バンダイ HGUC 1/144
機動戦士ガンダムユニコーン RGM-89De ジェガン(エコーズ仕様)
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さてさてさて。

劇場での先行上映&先行販売から遅れること1ヶ月、やっとこさ『機動戦士ガンダムUC 第3話 ラプラスの亡霊』
BD/DVDともに一般販売開始され、この土日を使って早速繰り返し再生した方も多いのではないでしょうか。
まぁさとっちさんはすでに劇場で見た上に先行販売分を10回ぐらい見ちゃってるんですけどねーいやー今日も見ちゃったわー(黙れ)。

で、3巻はオールドMS好きにはたまらない話でもあったわけですが、
連邦軍でも初登場のメカがあったりしまして……それがこちらのジェガンD型エコーズ仕様。

この作中に登場するジェガンはD型になっているワケですが、そのD型をさらに特殊部隊仕様へと仕上げたのが本機。
ラプラス残骸の探索時にユニコーンの護衛機として出撃し、袖付きの部隊と短時間ながらも交戦。
もうちょっとだけ派手に活躍してくれればなぁという所ではありましたが……バズーカ撃つぐらいしかしてないんよね……

今回もゲート跡処理とかは殆どしていないパチ組レビューとなりますー。珍しくテトロンシールは貼っていますが(笑)。
まずは恒例の全身ぐるり。
基本形状はほとんどジェガン……ではありますが、D型へとバージョンアップされている関係で、
逆シャア当時のやや弱そうな-撃墜されてるのが似合う-印象がなくなっていますね。
カラーが茶褐色へと改められて、スパルタンな印象を与えるのも大きいかな。
大きく印象の変わった頭部ですが、大型のバイザーパーツが額に追加され、バルカンポッドが廃止されています。
クリアーピンクに色が改められたカメラアイは、裏側(パーツC28)にクロームシルバーを塗装して光が反射するようにしています。

大型バイザーは差し替えで展開状態を再現可能。
GMスナイパー系列の技術フィードバックがある感じですね。とは言え四つ目構造なのは異形感が良い
腰アーマーはD型ということで、小型のマウントラッチが設けられたものに。
スタークジェガンだと、このマウントラッチを介してフロントアーマーを装備しているという形になります。
バックパックは通常のジェガンのものをブラッシュアップした形状に変更。
基本レイアウトは変わっていませんが、各部が明確にユニット化されている感じ。
バーニアアームは角度の変更が可能となっています。
シールドはジェガンの標準仕様の物が付属。
カラーはエコーズ仕様のジェガン本体と統一されています。
バズーカはスタークジェガンが使用しているものとは別のタイプが付属。
前側と弾倉が前後に2個マウントされていますが、前側のものは予備弾倉ということで。
フォアグリップは可動式となっており、両手で構えさせることも可能です。
ビームサーベルは長短2種類の刀身が付属していますが、画像だとあんまり違いがわからないという……。
劇中でも使ってなかったので、まぁオマケのようなものですね(待て)。
ちょっと面白い要素として、ランナーのタグ部分を切り取ると、そこが手首パーツとバイザーパーツのホルダーになるという試みが。
こういうのが実装されたのは初めてかな。
ジップロックを使っちゃえば早いとは言え、こういう姿勢は嬉しいですね。
コスト的にもそこまでややこしくないでしょうし、続けて欲しいところ。
ジェガン用のランナーがまるごと入っているので、頭部の大型バイザーを通常のものに変更し、
胴体の追加アーマーを外してコクピットハッチのパーツを付ければほとんど完全にD型ジェガンへ。
この状態では、『機動戦士ガンダムUC 第2話 赤い彗星』で、シナンジュ迎撃に出撃したさいの装備です。

足の早いリゼルと共同作戦を展開するということで、スタークジェガンのバックパックと脚部ユニットを装備した形態。
肩や前腕の増加装甲、ミサイルラックは装備していませんが、やはり脚とバックパックの装備だけでも印象が変わります。
ビームライフルも付属しているのが地味に嬉しいものの、左の銃握り手が無いのはちょっと悲しい。

もちろん、バックパックをD型のものに戻し、脚部ユニットを外せば普通のD型ジェガンに。
頭部バルカンポッドを付けようとすると、それ用の頭部(C15・C16)を使ってやる必要があります。
ただ、メインカメラ部や顎のパーツが1個しか無いため、ちょっと差し替えがしんどいかも。
こうなれば、通常のライトグリーンなジェガンD型を発売して欲しいところですなー。
各部の基本形状はスタークジェガンと共通のところが多いため、スタークジェガンの装備を一式装備させることも可能。
唯一、胴体〜頭部は形状が異なっているため無理ですが、両肩のミサイルラックや前腕のプロテクター、
脚部のスラスターユニットとバックパックは無改造で取り付けられます。
バイザーを下ろしてやるとより一層無機質&異形感がアップして気持ち悪さが良い(笑)
ミサイルラックが結構大きいのでやっぱり迫力増しますねぇ。
色合いとも相まって、ものすごく『強そう』。
ただこの装備だとバズーカもたせにくいので必然的にビームライフルに(笑)。
 っということで、HGUCのジェガンD型エコーズ仕様でしたー。
元々の出来が『傑作』と呼んで差し支えないジェガンをベースにしているので、やはりもう安定感抜群の仕上がり。
劇中での活躍が殆ど無い難点(致命傷じゃねそれ)ではありますが、このカッコ良さはそれを補って余りあるかな。

4話は間違いなく地上戦オンリーなのでこの機体の登場はありませんが、最終決戦とかで登場してくれるといいなー。
爆散するジェガン以上に美しい量産機はありませんが、カッコ良さのあるジェガン、そういう幻想もここには確実に存在するのです……。