Kindleストア:ニコニコカドカワフェア2016 オススメ一般文芸作品 50%OFFタイトルまとめ!(10月20日23時59分まで) |
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更新日:2016年10月4日 | |||||||
・Kindleストア:ニコニコカドカワフェア2016-対象タイトル26000冊以上50%OFFセール!!(10月7日まで) ニコニコカドカワフェア2016がスタート!!!26000冊以上が半額セールの対象ですよ!! ということで、ちょっと一般文芸の方でもいろいろ良いのがあるのでご紹介を。 ラノベとかだと「アニメ化だー!!」「映画だー!!」で盛り上がりますけど、一般文芸で古いやつだとなかなか注目タイトルを紹介する機会がありませんしね……。 期間はもう残り少なくなっていますが、色々と良いタイトルがあるのをお見逃しなく! |
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・[新海誠] 小説 秒速5センチメートル (角川文庫) Kindle版 ¥281(50%OFF・4pt還元) ・[新海誠] 小説 言の葉の庭 (角川文庫) Kindle版 ¥367(77%OFF・4pt還元) ・[新海誠] 小説 君の名は。 (角川文庫) Kindle版 ¥302(50%OFF・4pt還元) ・[新海誠] 君の名は。 (角川つばさ文庫) Kindle版 ¥367(50%OFF・4pt還元) まずは新海誠監督の手による『君の名は。』の小説版と、つばさ文庫版の『君の名は。』ですかね(お前さっき何つったそれ思いっきりアニメで盛り上がってるじゃねえか)。 『君の名は。』のつばさ文庫版は小学校上級学年からが対象のレーベルとなるため、わざわざこっちを買ってたよ……という人は少ないんじゃないでしょうか。挿絵とか結構良い感じ(角川文庫版とはまた違う)ですし、この機会にぜひぜひ。 また、『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』の小説版も半額となっています。 『秒速』の方はアニメの隙間をちょっと埋める感じの作品になっており、対して『言の葉の庭』はアニメ版を大幅に補強してくれる作品ですね。 雪野先生に一体何があってああなったのか?というのはアニメのほうだと断片的に情報は示されますが、小説版だとかなりガッツリ描かれています……なのでちょっと気持ちが沈んでいくのは確かで(苦笑)。 ただ、アニメ版とはまた違った(というよりその先を描いた)エンディングが描かれているので、あの二人の物語が好きな人にはぜひぜひ読んでいただきたい作品ですよ……!!! ・[森見登美彦] 四畳半神話大系 (角川文庫) Kindle版 ¥356(50%OFF) ・[森見登美彦] 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) Kindle版 ¥292(50%OFF) ・[森見登美彦] 新釈 走れメロス 他四篇 (角川文庫) Kindle版 ¥281(50%OFF) そして言わずと知れた森見登美彦作品でのカドカワ持ち分も半額ですな!! ダントツオススメはやっぱり『新釈 走れメロス』ですが、それもやっぱり『四畳半神話大系』を読んでこその面白さではありますので、できれば『四畳半』→『夜は短し』→『走れメロス』と読んで欲しいところでしょうか。 ・[冲方丁] 天地明察 上 (角川文庫) Kindle版 ¥292(51%OFF) ・[冲方丁] 天地明察 下 (角川文庫) Kindle版 ¥292(51%OFF) 冲方丁の手による名作『天地明察』も半額、580円ほどで揃うというのが良いですね!! 江戸時代の前期、それまで使われていた『宣明暦』と実際の月とのズレが大きくなり、暦を改めることに。 そこへ参加した碁打ちの渋川春海が数々の苦難を乗り越えてついに『貞享暦』を作り、それまで朝廷の独占してきた暦の編纂に風穴を開けた……という生涯を描く物語で、コレが本当に『面白い』んですよ!! それまで『マルドゥック・スクランブル』とか『ばいばい、アース』とか『カオスレギオン』みたいな、面白いけど人がバンバカ死んでいく系の作品を読んでた身としては結構な衝撃でしたねぇコレ(笑)。 映画にもなったので見たことがある人もおられるかもしれませんが、ぜひこの機会に原作の方も。 ・[半村良] 新装版 戦国自衛隊 (角川文庫) Kindle版 ¥194(50%OFF・39pt還元) 千葉真一主演で映画になった方の『戦国自衛隊』の原作小説であり、今読むと結構かなりスケールはコンパクト。 ただ、やっぱり今読んでも間違いなく『面白い』ですし、タイムパラドックスをどう処理したのか……という着地点は大変良いものがあります(これは映画版だけ知ってる人は本当に驚くと思う)ので、ぜひぜひ。200円しないしね! ・[支援BIS] 辺境の老騎士 1 Kindle版 ¥540(50%OFF) ・[支援BIS] 辺境の老騎士 2 新生の森 Kindle版 ¥540(50%OFF) ・[支援BIS] 辺境の老騎士 3 バルド・ローエンと王国の太子 Kindle版 ¥702(50%OFF) 『小説家になろう』から生まれた作品ですが、いわゆる『なろう系ラノベ』と言うより『ファンタジー小説』。しかも大変にシブい物語になっています。 長年仕えた主人の館に暇乞いをし、旅に出た老騎士バルドが、その道すがら出会う厄介事に折り合いをつけ、美味い地方料理を食べ、徐々に錆びついてもう回復しない自分の体に苦労しつつ、『辺境』を巡っていく物語。 まぁ特筆するべきはその『美味しい地方料理』とかの描写なんですけどね!!!! 見たこともない料理を文字で描写しているだけなのに、本当に美味しいんだろうなぁと味まで想像できて本当にお腹が減る、凄い破壊力の描写となっています。 いっそファンタジー小説ではなく『飯テロ系文学作品』といってもいいぐらいですよこれは(真顔)。 ・[梅原克文] 二重螺旋の悪魔(上) (角川ホラー文庫) Kindle版 ¥432(50%OFF) ・[梅原克文] 二重螺旋の悪魔(下) (角川ホラー文庫) Kindle版 ¥432(50%OFF) 梅原克文の代表作であるサイファイアクションホラー作品ですよ!!!……と言ってもわかりにくいですな。 すごく簡単に言うと『人間のDNAに封じられていた怪物がとある実験の過程で世に解き放たれ、人間VS怪物の戦争が全世界で勃発。しかしそれは旧支配者クトゥルーの計略の一部だった……!!』というお話。 つまるところクトゥルー神話クラスタ、それも『アーカム計画』みたいな作品好きには必読の作品ですね!!! 高校生の時に読んですっごいワクワクしましたし、今でも時折文庫本で読むぐらいには好きな作品です。 凄まじい戦闘力を持つ怪物に対抗するために人間も超人兵士手術を実用化したものの、今度はお互いに銃で撃ち合ったところで決着がつかなくなってしまい、最終的に金属製の鎧を着込んで斧でぶん殴り合う展開になった第三部は本当によい……(うっとり)。 昨年には増補加筆修正の完全版がリリースされましたが、こちらの角川ホラー文庫版も面白いのでぜひぜひ!! ・[五十嵐邁] 美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件 (角川ソフィア文庫) Kindle版 ¥286(50%OFF) 艦これで知った人もいるであろう、帝国海軍の軽巡洋艦『那珂』『神通』、駆逐艦『葦』『蕨』が夜戦訓練中に激突した、いわゆる『美保関事件』に関する一冊であり、駆逐艦『蕨』艦長の息子さんが書かれた一冊。 当時の海軍にあった空気、滅茶苦茶な訓練を当然のものとする一種の異常な空気が産んだ大惨劇を、それでも過度に深入りすること無く淡々と丁寧に追っていった作品となっています。 現場の海底にヘドロが多く、遺体が全く回収されないまま行われようとしていた合同葬儀の話なんかは割りと読んでいて暗澹たる気持ちになったりしました。 事故処理の中でどんどん消耗していく当事者たちの話はなかなか辛く、そうであるがゆえに非常に興味深いし読む価値があります。 当時の事故処理は?引き上げ作業は?海軍軍縮条約の影響で現場のプレッシャーはどういうものだったのか?と言った細かい部分まで丹念な聞き取りの上で書き出された、資料的にも価値の高い一冊となっていますしね。 決して読み終わったあとに『良かった』などとはいえない感じの事件を扱った一冊ですが、必読。 ・[大井篤] 海上護衛戦 (角川文庫) Kindle版 ¥432(50%OFF) 帝国海軍の中で、通称護衛を務める『海上護衛総司令部』の参謀を務めた大井篤による「海上護衛、通称護衛の戦いはまぁこういうものでしたね」という、清々しさすら感じる海軍メッタ斬りの一冊。 初出が昭和28年(1953年)という古い一冊なのですが、語り口は軽妙で文章はわかりやすく、資料もきっちりと提示されており、そして地獄めいたデータの数々がこれでもかと。 開戦前から思考実験として国の成立に必要な輸送艦とその護衛艦線の数とか色々とカウントしていたのに満足な数は得られず、そして開戦後にどんどんと破局へ突き進んでいく海軍力……と言うのは本当に読んでて頭を抱えます。 平坦軽視の結果見事にシーレーン確保に失敗した末、残った燃料……それこそ輸送護衛用の艦艇の燃料までを注ぎ込んだ海軍最後の水上特攻作戦が決定した際の大井厚の言葉「水上部隊の伝統が何だ。水上部隊の栄光が何だ。馬鹿野郎」が滅茶苦茶に重く響きます。 ワリと今読んでもこの破滅に向かって行く日本海軍の姿が今の日本社会にダブって見えたりして、艦これから帝国海軍に興味を持った人以外でもかなり得られる者の多い一冊。 既に過去4回ぐらい半額セールの対象となっている作品のため、もう購入してるよーという人も多いかもしれませんが、未読の方はぜひこの機会に。 ・[矢野徹] 442連隊戦闘団 進め!日系二世部隊 (角川文庫) Kindle版 ¥281(50%OFF) そして第二次大戦の戦史物としてこれを。 アメリカ軍において日系二世の人間だけで構成された、アメリカ陸軍歩兵442連隊の物語です。 日米開戦後に強制収容所送りとなった日系人たちの中で、志願兵となった計3400人の若者たちによって編成された442歩兵連隊。 彼らは泥沼のヨーロッパ戦線に投入され、『合衆国史上最も多くの勲章を授与された部隊』となりました。 1979年に執筆された当時、まだ存命だった元隊員たちへの取材を行って書かれた本で、 元隊員たちの言葉がやっぱり重くて、色々と深く考えさせられる一冊です。 コレは正直100の言葉を費やすよりも『読んで欲しい』というふうにしか言えませんね……。 合わせて『ゴーフォーブローク!日系二世兵士たちの戦場』(光人社文庫)も読むと、色々と情報のアップデートが行われていたりするのでオススメなんですが……『ゴーフォーブローク』の方、電子書籍になりませんかね……。 |
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ここからは色々と要注目のライトノベル作品をご紹介。 ・[賀東招二] [まとめ買い] 甘城ブリリアントパーク(富士見ファンタジア文庫) Kindle版 ¥2102(50%OFF) 激動の展開を迎える最新の第8巻まで全巻が半額!アニメで満足しちゃった人も、今の展開は本当に面白いのでぜひぜひ……賀東さんのシリアスとコメディの切り替えと融合は本当に見事だなぁと唸らされます。 ・[ひびき遊] [まとめ買い] ガールズ&パンツァー(MF文庫J)¥939(50%OFF) 武部沙織の始点から見た『ガールズ&パンツァー』TV版本編の物語……という切り口の小説版。 カバーイラストは島田フミカネ先生、本文挿絵は京極しん先生となっています。 文体が思いっきり沙織さんの一人称なので合わない人にはキツイかもしれませんが、個人的にはこういう描き方もありだよなーと思える、結構満足度の高い小説でした。 ・[福井晴敏] [まとめ買い] 機動戦士ガンダムUC(角川コミックス・エース) Kindle版 ¥3857 先日、テレビアニメ版として編集された『機動戦士ガンダムUC0096』が放送終了したユニコーンは、その原作小説が全巻半額!!かなり展開が異なっていますので(特にネェル・アーガマへネオジオンが乗り込んでくるあたり)、アニメは劇場公開時に全部見てるけど小説はまだ読んでないな……という方はぜひぜひ。 先日発売の『シナンジュ強奪事件』が収録された短編集である第11巻も半額なのは嬉しいところですね。 ・[まとめ買い] この素晴らしい世界に祝福を!(角川スニーカー文庫) Kindle版 来年アニメ第二期を控えている『このすば』は原作小説の1〜3巻、めぐみん主役のスピンオフ1〜3巻、 ウィズさんを掘り下げるスピンオフ、の計7冊が半額! 本編の4巻以降は定価ですが、入り口を広げるっていう意味ではなかなか良い売り方だと思います。 ・[丸戸史明] [まとめ買い] 冴えない彼女の育てかた(富士見ファンタジア文庫) Kindle版 同じく来年にアニメ第二期を控えている『冴えない彼女の育て方』は外伝2冊を含む既刊11冊が半額ですね。 外伝の最新となるガールズサイドの2巻と、本筋の最新となる10巻は定価とは言えこれは嬉しい。 ・[永菜葉一] [まとめ買い] 天空監獄の魔術画廊 全5巻(角川スニーカー文庫) Kindle版 ¥1653(50%OFF) ここ最近読んだ中では大変良かった脱獄系コン・ゲーム作品でしたね!!知能線の化かしあいと魔術の交錯している感じ、大変面白うございました。 全5巻という短さですが、打ち切りっぽさは感じられないし『最初からこのボリュームで』とキメてたのかなぁと思えるぐらいには良い終わり方を迎えましたしね……これはちょっと本当にオススメしたい所。 ・[榎宮祐] ノーゲーム・ノーライフ 6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです (MF文庫J) Kindle版 劇場版の制作が発表されたノゲノラですが、その劇場版の題材となる第6巻を含んだ原作小説の1〜8巻が半額!最新刊はまだ定価ですが、これは嬉しい所。 第6巻に関して言うと完全に独立した話となっており、本編の物語よりも6000年以上前の時代を舞台とした、 最弱の種族である『人間』が、ゲームで世界に挑んだ物語となっています。 アニメでノゲノラのことをだいたい知ってる人がこれだけ読んでも面白いと思いますので、ぜひこの機会に。 ・[南房秀久] [まとめ買い] ノーブルウィッチーズ(角川スニーカー文庫) Kindle版 ¥1329(50%OFF) アニメ最新作『ブレイブウィッチーズ』が放送開始となるストライクウィッチーズの、小説シリーズとしては最新となる『ノーブルウィッチーズ』も最新4官を含む全巻が半額! ・[石踏一榮] [まとめ買い] ハイスクールD×D(富士見ファンタジア文庫) Kindle版 着実に巻数を重ねている『ハイスクールD×D』は8月発売の最新刊まで含む全巻半額!! スピンオフ2冊を含んだ24冊のラノベが6000円弱で揃えられるというなかなかにでたらめな事になっています。 ・[さがら総] [まとめ買い] 変態王子と笑わない猫。(MF文庫J) Kindle版 ¥3443(50%OFF) 次の巻で最終巻……となりそうな『変態王子と笑わない猫』も既刊全巻半額!! ・[三原みつき] [まとめ買い] 魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス>(MF文庫J) Kindle版 ¥3756(50%OFF) 学園バトルモノの作品が多かったためか、まだアニメ化に恵まれていない本作も既刊全巻半額ですね。 原作ストックは十分ありますし、そろそろアニメが来るのではと睨んでるんですが、さてどうなる……? ・[川口士] [まとめ買い] 魔弾の王と戦姫(MF文庫J) Kindle版 あと2冊で完結……?という話もちらほら聞こえてくる『魔弾の王と戦姫』は、つい先日発売になった最新刊を除く既刊1〜14巻が半額!! アニメ最終話辺りで買うのが止まってる人、あれ以降の話も充分に面白い作品なのでぜひぜひ。 ・[衣笠彰吾] [まとめ買い] ようこそ実力至上主義の教室へ(MF文庫J) Kindle版 ¥1252(50%OFF) コミカライズも始まっており、そろそろアニメ化の発表があるかなと待ち望んでいる本作も、最新刊までを含んで全巻半額!これは正直「気になってたけどどうしたものか」と思ってた人達には良い機会かなと思いますよ! |
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