影どころかパーツ全部出してすらいねえなぁ、と気付きまして(最悪だ)。
今やらなかったら多分この後一生レビューすることは無かろうと思いますので、
勢いだけでレビューさせていただきます。
サイズは百式と同じぐらい、ということでハイコンプロと同じぐらいでしょうか。
造形担当はボークスの造形村ですから、基本的には電撃FAFと同じような構成になっています。
プロポーションは比較的良好ではありますが、上腕・肩アーマーの関節位置などやや変な感じもあります。

機体自体はRXR計画の中で作られた新型パーソナルトルーパーであり、
R-1とヒュッケバインMk-Vの設計データを元に開発された、試作機の試作機的存在です。
機体各所の構成や意匠はR-1というより完全にヒュッケバイン系ですね。

ゲーム本編での使い勝手はそれはもうバランスブレイカーといいますか、無改造でも3800に至るHGリヴォルバーや、
異常に使い勝手の良いT-LINKブレードナックル、さらにR-1との合体攻撃も存在するので、
対ザコ掃討戦からボス戦まで、あらゆる方面で大活躍してくれました。
この機体だけで
何十機のバルトールを叩き潰したことでしょうか(遠い目)。
頭部の意匠もほぼ完璧にヒュッケバイン。
塗り分けに関しては結構キビしい感じですね。ブルー(紺色ですが)ベースに白ラインや黄色ラインですから無理もないですが……。

ただ、やはりもう少しシャープに出来なかったものか……と思ってしまう箇所が多いのも確か。
まぁこの辺りは電撃FAFシリーズも全体的にそうですが。
各装備品の全パーツをザッと並べてみたり。何かもうお約束ですけれど。

付属品は
・HGブーステッドライフル ・HGリヴォルバー(握り手一体型)×2 ・HGリヴォルバー(収納状態)×2
・コールドメタルブレード×2 ・ブレードトンファー×2 ・平手×2 ・握り手×2 ・ブレードトンファー握り手×2 ・シールド

となっています。
フル装備状態はこんな感じに。右手にブーステッドライフルH、左手にコールドメタルブレードを持たせています。
ハッタリが効いてて個人的には好きなんですが、この機体の人気ってどんなものなんでしょうね。
ゲーム内で結構使った装備を中心に。 コールドメタルブレードって一回も使わなかったなそういえば……。

可動は正直なところしょっぱいので、そんなにポーズは決まりません。
まぁさとっちさんがフライングベースとかを買ってない辺りにも原因はありそうですが。というか、大いにありますが。
最後は百式と並び位置を変えまして。
しかしこうなると、可動を潔く斬り捨てたモデルと可動にこだわったモデル、どちらが良いのか……と考えざるを得ませんね。
アクションフィギュアも大好きではあるんだけどなぁ……。

っということで、ART-1でございました!!!
やはりゲーム本編での使い勝手の良さから大好きな機体ですので、今回の出来にはちょっとガッカリではありますが。
それでもポージング無しの素立ちであれば見事なプロポーションを見せ付けてくれますし。
何よりも、現在唯一のART-1の立体物というコトで。
コトブキヤからプラキットがリリースされるまでは飾っておきたい物でありますな!!!!!