グッドスマイルカンパニー 1/8
化物語 羽川翼 その1
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発売時期:2011年9月12日 原型担当:後正巳
さてさてさて。

『化物語』のBD-BOX年末発売が発表され、新テレビシリーズ『偽物語』と劇場版『傷物語』が正式に発表されまして、
西尾維新クラスタだけではなく、普通に『化物語のファン』という人たちも盛り上がりが再燃している今日この頃ですが。

さとっちさんはちょっと怒っております。

なんで偽物語で羽川から眼鏡外したよ!!!!!!


……いやもう本当、意味が分からない。ワケがわからない。思わずインキュベーター呼ぶ勢い。
羽川さんといえばきょにゅー眼鏡っ娘。きょにゅー眼鏡っ娘といえば羽川さん。両者はもはやイコールなのですよ?
巨乳でメガネッ娘で三つ編みで委員長気質でほっちゃん声で片恋属性とかそれもう最強じゃないですか
それが何故、何をどうして、メガネを外してしまうのか。
『化物語』最終エピソードの阿良々木くんとの関係変化によるものが原因だとは思う(偽物語を読んでないので憶測)んですが、
羽川から眼鏡を外すというのは、ガンダムからあのV字アンテナ外すようなものですよ(何その喩え)。とりあえず阿良々木は地獄へ落ちろ。

アニメ・ゲーム・漫画を問わず『眼鏡キャラ不遇の時代』が続いており、フィギュア界もメガネキャラの立体化が停滞気味。
そんな中でもかすかな希望にすがりつき、ようやく安息の地である羽川さんを得たというのに。
よりにもよってテレビシリーズで、毎週「眼鏡無しの羽川さん」を観てソウルジェムを濁らせなきゃいけないとか……
それは一体何の試練なのでしょうか。眼鏡者が一体何をしたというのでしょうか……。

いやまぁブラック羽川は眼鏡外すけど、ほら、あれは「眼鏡っ娘であることを汚さないためにも、怪異となったときは眼鏡を外す」という礼儀の表れだと思っているのでセーフセーフ(何)。

そんな絶望感に苛まれているところへ、グッスマから新発売となったこの羽川さんが届いたわけでして、
レビューする気力が正直ゼロだったりしたものの、いざ開封してみるとやっぱり羽川は素晴らしいなぁ!!!
思えばこれは『化物語』の羽川さんなのだから(あの結末だけどな)レビューしない道理は無い、という簡単な結論に到るまでやや時間がかかりましたが、サクサクっとレビューでございますー。

なお今回はちょっと画像枚数が増えすぎる未来が見えたので2ページ構成でお送りします。
まずはネコミミなしのノーマル羽川さんで!!
まずは恒例の全身ぐるり。今回は椅子に座った状態でお届けします。

スケールは1/8で、椅子の上に乗った状態とは言え『座面の高さ=膝の位置』ぐらいの感じなので、
普通の1/8スケールフィギュアと大して変わらない高さに収まっています。
また、所謂『ベース』がこの椅子(または机)になるので、水平面積が非常に小さく収まるという素敵仕様。素晴らしい。さすが僕らの羽川さんだ!!!
引き続きまして上半身をぐるっとな。今回は通常の髪型でお送りします。
直江津高校の制服姿で携帯を持った、BD6巻のパッケージ……から、ネコミミを抜いた状態ですね。

尋常ならざる造型で作りこまれている各部はどこを観ても『作りが甘い』という場所がない、素晴らしいクオリティ。
特徴的な三つ編み(エビフライとか言うな)は丁寧な造型で、垂れ下がったりもしてこない感じ。これはいいですね。
ヘアピンも小さいながらきっちり塗り分けられていて好印象。というか素晴らしい。
眼鏡羽川さーーーーーーーん!!!



……失礼ちょっと取り乱した。
いえ、なんというか、こう、うむ。『偽物語』ではこの姿がもう見られないかと思うと感情の制御がちょっとだけ。

眼鏡パーツはエッチング製で、折り曲げ加工済みのものと折り曲げ前の予備が一個ずつ付属。
当然ながらレンズは入っていませんが、精度は非常に高いですね。
あくまでも前髪パーツと顔との間にはさみ込むだけ(ガイドなどは無い)なので、ちょっとだけ保持力弱めなのが気になるかな?

しかしそれでも本当に、アイプリントの質も素晴らしいですし、ちょっとだけ冷たい印象も与えるのが面白い。
右手に持っている携帯はストレートタイプのシンプルなもの。キーまでしっかりと作りこまれ&塗装されているのが嬉しい。
ネコのストラップがやや細いので、破損には注意しましょう。

指先という勝目の表現が派手ではないのが非常に良いですねぇ、羽川さんはこうじゃないと。
何気に鉄壁のガードを誇る下半身。
劇中で阿良々木くんの前で見せるガードの緩さはコメンタリでも指摘されていましたが、こちらの羽川さんは素晴らしいね!!
左手がしっかりとスカートを抑えているのはともかくとして、右側もすっごい。
きちんとスカートが翻っているのにまったくおぱんつ様が姿を見せていないという……!!!
このあたりの造型の勘所はさすがだなぁ。うむ。
椅子は細部まで丁寧に『学校の椅子』を再現したものが。プラスチック成形ですが強度は問題なし。
座面と背もたれ部分にはプリントで木目が再現されています。
完全にマットコートされているので、脚への色移りなどが起きないのも良いですねぇ。
見せませんよ……未だ見せませんよ……(注:この商品にミラーベースは付属しません)。
この羽川さんで唯一の注意点があるとすれば、「つま先を接地面から外しておくこと」でしょうか。
膝立ちで膝〜スネ〜足首の上までを使って自立するようになっているので、『膝とつま先で支持しようとすると倒れる』というややこしいことに。
個人的にはこのアングルが一番好きだなぁ、羽川さんマジ女神……。
眼鏡っ娘好きにはたまらぬ……!!!!!9月にして今年一番の眼鏡っ娘が来た気がするよ!!!
……否が応にも画像が多くなるので、ネコミミ羽川さんは別ページにてお送りします。