ソリッドシアター 1/10
塵骸魔京 風のうしろを歩むもの(再レビュー)
TOPページ HOBBY LOG DIARY LOG PROFILE 映画 感想 購買予定表
発売時期:2007年4月  原型担当:戸田聡(夢のカグツチノ公国)
さてさてさて。

フィギュア玩具通販の中堅だったビッグビィが倒産した2011年も残すところ2週間。
ビッグビィ倒産も数年後、むしろ来年には忘れられてる可能性もあるわけですが、
そんな中では『T.J.グロスネットを覚えているものは幸せである』と呟きたくなる今日この頃。
まぁ実際には結構な数の企業がフィギュア業界に参入しては撤退してたりするわけですけどもねー……。

そんな中でも上手いことメーカー名が消滅しつつも実態は軟着陸してみせたのが、ソリッドシアター。
ムービックに吸収後、Giftとして新たに動き出すという見事なアクロバットを決めたのは、
フィギュア業界の貴重な成功例として覚えておくべきかなぁと思えますね。
あの頃の尖ったラインナップが今でも脈々とGiftの製品に受け継がれているのを見ると、○○とか△△社はどこでこれだけの差がついてしまったのかという(以下略)。

で、今のGiftの代表製品といえば、『夢のカグツチノ公国』の戸田さんが原型を担当されているセイバー系のフィギュアラインナップだと思うんですが、そんな戸田さんがソリッドシアター時代にも原型を担当されてた商品があるわけでして。
それが今回の『塵骸魔京』のヒロインキャラ、風のうしろを歩むものです。

今回も供養レビューではありますが、実際のところは再撮影といいますか(苦笑)。
コンデジ時代のレビューはやり直したくなるのが多いんですよねぇ……。
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールは1/10で前傾姿勢気味ということもあり、非常にコンパクトに収まっています。
ポーズと目線が結構特殊な感じなので、飾る場所は目線より下のイチにした方がいいかな。

どういうシチュエーションなのかはわかりませんが、草原の上でホットパンツを脱ぎかけているというこのポーズ、
非常に扇情的でですね、こう、うむ。野外プレイ万歳!!!!
引き続きまして上半身をぐるっとな。
何気にこのスケールとしては破格の造形と塗装表現になっているなぁと実感しますね。
1/10スケールでモコのクオリティが実現されて、なおかつか価格も今と変わらない時代があったのだ……。
頭部の造形は本当にすごいと言うか、1/10というスケールでこのクオリティ!!!!
原画担当のNiθさんのテイスト、原型担当の戸田さんのテイスト、その両方をものすごくよく再現しています。
目元の表現が確かにスケール上の限界を感じさせないでもありませんが、ドアップで見ないとほぼ気にならないレベルだと思います。
個人的にはこの口元が本当に素晴らしいと思いますというか、
戸田さんの造形の中でも特徴的な『色気のある唇』を非常によく再現し、表現してあるなぁと。
前が大きく開いてるパーカーのしたには何も着ておらず、幼いボディラインが丸見えに。
胸の先端まで造形されており、なかなか見えないところまで作ってくるこの熱意には脱帽です。
……うん、いいよね、すごくエロい。
幼児体型というほどではなくかといって豊満というわけでもない『少女』らしい体型……いいなぁこれ。
引き続きまして下半身をぐるっとな。
ホットパンツを半脱ぎしているというシチュエーション、そしてこの幼さを感じるぐらいのほっそりとした脚。
アンバランスな魅力が炸裂しまくってます。
……いやもう、たまんないっすでこれ……。

そして何気に手の包帯が凄い造形と塗装表現になってて驚きます。
何このオーパーツっぷり。
ややお尻の谷間が幅広すぎる、と言う感じがなくも無いですが、それでも圧倒的なこの食い込み。

プリンっとしたまるみのおしりは張りの強さを感じさせるぴちぴちっぷり(死語)。
下着もシンプルなしろではありますが、食い込みやシワの作り込みが本当にお見事でもう……!!!!
あーこのお尻をなでまくっていきたい顔を谷間に埋めていきたい顔面騎乗されたい……。
っということで、ソリッドシアターの『風邪の後ろお歩者』でしたー。
一時期のイグニス祭りのときもアルターからしかリリースされなかった不遇っぷりではありつつ、
これとアルター晩が決定版過ぎてもうね……と思えなくもないといいますか何といいますか(笑)。

ソリッドシアターからは牧本美佐絵もリリースされているので、それもちょっと最撮影していきたくなりますねぇ。