アルター 1/8
咲-Saki- のどっち
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発売時期:2010年11月発売 原型担当:槙尾宗利 + 乙山法純
さてさてさて。

本編のサイドストーリー、というよりは並行して進むもう一つの物語である『咲-阿知賀編』のTVアニメ放送が終了して早1ヶ月。
某タントゥー氏が阿知賀編にドハマリした…どころではなく咲本編へも巻き戻り、単行本へも手を出し、
まだコミック化されていない『コミック10巻とガンガン最新刊との間の話』を求めてバックナンバーを探したり、
PSPの咲ポータブルBest版を秋葉原店で販売しそれを即完売させたりと、受け手側は受け手側でとんでもないことになってたりしたわけですが、いやぁ面白い作品でした。

いやまぁ何というか千里山編だったような気がしないでもありませんが…というか、ぶっちゃけラスト4話ほど
阿知賀の存在感がステルスモモよりもなお下を行くというものすごい展開になっていましたが……阿知賀編という名の千里山編でしたが…そりゃ公式も、きゃにめ祭で出すおっぱいマウスパッドを竜華と怜のにするよね……。

で、これだけ息の長いシリーズではあるものの、立体物の方は恐ろしいほど低空飛行なのも咲シリーズの特徴。
アルターが唯一、1/8スケールフィギュアシリーズを展開していたものの、今はもうラインナップが1年半ほど音沙汰なし
いつものことながら『シリーズ化するなら一発目は脇役から』が鉄板のアルターでしたが、
まさか主人公を発売しないままフィギュア化が止まるとは思いませんでしたね……(白目)。

で、今回はそんなアルターの咲シリーズの現状だと最後のアイテムである、のどっちをご紹介。
きっちり発売直後に買ってたものの、箱のサイズに圧倒されて開けること無くそっと詰みっぱなしになり、
しかもあみあみの決算セールで3000円で投げ売られたのを見てダメージを受け、
さらに開封する気が失われた……という感じでしたが、阿知賀編が終わった今こそ開封するときじゃなかろうかということで、
ちょっと頑張って開封撮影してみましたー。
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールは1/8ですが、どっかの魔法少女もかくやという感じの羽根&武器のサイズなのでかなりの場所を食いますね……。
ベースはそんなに大きくないので比較的飾りやすい部類かもしれません。

ネット麻雀での原村和のアバターである他、アニメ本編でも演出として度々登場した女神のような姿での立体化ですが、
いやぁまさかこれで来るとは……と驚きを禁じ得ないというか。
間違いなく人気のあるキャラなのに立体化一発目というか唯一のスケールフィギュアがこの姿なのか、と言いますか。
さすがアルターさんの立体化チョイスセンスは独自路線を突っ走リますね。いや、決して悪くはないんだけど!!むしろいいんだけど!!!!!
羽根と槍を入れると画像が小さくなったので、身体部分だけの全身で改めてグルっとな。
費用に露出度の高い、しかし女の子らしい服装はパールコートによって非常に良い光沢感があり、
ホワイト単色+赤のアクセントだけの装いですが、見ていて飽きさせません。
両サイドへ流れる羽衣は髪の毛パーツの左右2箇所で保持されており、ちょっとドキドキしますが、
まぁ問題はないかな?と思います。

足先をスッと伸ばして浮遊感のあるポージングになっているのはこれまた可愛らしく美しいですねー。
脚部はABS、台座との固定は左右足裏両方で1箇所ずつ、太めの樹脂ピンで行われるので、安定性も良好です。
引き続きまして上半身をグルっとな。
和のおっとりとした印象と、『のどっち』の神々しさを共存させた造形表現が良いですねぇ。
ドレスはよく見るとおっそろしく露出度が高いといいますか、両脇部分が思い切り素肌なんですねこれ……。
胸の下部分の紐で布地を止めていたりする表現が実にうまいというか、「え、これどうなってんの」をなくしてる作りが素晴らしい。
顔は真正面から見るよりも目線を合わせた方が良い感じ。
とは言え造形は決して悪くなく、非常にアルタークオリティを感じる丁寧なものに仕上がっています。
アイプリントも良好、頬タッチも丁寧で、文句をいう場所じゃないですねこれは(笑)。

天使の輪が頭上に浮かんだ構造で、固定はやはり頭頂部にピンを差し込んで……という作りなので、
人によっては支柱が気になるかもしれませんが、かなり良い感じに仕上がっていると思います。

目立つ翼はクリアイエローの塗装で美しいグラデーションが施されており、
光を放っているような符に気が素晴らしい。
天使の輪はクリア成形のプラ素材で、輪の部分にはクリアイエローが吹かれています。
支柱との接点が1箇所だけなので、うっかり手をぶつけたりしないように注意ですね。
ヘッドドレスの造形と塗装も丁寧で、こういうところはさすがのアルタークオリティです。
さーーーーーーて今日も今日とて行きましょうか!!!!
左腕を大きく上げてせーーーーーーーのっ!!!!!

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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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どこかの巨乳射殺巫女と同じぐらいの頻度でネタにされる(CV同じ人だしな)のどっちおっぱいですが、
いやーーーーすごいボリュームで立体化されています。
ちょっと離れ気味のおっぱいで、個人的にはもうちょっと谷間がミッチリ詰まってる感じが好みなんですが、
このそこはかとない『だらしなさ』のあるおっぱいもこれはこれで。イイネ…!!!ていうか挟まれたい。
細かいところですが、おっぱいのサイド部分には紐が通っていて、この衣装の肩からつながっているのが確認できます。
ここは省略されても誰も気にしないレベルだと思うんですが、ここまできっちりと作りこんでくるのは素晴らしい。

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  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
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腋フィギュアでもあるはずなんですが、なかなかこの腋はじっくりと拝めないのが悔しいところ。
そのかわり、脇腹部分をしっかりと堪能できるのでこれはこれで、うむ!!!
槍の柄は腰のループ部分の内側を通る感じになっていますが、サンプル画像を見てるとループの外側に出すのが正しいのかな?
とは言え、外側に出すとループと柄が干渉する(柄がループを後方へ押し出す感じ)なので、
うちではおとなしくループの内側に収めちゃってます。
右手に持っている槍はプラ成型で非常にシャープかつ塗装も秀逸な作り。
保持力などに問題はないんですが、床面へ石突部分が接する際は、必要以上にテンションがかからないように注意しましょう。
むしろほんの少しだけベースから浮かせる程度がいいかもしれない……。

槍頭の中央にある宝石はクリアパーツではなく塗装で表現。
クリアパーツだったら質感ばっちりだったろうなぁとは思いつつ、この塗装も非常に丁寧で好感がもてます。
左手は前腕部に分割ラインが設けられており、ちょっとだけ段差が気になるかな。
あんまり目が行くポイントではないんで、気にしないのが吉なのかもしれませんが。
背中は非常に見難いものの、艶めかしい造形になっています。
セアカから羽が生えておらず、髪の毛から伸びているというちょっと変わった構造なのが面白い。
そして下半身をグルっとなー。
もうちょっと肉付きの良いフトモモがいいなぁとも思うんですが、アバターという事ならこのスタイルの良さもまぁ、うむ(何)。
白のオーバーニーソはパールコートが施されて非常に艶かしい光沢を放っています。
ベースはクリア素材で『NODOCCHI』の名前と、羽根の文様が刻まれたものが付属。
あまり大きくない直径なので、比較的(床面部分では)飾りやすい部類だと思いますね。
何気にこの、背中とスカートの中を見れるアングルが素晴らしいんですが、
ほぼ90度倒さないと見れないという……うーん、しかし良い背中です。
っということで、アルターののどっちでしたー!!!
いやぁ、非常に良いクオリティでアルターの本領を見ますねぇ。
非常に飾り栄えもしますし場所も食うというのがアルタークオリティ(何)。
そして何よりも満足度の高さはやはりアルター製品の『隙の無さ』から来ているもので、
出来ればターンテーブルとかに乗せて全方位から見れるようにしておきたいところです。ぐるっと回して見たい。

今後また咲シリーズのフィギュアが復活するのか、それともねんどろいど・ねんぷちぐらいで留まるのか、
それはちょっとわからないんですが……いやぁ、千里山の竜華・怜カップルとか欲しくなりますね。
まずはグッスマのねんどろ原村さんを買っていくのが一番応援しやすい(今後のシリーズの売上指標になるかもしれないし)ので、サックリと予約していくことにしましょうか……。