バンダイ HGUC 1/144
機動戦士ガンダムUC RGM-96X ジェスタ
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発売時期:2011年9月14日
さてさてさて。

あと2週間弱で特別プレミア先行上映、11月からは一般劇場で2週間の先行上映、BD販売は12月に入ってから……と、
ますます『最速視聴組と一般組の時間差が大変なことに!!!』となってきた『機動戦士ガンダムユニコーン』

その時間差をゴリゴリと押し付けてくるスタイルには賛否両論あるかと思いますが、
ともあれ最新分の第4話は既出情報だけ見ていてもいろいろと要素の統合があるようなので、
原作既読組からしても非常に楽しみが大きいところではないでしょうか。
ブライト・ノアの声優さんが誰になるのかというところもありますし、地上編ということでオールドMS祭りにもなりそうですし、
既存のガンダムファンとしても目が離せない一本に仕上がってくると確信しています。

…で、UC関連のプラモのリリースは地道ーにまったりと続いているものの、
最近の商品化が『ドライセン』『GMV』という、何かもうオールドMS好きにはたまらないけどこれ若い子は買うのかよ!!!と思わないでもない(でも超嬉しい)ものだったわけですが、やっとこさ完全新規機体の発売と相成りました。

機体はジェスタで、4話から初登場となるラー・カイラム所属のモビルスーツ。
ユニコーンガンダムのサポート機として開発され、ラー・カイラムに試験評価機として配備された本機。
原作通りなら終盤にかけて活躍の場も多いですし、非ガンダム型の機体としては貴重な連邦側の新型となります。
まずは恒例の全身ぐるり。
HGUCですが逆シャア以降のMSだけあってサイズは結構大きめですね。
基本設計がジェガンと同じなので、ジェガンを組んだことがある人ならストレス無く組めるかと思います。

ジェガンがタクティカルベストやプロテクターで着膨れした感じのプロポーションが、特殊部隊っぽくてカッコイイ。
脚部にジオン系の流れが見えたジェガンと違って、純然たる連邦系のラインで統一されてますね。
引き続きまして上半身。
頭部はバイザー部分が若干変化し、バルカンポッドとアンテナ部分が分離(ガンダムMk-Uのバルカンポッドと同じレイアウトに)。
バイザー部分がプロテクター化した他、フェイス部分もスタークジェガンに近いものになっているなど、かなりスパルタンな印象に変化しています。

肩アーマーも外側を包みこむようなプロテクター形状になってて、量産機っぽさは感じませんね。、
バックパックは恐ろしくシンプルな直線構造。
スラスターノズルが2基しかないあたりは初代のGM以来かな?
左右上部にはマウントラッチが装備されており、ここにオプションを追加していくことになるようです。
腕の可動範囲はそれなりに良好。
ジェガン系の設計を組んでいるので、このあたりは安心できますねー。
腰のサイドアーマーにはジェガンと同系統の3連グレネードラックが設置されています。
ジェガンと違い左右ともにグレネードな辺り、やはり逆シャアからの流れは実弾系武装の重要度が増してるんだなぁと。

ちなみに手首パーツは非常に造詣の良い握り手が付属しているので、このパーツのためだけにジェスタ買ってもいいぐらいです(ぇー)。
オプションはこんな感じ付属。
シールド、シールド懸架用のアームが二種類(収納・展開)、ビームライフルと持ち手、
握り拳(左右)、サーベル持ち手(左右)、平手(左右)となっています。あとサーベル忘れてた(苦笑)。
サーベルはジェガンの腰配置から一転、左前腕に収納されることに。
後述しますがシールドのマウントをバックパックに移動させたことで前腕の武装レイアウトの自由度が上がった殻できた配置ですね。
これ以前まで遡ると……GMキャノンU辺りまで遡るのかな?
サーベルの色はピンク。
ちなみに何故かうちのサーベルは刀身とグリップとの接続が鬼のようにきつく、
下手すると刀身側のピンがネジ切れそうな感じだったので皆様一応要注意。
フル装備だとこういう姿に。
バックパックからアームを介してシールドを保持する、っていうのは連邦では初のスタイルでしょうか。
妙にモダナイズされたビームライフルはM4のSOPMODモデルを思わせるようなゴテゴテ感。
エネルギーパックは通常のジェガン用ライフルと同じ直線型ですが、ソの前方にフォアグリップが配置されているのが珍しいところ。
レイルシステムっぽい感じもあるので、フォアグリップを外してグレネード発射機を装着、とかも可能なのかな?

また照準用のセンサーはこれもマウント基部への後付感がありますね。
サプレッサーのような銃身といい、ちょっと好みが分かれるデザインかも。
左が収納状態のアーム、右が展開状態のアームとなります。
アーム自体に可動部分は無いので、ちょっとポージングの自由度は低いですね。

(画像ロールオーバー)

(画像ロールオーバー)
シールドのアーム接続基部にポリキャップが仕込まれており、ストレス無くシールドを展開可能。
ただ、アームの可動範囲の関係上、これよりもシールドを前に出すことは不可能となっています。

シールドは左右非対称の形状ですが、なかなかにカッコイイ。
シールドの表面と裏面はこんな感じ。表面が一枚構成のシールドというのも久しぶりですねー。
シールド側面にはやや大型のミサイルランチャーが装備されています。
これはオプションで色々バリエーションを考えても楽しそう。
ライフルを両手持ちしながらだとこんな感じのスタイルになります。
シールドが完全に左側からの射撃を防ぐ位置に配置できるのは見事ですね。
……まぁこういうライフルはどちらかという銃身を上から抑えてるようなポーズのほうが頭悪くて好きなんですが(ぇー)・
せっかく手のひらを上に持ってきてもセンサーの邪魔にならないレイアウトですしね。


ともあれ、久々プラモレビューのジェスタでしたー。
出来はやはり優秀、バンダイの量産機系プラモは本当に素晴らしいな……。
乗っているのがトライスターの3人ということで当然のように3機揃えたくなりますが、
『ジェスタ・キャノン』がリリースされることを信じてちょっと待ってみようかなと。


……出ますよね!?