コトブキヤ 1/7 ヱヴァンゲリヲン新劇場版
真希波・マリ・イラストリアス ~プラグスーツstyle.~
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発売時期:2012年11月 原型担当:右藏
さてさてさて。

月曜の夜、唐突に「エヴァQのBDが4月24日発売決定」というニュースが飛び込んできて、
にわかに沸き立つタイムラインの反応が「え、巨神兵も収録されてるの!?メイキングは!?」だったり、
「巨神兵単品で出るのはいつになるんだ……」とかが中心であり、もしかしてエヴァQよりも待ち望まれてるのは
『巨神兵東京に現る』の本編……よりもメイキング映像なんじゃなかろうか、と思わず世の不条理に頭を抱えた今日この頃。

いやまぁ、エヴァQ自体は「これこそあの当時俺たちが追いかけてたエヴァの空気だな!!!!」と思えるぐらいに懐かしく、
見てるものを置いてけぼりにするかのようなストーリーテリングと問答無用の映像クオリティ、
唐突に始まるνノーチラス号のテーマ(アレンジ版)などなど、本当に楽しい映画でしたし、
何回でも繰り返し見ながらあーでもないこうでもないと考察を膨らませるのが楽しみですので、
この発売の速さは本当に嬉しいところなんですけども(苦笑)。

そんなわけで……と言うことでもないんですが、去年到着したまま年末のゴタゴタですっかり積みタワーの一部と化してたアイテムを、
エヴァQのBD発売日決定を祝してレビューしていこうと思います。破の方のアイテムですけどね!!!!
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールは1/6ですが、コトブキヤの同シリーズで出ているアスカやレイと違って立ち姿のため。
結構大きさを感じますね……高さとしては大して変わらないはずなんですが。

劇中では結局1シーンだけ(しかも負傷していた)しか描かれなかった仮設5号機用のプラグスーツでの立体化は、
有名ドコロのメーカーでもWaveさんぐらいしか無かったので、今回のリリースは嬉しいところですねぇ。
イメージとしては出撃前なのかな、とも思うんですが、ケーブルのレイアウトが謎だったりするので、あくまでもスタチューとしての鑑賞がベストでしょうか。
真希波さんの飄々とした空気も感じさせつつ、全体的には不敵かつ静かな印象で、
未だに謎めいてる真希波さんの出自や経歴とも相まって実に『かっこいい』一品に仕上がっていると思います。
引き続きまして上半身をぐるりとな。
髪の毛はやや透明感のあるPVCで成形されており、質感が非常に良い感じです。眼鏡の造形も良好ですね。

なんか交換用の前髪パーツで眼鏡無しのが付属して来ましたけども、うん、 そ ん な も の は 無 か っ た 。

5号機用プラグスーツの特徴であるゴテゴテしたラインや胸元を後ろからわしづかみにするかのような紋様、
ケーブル接続用のコネクタが延びる前腕などのポイントもしっかりと造形されており、スキンタイトなプラグスーツとはまたちょっと違った、
スチームパンクの香り漂うデザインを大スケールの立体で堪能出来ます。
ヘルメットは別パーツで脱着可能となっていますが、これがものすごくこだわって作られてます(スタンドは付属しないのでfigma用のを使用)。
バイザー部分はクリアパーツで、金色で描かれた『EVANGELION-05 PROVISIONAL』の文字が鮮烈。
自転車競技用の物を思わせるヘルメット本体は地味なデザインながらも、このバイザーが力強い印象を与えてくれますねぇ。
スリングベルトは脱着不可能なうえに固定形状となっていますが、単品で飾っても非常に見栄えのする一品です。
単品で飾るにはちょっと小さいかもだけどね。
右前腕のコネクタから延びる半透明のチューブはクリア成型のプラパーツ。
ベースに接続したあと、根元部分を覆うように瓦礫パーツをハメ込む方式になっています。

ケーブルを前腕に接続する時ですが、前腕側のコネクタがPVC成型のため、強く押しこむと変形したりする可能性があります。
ここはドライヤーで軽く温めてから作業すると早いかも……。
引き続きまして下半身をグルっとな。
プラグスーツらしからぬ格子模様に、胴体部分とは全く異なる白単色の下半身ですが、
このやや不気味さを感じさせる下半身もきっちり再現されています。
格子模様には一定間隔でシャドウが吹かれていて、間延び感を軽減してるのも芸が細かいなぁと感心させられます。
ベースは瓦礫の転がる床面を模したものになっており、足裏との接続はコトブキヤ恒例、ネジでガッチリおこなわれています。
瓦礫やヒビ割れの表現が良い感じで、安定感も良好。
奥行きをそんなに食いませんし、かなり飾りやすい部類ではないかと。
プラグスーツといえば尻だよね!!!お尻だよね!!!!とは思いますが、
このデザインだとあんまりお尻のラインが美しく見えないのが困りものでしょうか(苦笑)。
いやまぁお尻の谷間にガッツリ食い込んでたりもするのでエロスは相変わらずですが!!!!
忘れてた、ということでヘルメット外した状態でのお姿を。
ヘルメット無しでもポーズに違和感がないというか、髪の毛を左手でサッと後ろへ流しているようなポーズなのが上手いなぁ。
あと背中の左側の構造もきっちりと見えますし、また違った見栄えの良さが出てくるのはいいですねぇ。
ただちょっと残念なのが、左胸元と左肩甲骨のあたりに塗料の飛び散り?と思しきシルバー系の汚れが……うむむ。
5号機用プラグスーツはまぁチッピング仕上げとかも似合うデザインではありますが、ちょっと悲しい。


……しかしやっぱりこのお尻谷間への食い込みはエロいな!!!!!
なんとなく、『背中で語る』のも似合うキャラだよなーということで一枚。
やっぱり実年齢はシンジたちよりも上なんだろうなぁ……。
そしてつくづく思う、真希波さんはやっぱり眼鏡似合うわ……というか素晴らしい眼鏡っ娘ですわ……。
Qの方だとデザインも変わってましたが、あっちでの立体化も待ち望みたいところですねぇ。
っということで、コトブキヤの真希波さんプラグスーツスタイルでした!!!
2号機用のプラグスーツ姿に続いて(2年以上空いたけどな)の立体化となりましたが、
いやぁ概ね満足満足……満足できてないのは塗料の飛び散りぐらいです(苦笑)。

破の公開から3年が経過した今でもバックボーンが語られず、衣装の種類も少ないままではありますが、
それでもやっぱり、いやむしろ『だからこそ』、限られたシチュエーションの中からぐっとくる立体物が生み出され、
こうやって真希波愛好家を着々と増やしてるんだなぁなどと思ってしまったりもしますねぇ。
バックボーン、明かされて欲しいような、欲しくないような(笑)。

今後の予定としてはQ版のアスカが同じく1/6スケールでコトブキヤから発売されますが、
早くQ版の真希波さんも欲しいところですなぁ……プラグスーツ2種類あるんでどっちがほしいか悩むところですが!!