グッドスマイルカンパニー 1/7
Fate/stay night 遠坂 凛 -UNLIMITED BLADE WORKS-
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発売時期:2011年6月6日 原型担当:横田健
さてさてさて。

TYPE-MOONが創設10周年ということで、また色々と商品展開が盛り上がってきている今日この頃ですが、
いやぁ創設から10年で送り出した作品が実質2タイトルと考えるとものすごいものがありますね(消されるぞお前)。
魅力のある世界観、厨二病をくすぐる設定、個性的なキャラクターたち、燃えるストーリー展開など、
18禁ゲームから始まってここまで多くのメディアミックスを実現したタイトルもそうそうありませんし、
出来れば今後も15年、20年と続いっていってほしいなぁ……20年目でも実質4本とかじゃないといいんですが(だからお前消されるぞ本当)。

しかしまさか、2011年も7ヶ月が丸々経過しようとしてながら、未だに『魔法使いの夜』の発売日すら決定してないとは思いませんでしたね本当に……。
いやまぁね、音沙汰不明の延期は他のタイトルで慣れてるので別にいいんですが!!!

そして一時期の冷え込んだ立体化ペースもここ最近は盛り返してきておりまして、
スケールフィギュアもデフォルメフィギュアもちゃんとリリース予定がある(スピンオフ作品とかもありますが)あたり、
やっぱりちょっと嬉しくなってしまうわけですが、ならば積んでるアイテムも消化しなくちゃねと(白目)。
……まぁTYPE−MOONキャラのフィギュアは【あんまり】積んでないんですけどね。

で、今回は劇場版『Fate/stay night Unlimited Blade Works』のヒロインであり、何気にTV版でもあの後に士郎とくっつくであろう勝ち組の遠坂さんでございます。
何気にものすごく久しぶりの立体化となりましたが、以前に出たアイテム(すでに覚えてない)からコレまでブランクがあったせいか、
愛情の注がれ方も半端ない逸品に仕上がっていました。
まずは恒例の全身ぐるり。
劇場版のキービジュアルを立体化したものになりますが、後ろにアーチャーがいないのが少し寂しい(笑)。

スケールは1/7ですが、大きくたなびいた髪の毛が非常にボリュームを感じさせるので、1/6ぐらいの印象を受けますね。
出来の良さはさすが!!というところで、全体に隙のない造形が素晴らしい。
上半身をぐるっとな。
髪の毛がすごいボリュームなので全体を入れるのは難しい(苦笑)。
非常に目力の強いアイテムですが、どの方向から観ても張り詰めた空気が伝わってくるような作りが見事です。
大変なことになっている髪の毛は非常に繊細かつ複雑な構造。
かなり抜くのが大変だろうなぁこれと思いつつ、モールドが甘くなっているところが特に見当たらないのはすごい。
硬質パーツで成形されているので、夏場でも変形のおそれはなさそうですね。
顔についてもほぼ完璧な造形、と言えると思います。
竹内さんの絵というよりは、劇場版キャラデザの立体化なので、違和感がある人もいるかも……。
ただ、強い意志をひめてこちらを見据える目線や顔の造作は、立体物として充分すぎるほどの出来。素晴らしいです。
特に横顔の出来は屈指の美しさとかっこ良さ。

アイプリントも精度が高くて非常に良いのですが、うちの個体は前髪部分にちょっと塗料の跳ねが、ぐぬぬ。
おっぱい小さめ組に属する遠坂さんですが、セイバーよりは大きいのよ!!と主張するためなのかピチパツの長袖シャツ。
しかしコレはこれで、桜さんに鼻で笑われそうな諸刃の剣といいますか(待て)。

しかしシャツのシワ造形は本当に素晴らしい物がありまして、赤一色ながらも造形クオリティの高さを感じますね。
グラデーションがうまく立体感を強調しています(強調しすぎてはいない)、このあたりは絶妙。
下乳まで完全にぴったりフィットした作りは「おっぱいの形状を楽しむという意味では本当に素晴らしい造形。
ただ、実際の衣服としてはちょっと破綻してるんだけどね、こういう造形は(いわゆる乳袋問題)。

でもまぁコレはこれでひとつのおっぱい表現ですし、野暮なことは言いますまい。おっぱいおっぱい。
張りよし上向き形よし、の三拍子揃ったナイスおっぱいです。素晴らしい。
右手首にはUBW変に於いての重要なアイテムである宝石を持っています。
チェーン部分もPVC成型ですが、精度はなかなかの物。
さすがにドアップにすると甘いところもありますが、普通に観る分にはまったく気にならないレベル(気にするほうがおかしいレベル)です。
左手首には遠坂さんのメイン武器である宝石(ぇー)が。ここはクリアパーツじゃなくて塗装表現なのが少し残念ですね。

あと右手の甲には令呪がちゃんと刻まれています。ここの作りは本当素晴らしい。
『Unlimited Blade Works』と題されているだけあって、あの固有結界を模したベースが付属。
本体とは右足裏で接続されるだけですが、金属棒でがっちりと保持されるので安定性は問題ありません。

地面に突き立てられている剣は3本ともプラ成型で別パーツ。
地面に空いた四角い穴に剣先を挿し込むだけなので、安定感ばっちりとはいきませんが、
剣自体が軽量なので早々簡単に倒れたりもしませんね。
下半身周りをぐるっとな。
ツヤテカなオーバーニーソと、かなりのフィット感を誇るミニスカとで創りだす絶対領域の破壊力が半端無いです。
躍動感も申し分なしの素晴らしさ、このあたりは文句のつけようが無いかな、うむ!!
……あぁ、いい。すごくいい。バックで突きまくりたい。
アゾット剣を握った右手・何も携えずに軽く握っただけの左手パーツが付属しています。
差し替え自体は袖の内側にダボがあるので簡単に。特に違和感などもありませんし、これは嬉しいサービスです。
交換手首パーツはどちらも良好な出来。アゾット剣は完全別パーツとなっています。プラ製でシャープなエッジが心地よい。
……この、おしりの谷間にまでもフィットするスカートって、いいよね……いやまぁ穿いてる方はこれでいいのかって思いますが!!(笑)。
プリンっとしたおしりの形状が丸分かりの造形表現も素晴らしいですし、塗装のグラデーションも心地いいですね。
何気に太ももフィギュアです遠坂三。素晴らしい。
オーバーニーソの食い込みも過剰ではなく、さりとて『全然食い込んでない』とか言うこともない絶妙さ。
遠坂さんのぱんはシンプルな白色。
見えるアングルも限られていますし、パンツが見えないほうがドキドキするので、ここは特に感慨深くはありませんね……。
いやまぁ、後下方からのぱんつアングル最高だぜヒャッホウとか騒いでみたりしてましたけれど(キリッ)
 っということで、グッスマの遠坂凛でしたー。
一時期のリリースラッシュが嘘のように冷え込んだ中で久々の遠坂さんでしたが、
出来は相変わらずの絶品っぷりですね素晴らしい……!!!

こうなってくると桜さんとライダーさんの立体化も待ち遠しいところですが……
いや、それにはまずあのルートを映像化する必要があるのか……(頭を抱えながら)