グッドスマイルカンパニー ねんどろいど
ガールズ&パンツァー 西住みほ
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発売時期:2013年6月26日出荷 原型担当:鵜殿一佳 制作協力:ねんどろん
さてさてさて。

もはや多くは語りますまい『ガールズ&パンツァー』。本当に楽しませて頂きました!!!!!!!
放映前はまさかこんなことになろうとは思ってもいませんでしたが、気づけばBD全巻購入してしまったり、
大洗にはまだ行けてないので今冬のあんこう鍋を食べになんとか行きたいとこだよな―……と思っていたり。

1クールアニメに総集編が2回挟まれ、ラスト2話は3ヶ月遅れての放送という前代未聞の編成も、
作品寿命を延ばす形で上手いこと作用した……結果、アーマーモデリング誌がAmazonで完売したり、
聖グロリアーナ・プラウダ・サンダースのキャプテンが描かれた描き下ろし表紙のモデグラ誌が書店で完売祭りを披露したり

という数々の逸話を打ち立ててしまったとんでもない作品になったなぁ……と思いつつ、
まずはOVAと来年の劇場版を楽しみにして行きたいところです。

立体物に関してはさすがにまだ出足が遅いところ、というかフィギュアを一番精力的にリリースしてきたのがボークス
という、最近ではなかなか見かけない状況になってたりしますねぇ(苦笑)。
とはいえあれもカラーレジンキットの市民権拡大に作用してたりしますし、なかなかおもしろい試みですよね。

んでれっきとした完成品フィギュアでのリリースとしては第一弾、となるのが今回のねんどろいど。
エンディングでデフォルメ戦車+デフォルメキャラ、の映像がありましたし、『戦車模型に合う感じのデフォルメガルパンキャラ』の製品は待ち望まれていたところだと思うんですが、
今回グッスマさんはその辺りをきっちりと抑えた作りでリリースしてくれましたねぇ。
まずは恒例の全身ぐるり。
最近のねんどろいどフォーマットを踏襲した作りで、表情パーツの交換形式は300番台以降の仕様に準じています。
しかしぱっと見だと本当、没個性というか主人公らしくない特徴の無さだよなぁ西住殿……。
聖グロリアーナ戦での偵察時に使っていた双眼鏡が付属しています。
これを付けるときは頭部まるごと一回引っこ抜かなきゃいけないけどね(笑)。
可動部こそありませんが、良い感じの造形でこのサイズながらもしっかりとした作りになっています。

右腕は交換パーツで双眼鏡を固定できるピンが設けられたものも付属しており、ピンを差し込む際に少々怖い(双眼鏡が中央部でたわむので)ものの、『双眼鏡を持っている』シーンが再現できるのは良いですねぇ。
そして本品で最大サイズの付属品、1/35スケールのW号戦車D型砲塔!!!!!!
プラッツ(製品製造はドラゴン)のW号戦車D型の車体に乗せることが可能な砲塔リング形状になっているとかで、
いやーこれは……やはり組むしか無いか……(遠い目)。

あと前髪パーツはヘッドフォンを装着したものが付属しています。
これがいい感じに髪の毛とヘッドフォンとの接着面積少なめなので、髪の毛パーツを交換するときは充分に注意して、
焦らずじっくりと作業しましょう。 ここ、磁石接続とかだと良かったんだけどなぁ(苦笑)。
ということで砲塔から身体を乗り出すイケイケな西住殿をグルっとな。
キューポラの内側にねんどろいどの胴体ダボ穴へ接続可能なピンがあるので、かなりしっかりと固定出来ます。
左腕はキューポラの縁を掴んだものが付属する辺りも芸が細かいですねぇ。

砲塔自体は成型色一発で塗装なし・トップコート無しというざっくりっぷりですが、
これはプラッツのキットへ乗せる際に塗装・仕上げを合わせる事を考えてかな?
戦車無いよー、という人でも、つや消しのトップコートを吹いておくといいかなと思います。ちょっと光沢が強いからね……。

また、あんこうチームと大洗女子のマーキングが両方共デカールで付属してます。
そんな訳でさっくりとでしたが、ねんどろいど西住殿でした!!
W号戦車の車体があればもっと遊べるなぁ……ということでうぬぬ、と考えてしまったり。タミヤ製品欲しくなりますね(やめろ)。

他の大洗、というかあんこうチームの面々は立体化されるのか…?とか色々考えてしまいますが、
まずは即効で完売したこの西済みちゃんの再販と、あと個人的にはパンツァージャケット姿の西住殿、欲しいですねぇ。