ボークス A3 マブラヴオルタネイティブ 94式戦術歩行戦闘機 不知火
打撃支援/砲撃支援/制圧支援仕様
さてさてさて。

このたび新作『マブラヴ ALTERED FAVLE』の制作が発表され、年内どころかこの夏には発売決定、というか発売日まで告知されてしまって軽くさとっちさんが恐慌状態に陥ったアージュのPCゲーム『マブラヴ』シリーズ。
過去の延期の凄まじさ……何せ『延期』でググるとトップに来るのはアージュ公式という、ちょっと普通ではありえない事態を記憶し、体験している人間としては、マスターアップ宣言が出ても気が抜けないなぁ、やっぱ店頭に並ぶまでは……と思ったりもしている訳ですが(ぇー)、やっぱりまぁイベントサンプルCGとかを見てると多少なりとも期待が高まります。オルタやってないんだけどな!!(帰れ

ともあれテックジャイアン誌上で『トータル・イクリプス』の連載もあり、まだまだ展開は続いていきそうなこのマブラヴシリーズですが、
ボークスを巻き込んで可動アクションフィギュアプロジェクトが始動しております。
とはいえ、作るのは海洋堂とかバンダイじゃなくてボークス。ボークスですよ、ボークス。
まぁ何というか、さとっちさんの中でのボークス製アクションフィギュアと言えば、ガレージキットを無理にアクションフィギュアにしてるモンだから造形は良いんだけど可動範囲がアレだったり、可動箇所がアレだったり、何かプロポーション自体がアレだったり、そもそも値段がクソ高かったりとイマイチ信用できないメーカーの代表格だったりします。スパロボOGのアクションフィギュアでどれだけ泣かされたか!!

……あ、でもまだ『イマイチ』信用できない、のであって、最悪扱いとかじゃありません。それはホラ、CM'sとk(略)

で、今回どうして買ったのかというと、単純に何か良さそう&オプション多くて面白そうだったからです。
制作はボークスの造形村ということもあり、機体造形は及第点。可動範囲は……(遠い目)。
何ていうかこう、素立ちが綺麗に決まらないと言うのはちょっと致命的じゃないかなーと思ったりするわけですね。
リボルテックみたいに、動かしまくって決めポーズで飾ることを前提にしてるならまだしも。
この不知火はイマイチ動かないというか、もう1軸欲しい、もう1箇所可動部が欲しいという部分が多すぎて、うーん。

ちなみに不知火、設定では帝国軍が純国産で完成させた、第三世代の戦闘機とのこと。
F-4とかF-15とか……開発系譜には何か素敵な名前が出てきますが、現用ジェット戦闘機で言うならF-16ベースにならなかった場合のF-2、みたいなモンでしょうか。『武御雷』は00式戦術歩行戦闘機ということですから、不知火は武御雷の6年前にロールアウトした機体だというのがわかりますね。

設定上では米国軍のF-22『ラプター』には性能で劣るものの、搭乗者の期待習熟度と技量次第で埋め合わせることが可能な程度、との話。
ツラはまぁまぁ男前?
モールドにスミ入れがされていないため立体感に欠けるのが難点でしょうかねー。勿体無い。
トータル・イクリプスBlogではスミ入れのススメがありますが、だったら最初からやっとけよぉ!!!!!と、軽くキレてみたりしました。いや本当、どうしてこの程度が出来ないんだろう。
男の浪漫は展開図!!

……ということで、大して動かないフィギュアの可動範囲がどうだこうだと言っててもラチが開かないのでさっさと行くよー!!
ここに映ってるのが全オプションとなります。
付属品の名前を列挙していくと

・跳躍(ジャンプ)ユニット
・74式接近戦闘長刀
・65式接近戦闘短刀
・87式突撃砲
・87式支援突撃砲
・92式多目的追加装甲
・92式多目的自律誘導弾システム
・レーダーコンテナ
・ブレードマウント
・ガンマウント
・平手


……となりまして21点の付属品に、伊隅ヴァルキリーズのマーキングシールが付属しています。
87式突撃砲
ブルバップ方式なのかと思ったら限りなく先端に近い部分へマガジンが装填されているあたり、どう考えてもブルバップ方式を理解してないんじゃないかなぁと思ったりしますがよく判りません。
銃の台尻部分にあるのが徹甲弾、先端付近にあるのがグレネードとかそんな感じなのかな?
肩甲骨にあたる箇所へ設けられたマウントに、ガンマウントを接続することで最大4挺の87式突撃砲を携行することが可能になっています。それだけ使うかどうかはともかくとして。

……あとこの銃、要するに『突撃銃』の巨大版なのであって、口径が20mmを超えてるから『砲』という分類になるため『突撃砲』と命名されてるのであって、決してドイツ軍で言うところの突撃砲ではありません。
それにしてもV号突撃砲、良いよなぁ……。
跳躍ユニット
劇中でどんな使い方をされたのかはサッパリ把握していませんが、おそらくジェット推進関係のユニットかな、と。
二次元スラスターっぽい造形と、焼け色の付いたノズル部が良い感じです。
87式突撃砲×2
ガンマウント×2
ジャンプユニット×1

の組み合わせで打撃支援任務仕様が再現できます。
65式接近戦闘短刀
両手に持たせることが出来ますが、逆手握り手と一体になったものしかないためポージングに幅が付けにくいです。
また、腕の可動部にロール軸が存在しない(手首接続部除く)ため、腕の微妙な捻りなどが再現できないのもポイント低し。
74式接近戦闘長刀
どこぞのマゴロクとかいう名前が付く刀に非常に良く似ている(言うな)長刀。
ブレードマウントに装着されたものと、持ち手一体型のものが合計2本付属します。
手持ちに出来るのは一体型の物だけですが。
87式支援突撃砲
さっきの突撃砲とは違って『支援突撃砲』ということで、大口径の砲弾を長砲身から高初速で叩き込む、というのがこの武器のスタンスでしょうか。単純に榴弾なのかもしれませんが……。こっちの方がドイツの突撃砲に近い役割なのかな?
ともあれハッタリは効いています、うん。
92式多目的追加装甲
何のことはない、ぶっちゃけシールドです。
多目的という名称だし、裏側に予備弾薬とかそういうのをマウントしとくんじゃないかなーとは思うんですが。
グリップは差し替えでポジション変更が可能になっています。
92式自律誘導弾システム
っということで制圧支援の花形、誘導ミサイルシステム。
左右共に開閉可能で、片側につき16発。合計32発のミサイルになります。多分、板野サーカス的な飛び方をするハズ。きっと。
下の画像で両肩外側に付いてる緑の箱はレーダーシステム。
出来るだけ高い位置に装着することで、探知範囲を極力広くしようという姿勢が見えますね。
可能な限りのフル装備状態。
具体的には背部マウントに87式突撃砲と74式接近戦闘長刀を各1、右手に87式支援突撃砲、左手に92式多目的追加装甲、両肩に92式自律誘導弾システムとレーダーコンテナを装備し、腰後部に跳躍ユニットを追加しています。何ていうかもう、武蔵坊弁慶状態。
並べると色々マズそうな気がしないでもないエヴァンゲリオンと。F型にしたのはゴツさがちょうど良かったからであって、特別に何か含むモノがあるわけじゃナイデスヨ?

そんなこんなで不知火でしたが、やっぱ原作やってないとどうにもこうにも思い入れが……。
新作も出ることですし、オルタやってみようかなぁ……。いや、マブラヴ自体はプレイしたんよ!?