大阪港・桜島岸壁 海上自衛隊練習艦『せとゆき』・『かしま』編
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撮影日::2016年3月21日  撮影場所:大阪港 桜島岸壁
さてさてさて。

大阪港の天保山で『蒼樹うめ展』が開催される中、その向こう岸にある『桜島岸壁』で、海上自衛隊の護衛艦『あさぎり』と、練習艦『せとゆき』『かしま』が公開されました。
蒼樹うめ展が比較的スムーズに見て回れた上、天気も非常に良かったので「よし、次は護衛艦だ!!」ということで、
サクッと渡し船を使って向こう岸まで移動。、無事に艦艇一般公開を見ることが出来ました。
今回は『せとゆき』と『かしま』の撮影分を掲載していきますよ!
天保山岸壁からとらえた『せとゆき』。
お昼時だったこともあり、テラス席でご飯を食べつつ護衛艦ウォッチしてる人も見受けられました。
同じく天保山岸壁側からとらえた『あさぎり(艦番号151)、『かしま(艦番号3508)』。
横にある大阪市交通局の船がもうボートにしか見えないこのサイズ感……。
天保山岸壁から桜島岸壁へ、陸路で移動しようと思うと大阪港駅→弁天町駅でJR乗り換え→西九条駅でゆめ咲線へ乗り換え→桜島駅から徒歩10分という、多分1時間ぐらいかかるコースなので、さっくりと大阪市営交通局による渡し船を利用しました。

大阪市営交通局:1.天保山(てんぽうざん)渡船場

渡し船の最後尾からだとこんな感じで水面間近から護衛艦撮影できるのがいいですね……。
桜島岸壁へ接近してきたところで『せとゆき』を前方から。艦首部を横切る形で通過したので、真正面から撮影出来ました。
前部甲板の主砲後部に8連装アスロックランチャーを配置、というのは次級の『あさぎり型』で終わりましたが、なかなか威圧感があって良いですよね。
陸に上がっての『せとゆき』を一枚。
岸壁の端ギリギリまで行くと全景が収まりますが『ヤマトか何かですか」というぐらいパースが付いてしまう……!
2012年に『はつゆき型護衛艦』から『しまゆき型練習艦』へと艦種変更された『せとゆき』。
アスロックランチャーの後部。
後部甲板にはシースパローの8連装発射機が据え付けられています。
『あさぎり』から見た『せとゆき』の後ろ姿と、陸から見た『せとゆき』中部〜前方。
シースパロー発射機がある甲板のさらに上層にはヘリ甲板があります。やはりヘリ格納庫の存在感がすごいですね。
この日は雲一つない快晴で、黄砂で霞むこともない綺麗な青空が見れました。やっぱり青空と船は似合いますね。
そしてこちらは生粋の練習艦『かしま』です!(CV:茅野愛衣)
かしまのアンカー部分、やっぱり塗装は結構剥がれるんだなぁ、とか色々面白い発見が。
本来は『せとゆき』が一般公開の予定でしたが、土壇場で『あさぎり』の公開に変更。
ただし『あさぎり』は『かしま』の右舷側に停泊!さぁどうする!!ということで、一 度 か し ま に 乗 り ま す。
午前中は前甲板(英語のタラップの方)も開放されていたようですが、到着した時は『あさぎり』への通路として後部甲板に上がれたのみ。先にこっちを見ておけばよかったかな……?
『かしま』の後部甲板と中部甲板の段差をつなぐ通称『オランダ坂』。
コレがあるおかげで艦の全周をまるごと使ったランニングが出来るよやったね!という話はなかなかに楽しいですが、まー切実ですよねぇ……。
『かしま』もう一つの特徴として、将官・賓客用の『13m将官艇』が1隻配備されています。
前級の『かとり』には通常の11m作業艇が配備されていたものの、低速っぷりがネックだったようで、こちらは高速性も備えているとか。
もちろん『かしま』にも通常の11m作業艇が片舷に1隻ずつ配備されています。作業艇のスクリュー、ピッカピカでした。
また、歩いてて思ったのが「通路が広い!」「甲板の位置が高い!!」という点ですね。前甲板や訓練甲板も見てみたかった……。
『あさぎり』甲板上から『かしま』前甲板の76mm単装砲を。
マズルが放熱孔のない金属筒タイプだったり、旭日旗マークが貼られていたりするのがちょっと面白かったですね。
『あさぎり』のシースパロー発射機がある後部甲板から見た『かしま』後部甲板。
『あさぎり』のヘリ甲板から見た『かしま』後部甲板。オランダ坂の傾斜、こう見ると結構きついですね……。
また、『あさぎり』のヘリ甲板と『かしま』の中部甲板では2メートル近い高さの違いがあるのもわかるでしょうか。