海上自衛隊 DDG-177 護衛艦あたご 撮影レポートその2
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撮影日:2014年4月26日 場所:天保山岸壁
さてさてさて。

先日のレポートに引き続き、今回は護衛艦あたごの前甲板を中心にお送りしていきます。
ですがまずは艦橋周りの撮影レポを。
艦橋のウイング部分に設置されている探照灯と双眼鏡。撮影していませんが、ここにも羅針盤がありました。
後部煙突の向こうにVLSが32セル、ここは艦橋のウイングからしか見えないんですが辛うじて撮影できました。
その奥にはCIWSが設置されています。
マストを真下から。水上レーダーなんかも面白い形状してますねー。
ウイングから艦橋に戻り、そこから甲板へ戻る途中の通路。階段が狭い!!そして急角度!!!
艦橋から降りると左舷通路へ出されるので、改めて前甲板へ抜けつつ撮影。三連装魚雷発射管は舷側通路に設置されています。
側面から全体像を……と思ったけどギリギリ後ろまで下がって広角端でも入らなかったのが残念です(苦笑)。
艦橋下部のCIWS。砲口部にはカバーが入れられています。給弾ベルトのいかつさがすごいなぁ……。
左舷のSPY-Dレーダーと、その下にある4本の筒はチャフ発射機。
中ほどに見えるドラム缶のようなものは救命道具一式が入ってるとか。
艦橋を左前方から。やっぱりこれ高さあるなぁ……。
前甲板の127mm62口径単装砲。
こんごう型のオットー・メララ社製127mm54口径とは違い、アメリカ産のMk 45 Mod4単装砲となっています。
ステルス性を考慮をした砲塔形状が特徴的で、非常にわかりやすいと思います。

余談ですが映画『バトルシップ』だと、みょうこうが出ているはずなのに主砲がこのタイプのものになっており、
ほんのりと混乱させられましたね……。
見学終了時間間近になるとこの程度の人口密度になるので、単装砲と艦橋を同じフレームへ入れて。
あたごさんの単装砲(隠語)を真正面から。でっかいなぁ……。
砲の右側では砲弾の展示が。
弾頭部と薬莢部分が分離されて置かれてましたが、前甲板だとここが一番賑わってた気がします(笑)。
そしてこれが撮りたかったんだ!!!これですよ!!!!という一枚。
手前から弾薬積込み用エレベーター、Mk41VLS(64セル)、CIWS、艦橋、という、これを収めたかったんですよ……!!!
VLSのハッチは非常に分厚く、表面には滑り止めの砂入り塗料が。
ここから対空ミサイルやらアスロックがドバドバと発射されるわけですね。
艦首方向の錨とか色々。ここ真正面から撮影しとくべきだった……!!
前後煙突の間にもサバイバルキットが。
そこから目線を上にやるとSSM発射機が。近い。
意外と表面にリベットがバンバン見えるのが無骨感ありますねぇ……。
SSM発射機の先端部分。蓋はヒンジ式で下側に開くんですね。
見学時間が終わったので天保山マーケットプレースのテラスに出てあたごさんを高いアングルから。
ミサイル誘導レーダーをほぼ真横から撮影出来たのは僥倖でした。基部の形状とかはガンプラにも応用していきたい……。
SSM発射機も真横から。スライディングパッドアイの高さがよくわかります。
見学が終わったからか、マストから旗が下ろされていました。翌日はどうだったんだろう?
全景を撮るにはおもいっきり逆光だったのが辛かった……PLフィルター持ってきておけば……!!!

ともあれ初の護衛艦撮影ですが、非常に楽しく、興味深かったですね。
機能美を感じる配置や、パッと見の印象とは違う重武装、そして舷側通路のデッキブラシや清掃用品の日常感など、
兵器ではあるけれど乗組員たちの暮らす空間でもあるんだよなーと思わされました。
次の機会があれば別の護衛艦も撮影したい……あきづき型とか来てくれないかなぁ、『ふゆづき』だと舞鶴まで行けば見れそうですが。
おまけ。前甲板に展示されていた『あたごちゃん』のペーパー。おい待て海自……!!!