アルター 1/8
ストライクウィッチーズ 宮藤芳佳
さてさてさて。

GONZOが散る前に見せた最後の輝きと言っても過言ではないアニメ『ストライクウィッチーズ』
(咲もGONZOですが作ってる途中で散ったのでノーカウント)

この作品が世に与えた影響を語ろうと思ったらやたらめったら時間がかかって面倒すぎるので割愛しますが、
第二期が2010年夏から放送開始、ということらしく、さとっちさんも今からウォーミングアップに余念がありません。

……まぁブルマ型DSポーチという狂ったアイテムに惹かれてつい購入してしまったDS版ストライクウィッチーズは第2章で早くも放り出して今に至りますが。駄目だあのモッサリ感。
そしてやってるのはデビルサバイバー。あとラブプラスにまた回帰したり。

で、ならばフィギュア買ってるの?と聞かれましたら「断じて否!!!!!」と答えるそんな状況。
コトブキヤとあみあみからリリースされていますが、どちらもサイズがやたらと大きく飾る場所を恐ろしく選ぶため、
アルターのリリカルなのはシリーズという非常にややこしい物を集めてしまっているさとっちさん的には購入ハードルが物理的部分で厳しくてですね……。
おかしいな、さとっちさん本当にストラクウィッチーズ好きなのか貴様……。

しかしそんな状況であっても、『アルターからストライクウィッチーズのキャラが立体化!!』と聞けば買わずにいられないのがオタ戦士たる者。
仮にそれが、主人公だけど主人公であるが故に嫌いな宮藤であっても……。
いや、やっぱり物語終盤のあの愚かしい行動がどうにも印象悪くてね本当。
でもまぁ純粋に出来が良いアイテムに罪はないし、手元に置いてお来たくなる逸品だなーと思いましたので、
い時と気合で通販予約しまして今回やっとこさレビューにこぎつけました。下手すると1ヶ月以上寝かせるところでしたが
まずは恒例の全身グルリ。
1/8スケールで浮遊ポーズですが、両手に携える大きな機銃を除けば平均的なサイズです。
ベースもアルターにしては珍しく小さくまとまっていますしね。

ただし、その機銃の銃身部分はシャープかつ繊細なパーツを備えたものなので、くれぐれも扱いにはご注意を。
ひき続きまして上半身グルリ。
幼い印象を色濃く残す宮藤さんの、しかし勇ましさを感じさせる一瞬をうまく切り取っています。
ポージングと合わせて考えるに、『目標に対して機関銃を掃射、撃破と同時に銃口を上に跳ね上げながら射撃を停止しつつ、周囲を見渡して仲間を気遣う』といったところでしょうか?
右袖部分には大501統合戦闘航空団の徽章がプリントされています。細かくて非常に良い感じ。
右腕は袖の部分で分割されていますが、あまり分割ラインは目立ちません。
宮藤さんおっぱいは実に慎ましやかでほとんど自己主張していませんだがそれがいい
 おっきいのはリーネちゃんとミーナ隊長とトゥルーデとシャーリーに任せときゃいいんだよ!!!
付属する機関銃は完全に別パーツ。
グリップとショルダーパッド部分が木製、あとは金属製な機関銃の質感の違いをよく再現していると思います。
右手人差し指が伸びた状態で、トリガーにかかっていない点にも注目。
ということで付属の『九九式二号二型改13mm機関銃』を単品で。
本体はプラスチック成型、ベルトスリング部分はPVC成型となっています。
サイズは非常に大きく、ガンメタリック塗装の質感が重厚感を演出していますが、実際にはそれほど重くありません。
また持たせる際には銃口が上を向いているため、それほどバランスを崩すことも無いのが良い良い良い。

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機関部上部に折りたたまれている照準器は可動式。
ストッパーがあったりするわけではありませんが、結構カッチり自立します。
ドラムマガジンの巨大さがこうやってみると際立ちますね……。
銃身部分は非常に細い上、照星部分は触るのが/展示するのが怖いぐらいの細さ。
プラスチックの一体成型なので、取り扱い要注意です。

銃口がラッパ型で、フラッシュハイダーなどが無いのは時代の古さを感じさせますねぇ。
バレル部分には大型のサーマルジャケットが巻かれているのが、無骨さをより一層演出していますね。
こちらは宮藤さんのストライカーユニット、『零式艦上戦闘脚二二型甲』。モチーフは名前のごとく零式艦上戦闘機。
塗装は零戦がそうだったような、飴色っぽいライトグレーになっています。
二二型ということは、零戦の系譜で考えると20mm機関砲を装備していてもいいんですが、まぁその辺りは気にしない方向で。

脚部はABS製パーツとなっており、非常にカッチりとした印象です。
アルメカの雪風で培った経験が叩き込まれてるなぁ、とひとしきり感心。マーキングなども綺麗ですね。
こうなってくるとアルメカで零戦作ってくれないかなぁアルターさん、とか思ってしまいますが。
脚部のプロペラ部分は回転している状態のもの(左)と、静止状態のもの(右)が付属。差し替えで交換可能です。
ベースはクリアブルー成型のものが付属。
脚部とベースは、エッジが麺どりされた金属棒で接続されます。固定具合は二重丸。

リリカルなのはシリーズと同じで、キャラクターの所属やパーソナルスペックが記載されているのは嬉しいところです主にレビュー作る側からすると。いちいちWikiで調べなくてすむというのは本当にね……。

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『ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん!!!』の言葉が鮮烈な印象を叩きつけたストライクウィッチーズの真骨頂たる下半身。というかお尻。

まぁ宮藤さんの場合はスクール水着にセーラー服の上着、というまだ常人に理解できるスタイリングなので、
部屋に飾っていても言い訳ができると思います。

というか、今始て気づきましたが、尻尾はスク水に開いた穴の部分から生えてくるんですね……。なんてエロい。
腰を引いたポージングのためなかなかフロント側は見えにくい宮藤さんですが、
こんな感じできっちりとスク水お腹が作られています。エロい。
 
 っということでアルターの宮藤さんでしたー。
出来は相変わらず安心のアルタークオリティ、そして出荷数も恐怖のアルタークオリティ
作品人気があるほど、手に入り難くなっているのは辛いところだなぁ……。
出来が良いだけに、もっともっと多くの人に手に取ってもらって、作品人気を底支えしてほしいものですが。
第二弾としてサーニャがリリース決定していますし、そうなれば今回以上の争奪戦は必至ですからね……。

ともあれ、そういった『フィギュア自体の出来』とは関係ない部分の問題を除けば、実に満足の逸品でした!!
……さて、ペリーヌのフィギュアはいつごろ発売されますか。メガネを冷遇するなどとは言わせないぞアルター。