アルター 1/7
魔法少女リリカルなのはStrikerS ヴィータ
さてさてさて。

本放送時の微妙極まる立体化とは裏腹に、やっとエンジンがかかってきた『魔法少女リリカルなのは』シリーズのキャラクターたち。
CM'sが可動フィギュアを出してくればマックスファクトリーはfigmaでなのは・フェイト夫妻に八神一家のおかーさんも立体化決定。
固定ポーズで言うとアルターからの商品化がド本命でありまして、その出来と同時に1/7スケールという大サイズを考えますと、
競合他社にとっても、そして買う側にとっても『脅威』だと思います。生半可な家では揃えらんねーぜ!!!!!(涙)

で、『A's』『StirkerS』の両作品で好感度が抜群に高いであろうキャラであり、なおかつロリ好きな方々からの支持を一身に集めるキャラであるところのヴィータさんが今回は発売となりまして。
『A's』は第一話でなのはさんを圧倒するわ(でも一番面白かったのは「話を聞いてー!!」→直後に砲撃)、はやてをずっと気遣い続けるわ、『StrikerS』では「あいつを守ってやんなきゃなんねえ」ってなのはさんを気遣うわ、
身体を貫かれながらも魔力炉を破壊するわでもうオトコマエにも程がある『鉄槌の騎士』ですよ。
さとっちさん的にはロリ関係無しで大好きなキャラでありまして、アルターからの立体化が発表されたときには軽くガッツポーズが出たりしたものです。

……その直後に「ユニゾンと通常モードの両方リリースだと……っ!?」と、大塚明夫ばりのイイ声で呟いたりしたわけですが。

早く決めなきゃ予約終了しちまう、でも両方買うなんてとてもじゃないが現実的じゃないしとりあえず両方とも予約する選択肢もあるけどそのままなし崩しに両方とも買っちゃう可能性が高くなる、ならばここはやはり一番メインで印象深い赤ドレスの通常ヴィータにするべきか、いやしかしユニゾンヴィータも印象深いし再販かかるとしたら赤ヴィータだろうからユニゾンを手に入れるならきっと今を逃すわけにはいくまい……っ!!!
ということで(長いよ)ユニゾンヴィータをamazonさんで予約、赤ヴィータは断腸の思いで諦めたんですけどねー。


ついウッカリ日本橋のボークスとソフマップで赤ヴィータを見つけちゃったのが運の尽き、いや運命だったということかな!!!
15分ほど迷いましたが気付いたらレジで会計終わってました。アレェー?
まずは全身をグルッとな。
愛用のアームドデバイス『グラーフアイゼン』を大きく振りかぶり、今まさに敵へ叩きつけんとする姿での立体化です。
スケールこそ1/7ですが元々が小さいキャラですし、そこまで大きくは感じません。
もっとも、躍動感溢れるポーズということもあって左右方向へ結構なスペースを食いますが。

今回の原型担当は『B.M.W.Web』の田中冬志さん。モデグラ読者にはガンプラの方でお馴染みの方ですね。
続きまして上半身ー。
都築さんの特徴的な髪の毛デザインや、ヴィータの複雑な髪型を非常に上手く捉えた造形だと思います。
髪の微妙なグラデも立体的で良い感じ。
手袋、バリアジャケット、ウサギのついた帽子なども丁寧に作りこまれており、情報密度は非常に高いですね。

また、体の流れと力感が非常に良い感じで融合して『力強い』フィギュアになっています。素晴らしい。
「……すいませんコレはどこの熱血アニメの主人公ですか?」
と思わず問いたくなるほどにカッチョ良すぎるヴィータさんの顔。
強い意思を感じさせる目の表現もアイプリントも素晴らしい上、大きく開いた口にも違和感がありません。
どの方向から見ても開いた口元に破綻が無いフィギュア、っていうのは珍しいんですよねー経験上。
思えばこの帽子をなのはさんに叩き落されたときからヴィータさんの本気がスタートしたわけですが。
『StrikerS』ではすっかりなのはさんと良い関係を構築してるのが微笑ましくて仕方ありません。
新人連中には厳しい教官(なのはさんは『恐ろしい教官』略して『恐官』です)、八神一家では末っ子、
なのはさんとはスターズ分隊の隊長副隊長の関係であり、強い信頼を持ち合った相棒、という感じでしたねー。
しかしさすが『永遠のロリ』、胸元のフラットッぷりには定評がありすぎです。
いやまぁそこだけに注目することなく、ガードの固いバリアジャケットから素肌がのぞいてるドキドキ感とかを堪能するのが紳士の嗜み。
恐ろしいことにこの躍動感溢れまくるポーズを支えるのは右足の裏オンリー。
下半身がABS成型で、なおかつベースが大きく安定感があり、そして過去の実績から導かれた設計ってところでしょうか。
夏の真っ盛りは過ぎたので、少なくとも来年の同じシーズンまでは大丈夫かなー。

あ、言うまでもありませんがスカート周りの造形は安定感溢れるものになっています。塗料のはみ出しとか一切なし。
ヴィータのバリアジャケット内部には白ぱんつ。
結構シッカリと作りこまれているのが嬉しいところ。 あとロリぷに感漂う生脚も結構グッとくるものがあります。
大きくたなびく腰のリボンも良い造形。 くすんだ色合いが落ち着いてて良いですねー。
ベースにはリィンフォースUの時と同じく、名前と所属が記載されています。
訳していくと
『鉄槌の騎士 ヴィータ』
『所属部署:古代遺物管理部 機動六課』
『魔法術式:古代ベルカ式』
『魔術師ランク:空戦AAA+』
『デバイス:グラーフアイゼン』

となります。
付属パーツはこんな感じで。 厳密にはグラーフアイゼンそのものが別パーツですが……。
ヴィータのアームドデバイス『グラーフアイゼン』はこのような感じで立体化。
銀色のグリップ部は金属棒になっており、歪みなどは(自然には)発生しません。
ハンマーヘッド部〜カートリッジシステム部、ならびにグリップエンド部にははプラパーツの上からメッキ加工が施されています。
画像はグラーフアイゼンの通常モード『ハンマーフォルム』。
『魔法少女リリカルなのはA's』第一話で機動要塞のごとき高町なのはさんのシールドをブチ破り、レイジングハートを損壊させる程の威力を見せ付けたラケーテンフォルム。
ハンマーヘッドの片側にロケットエンジン(っぽいナニカ)、片側に杭が展開され、大推力を以って敵の障壁・防御をブチ破る一点突破型の形態ですね。ロケットエンジンと杭は金メッキ加工で、造形などもかなり良い感じです。

なお、ハンマーフォルム・ラケーテンフォルム共に言えることですが、中央部のピックはかなり細い上にシャープなので、
手に刺さったり折れたりする可能性があります。 取扱いには要注意。
ヴィータさんで一番似合うのはやっぱりこのフォルムかなー、と思います。
ハンマーフォルムはどっちかって言うと魔法(誘導弾タイプのね)を発動するときに使うイメージが強いです。
しかしこのハンマー後部から噴き出るロケット推進を制御して敵に叩きつけるだけの胆力とか、冷静に考えると凄いものが。
ゴルディオンハンマーではありません。
グラーフアイゼンの最強形態、『ツェアシュテールングスフォルム』です。さぁ続けて三回言ってみよう!!!(何)

しかしカッチリシャープな造形と塗装が大変なことになっていまして実に見応えがありますね。あと大きさも。
このツェア(略)フォルムですが、手に持ってもこの大きさ。 ウッカリ間違えて釘を打たないようにしてください(しません)。
……しかし何というかだな、ハンマーやらラケーテンと比べても圧倒的な大きさというか5倍近いボリューム差です。
しかしこの武装どっかで見たことあるなーと思ったら『吸血殲鬼ヴェドゴニア』のモーラが持ってるスレッジハンマーか。
奇しくもゴシックなドレスを着た(アッチは黒ですが)永遠のロリ娘がドデカいハンマーに杭くっ付けてブン回すという共通点が。
何だ、アレか、ロリ娘とハンマーってのは浪漫なのかやっぱり……。
……いや別に悪気があったとかそういうんじゃなくて、こう、軸の太さがピッタリでな!?
さしずめグラーフアイゼン・オソウジフォルムとでもなるでしょうか(なりません)。
しかしヴィータっておそうじ当番とかものすっごく頑張りそうな気がするなぁ……。

ちなみに言うまでも無いと思いますが、同じくアルターのセイバー メイドVer.からの流用です。

(画像マウスオンでロールオーバー)
っということで最後はリィンUと並べて八神家の末っ子ズということで。
いやまぁ明らかにリィンUの方がちっさい(色んな意味で)けどな!!!

そんなこんなでアルターのヴィータでございましたー。
さすがに気合の入った造形と、安定感があるどころじゃないレベルの塗装で非常に満足でした。
シグナムとかマイスターはやても……うぅぅ、置き場所怖いけど頑張りまっす。
さて、次はやっぱりユニゾンヴィータとなりますので!!!