エンターブレイン ebCraft Hyper Fate Collection セイバー |
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さてさてさて。 さとっちさんが許せないもの、というのはそんなに多くないんですが。 どうもこのエンブレの可動セイバーさんは『許せない』の範囲に入ってしまった模様です。 何かこう、うむ。信念が足りない。コイツには。 |
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ちょっと前に争奪戦が勃発したエンターブレインのebCraftセイバーさん。 その流れを汲んでるのかどうなのか判りませんが、甲冑に装飾アレンジを加え、全身各所に可動部を配したセイバーさんが、同じエンターブレインから発売されまして。 またコイツも予約段階でかなり完売とか一時予約停止とかのキーワードが乱れ飛ぶ混沌模様を呈しておりました。 さとっちさんはエンターブレインのクソ通販で、おもっきり定価で予約しちゃったんですけどね。 今になると後悔してます。アマゾンにしとくべきだった!!!!!(涙 |
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このセイバーさんの売りの一つとして、安藤賢二氏によるリアル顔が付属しています。 こういうのは今まで無かっただけに、評価したいところです。ワリと凛々しいしね。 この頭部は口元にリアルタッチマーカーのピンクを少しだけ塗っていますが、画像だとよく判りませんな……(苦笑)。 |
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付属品はアニメ版の頭部と、エクスカリバーとカリバーン。 エクスカリバーもカリバーンも、どちらも鞘から抜くことが可能です。 どちらの鞘も丁寧な作りと塗りで、かなり良い感じですね。 |
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こうして見るとエクスカリバーとカリバーンの違いが一目瞭然ですな。 エクスカリバーは幅広で肉厚、カリバーンは細身ですね。銀の発色はカリバーンのほうが綺麗です。何故に。 |
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アルターの黒セイバーさんが持ってた黒エクスカリバーと。 大きさ自体は殆ど同じなんですが、刀身はエンブレ版の方が幅広です。 しかし黒エクスカリバー、出来いいな今見ても。 |
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甲冑は元デザインと比べてかなり装飾的なアレンジが加えられています。 主にサイドスカートのアレンジが凄いですな。 手甲部は手首の付け根部に回転可動軸が。左右両手ともに動くため、ある程度までならポージングの自由度もあります。 ……あくまでも『ある程度』ですがね。ええ。 ちなみに肘関節は回転軸こそあれ、曲がる角度が90度もありません。 上腕部ロール軸もありますが、腕の付け根が単純な上下可動でしかないため、殆ど可動の意味がありません。 |
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あられもない格好ですが、脚部の可動はこんなモンです。 脚の付け根に可動部はあるものの、前後左右に対しては殆どまったくと言っていいほど動きません。 膝部は辛うじて60度ぐらい曲がりますが、あくまでもそこまで。 足首の可動もほんの少量です。辛うじて接地を保てる程度、かな。 まぁその原因の半分以上は、スカート部の可動がまったく無い、という部分に起因するんですが。 |
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さて、ここからは辛口意見で。あくまでもさとっちさんの私的意見ではありますが。 色々と試してみたものの、コイツに『カッコいいポーズ』を取らせるのは至難の業、というかほぼ不可能です。 脚は殆ど動かない、腕はろくすっぽ曲がらない。 エンターブレインは一体何を考えてこんなの発売したんでしょうか。 似た系統の商品としてはバンダイのイクイップ&ブロップシリーズがありますが、あちらは『人間体⇔魔戒騎士状態』という互換性を持たせたプレイバリューがあり、なおかつシリーズ展開を取ることでその存在意義を保っています。 しかしコイツは唐突にリアルフェイスだわ、微妙と言うにはあまりにブサイクなアニメ版頭部だわで、若干始末に困ります。 しかも可動部に関しては、『どんなポーズを取らせたいのか』がまったく判らない、単に『あるだけ』の可動部になっています。 『取らせたいポーズから逆算しての可動部配置』ということもできないのかエンターブレイン。 リボルテックのレヴィやダンテで、人間キャラクターにカッコいいポージングをとらせる方法論が見えてきたのに。 このエンブレセイバーがやったのは従来と何も進化の無い可動。 一体何をしてるんでしょうかエンターブレイン。 これならもう、ポーズ固定にしてくれた方がどれだけマシだったか。なまじ動くだけに、余計ストレスが溜まります。 甲冑に装飾アレンジ、と言うだけで充分だったのになぁ。 |
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何となくレイナさんと並べてみたりメイドセイバーさんと並べてみたり。 このスケールでの試みとしちゃ確かに面白いとは思うんですけどねぇ。 一体何がしたかったの?と問いたくなるような出来でしかない、というのが現実ですドチクショウ。 グッスマとかアルターから甲冑セイバーさんの決定版、出ませんかねぇ……。 まぁとりあえずは『可動』というのを判っているリボルテックのセイバーさん待ちですが。 |
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