コトブキヤ 1/8 劇場版 空の境界
両儀式 -夢のような、日々の名残-
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発売時期:2014年2月24日 原型担当:服部達也
さてさてさて。

先日とうとう『空の境界 未来福音』のBDも発売されて、ついにシリーズが明確に終わった感のある『空の境界』。
思えば同人版のドラマCD(鮮花のCVがゆかりんでしたね)から追いかけて来たコンテンツ……ッつーかあれか、
かれこれ12年ぐらい経つわけですか、うわぁ(頭を抱えながら)。

で、『空の境界』の立体物は……と言いますと少々さびしいかな、といいますか。
出てないわけではないんですが、立体化されるアイテムがやや微妙な出来とか仕様であんまり購入してないんですよね……。
両儀式はグッスマから出ていた奴が非常に良い出来で満足しちゃった、ってのもありますが!!
そして今回、劇場版完結に合わせるかのようなタイミングでリリースされたのが、こちらのコトブキヤの両儀式。

コトブキヤといえば『空の境界』では唯一、ムービックから出ていた鮮花を作っていたぐらいでありまして、
TYPE-MOON作品からの立体化もスケールの方ではうーん、あんまりないよね、という感じ。
他で言うと……相当前になるけど私服セイバーさんぐらいだっけか……。
正直ものすごく久しぶりでものすごく「え、武内顔の再現とか大丈夫ですか」な感じもあったんですけども、
年末にアキバのコトブキヤ本店でサンプルを見て「あぁもうこれは買うしかねえわ!!!」と確信、
そのままさっくりと購入いたしました!!!
まずは恒例の全身ぐるり。
元のイラストは見覚えあるんですが何に掲載されたんだったか……。
『矛盾螺旋』での着物に和泉守兼定を携えた姿がモチーフで、非常に美しくもあり、凄みもあり……というアイテムですねー。
スケールは1/8ですが、刀のお陰で場所を食うような食わないような(笑)。

台座は桜の花びらを散らしたような、華やかで美しいものが付属しています。
接続は右足裏のみですが、いつものようにネジ止めでがっちり固定されているので安定感については文句なし。
引き続きまして上半身……と言いたいところですが、サンプルと比べて右腕がずいぶんと上がって見えるな?という感じもあったり。
もうちょっと腕が顔の前にあるはずなんですけども……
ということでこの3枚、ちょっとだけカメラを左に傾けて撮影してみました。これでサンプルの印象に近づいたかな。
やはりこのアイテム、特筆すべきは着物の柄の美しさですねー。
パール塗装とタンポ印刷の組み合わせによって非常に美しく、華やかで、かつシャープに表現されているのが素晴らしい。
着物のシワの入れ方も気合が入っており、情報密度が非常に高く、見ていて全く飽きません。これはすごいわ……。
んでうちに届いたのは髪の毛に2箇所ほど塗料の飛び散りがあってガックリと。
レビュー後ですけども、ちょいと交換をお願いしてみました。

髪の毛の造形はさすがにサンプルと比べるとシャープさは落ちますが、1/8というスケールならこんなものかな?
ドアップにしなければ、というか普通に飾ってるぶんにはほとんど気にならない範囲だと思います。
着物の裾の内側にある『脚のライン』が非常に美しい下半身。
素足の表現もお見事、というかくるぶしの造形にやたらと気合入ってませんかこれ。
っということで、コトブキヤの両儀式でした!!!
非常に久しぶりのコトブキヤ製TYPE-MOONキャラのスケールフィギュアでしたが、
アイテムとしてのクオリティは非常に高水準でまとまっており、飾り映えもする非常に良いアイテムだったと思います。
うちに届いた分はちょっと個体差というか塗料の飛び散りがあったのが残念ですが、まぁその辺りは交換対応OK出たのでそれほどうるさくいうことも無かろうかと。
レビューのテンション下がったのは否めませんけども……。

欲を言うなら真那ちゃんも欲しいところですが、さぁアレを最初に立体化するメーカーはどこになるか……!!!