アルター 1/8
Fate/unlimited codes セイバー・リリィ(再レビュー)
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発売時期:2010年3月発売 原型担当:柳生敏之
さてさてさて。

先日のアルターのラウラ メイドver.でちょっと撮影環境を色々と見なおしたこともありまして、
そうなると「ちょっと昔のフィギュアを撮ってみてどれぐらい違ってくるか試してみたいよね」とか思ってしまうものでして。
今まで苦手だった『白系衣装』『フリル祭り』のフィギュアを撮ったらどうなるかな……?ということで、
ちょっと試してみましたアルターのセイバー・リリィさん!!!

ずっと一軍で展示してたぐらいお気に入りのアイテムながら、気づけばホコリが結構溜まってたりしてなかなか再レビュー出来て来なかったんですが、
ちょうど今回試してみたいポイント2つに合致するアイテム……ということで、コレはもう撮るしか無いでしょう!!ということで。
いや、うん、同じアルターのクララクランとかもありますけども……アレも今後また撮り直しますけども……。

ともあれそんなこんなでアルターのりりィさん、再びのレビューでございますー。
まずは恒例の全身ぐるり。今回はちょっと俯瞰目のとちょっと煽り目ので2周してみました。

スケールは1/8ですが、リリィさんのスカートの造形と、右側へ流したカリバーンと鞘の配置故にかなりのボリューム感があります。
歩きながらカリバーンをスッと抜剣し、対峙する相手に不敵な視線を向ける、静かながらも非常に『動きを感じる』造形はお見事の一言。
ベースは円形で大理石を模した塗装表現なのが美しいですねぇ……。
引き続きまして上半身をグルっとな。
頭頂部で存在感を放ちまくるアホ毛についつい目が行きますが、髪の造形やアイプリントの精度、
不敵な……というか煽りで見ると凄いドヤ顔っぷりのりりィさんの表情作りの巧さなど、今の目で見ても紛れもない『傑作』だと思います。
青セイバーとは違い布面積が少なくなった上半身回りは、大きく開いた肩から背中が非常に色っぽいポイント。
腕の位置関係的に左右ともに腋をじっくり堪能できるのも高ポイントだと思います(真剣な顔で)。

背中の造形はもう少し華奢な、というかなめらかなラインでも良かったかなぁとは思いますが、
ここのガッチリした表現は、単なる魔力でのブーストに頼らずともリリィさんがれっきとした『騎士』であることを表してるのかもしれないですねぇ……。
上腕のパフスリーブみたいな形状の衣装や、胸甲の『空間』『隙間』の見せ方が非常に上手いなぁと思うポイントであり。
こういう表現があると非常に立体的な配置になって見栄えが増しますよねぇ……いえ、その、決してリリィさんの胸元の立体感っていうか起伏というかボリュームが無いとかそういうことではなく。ええ。
カリバーンを握る左腕はこんな感じで。カリバーン自体は結構簡単に脱着が可能となっています。
ただちょっと握りは浅めなので、飾ってるとだんだんカリバーンが回転したり、ずり落ちてきたり(手首からスッポ抜けるほどじゃないですけども)する、という難点こそありますが。
それでも手甲の造形と塗装は完璧といってもいいんじゃないでしょうかこれは……!!!
鞘を握る左手も。
こちらは鞘の脱着ギミックなどは無し、となっています。こちらも軽く鞘を握っているような演技が良いですねぇ。
スリーブ部分の布地の柔らかそうな造形と塗装、それに対する手甲の硬質感との対比なんかもたまりません。
鞘……そういやカリバーンの鞘は名称無いんでしたっけか。
この鞘の塗装が本当もう「すごい」の一言で、めちゃめちゃ美しく仕上がっています。いやぁこれは凄いぞ!!
金色、ブルー、宝玉の赤、朱色との塗り分け、造形、どれも一級品すぎる……。
そしてカリバーン。
こちらの造形も本当にもう『素晴らしい』の一言。
柄の回りの塗り分け、刀身に刻まれた紋様の表現と繊細な塗装、エッジの立った刀身表現などなど、鞘とはまた違った方向での一級品ですねぇ……。
エクスカリバーと比べると細身ゆえに凄みこそ無いかもしれませんが、この『高潔さ』を感じさせる造形、いやぁお見事です。
抜剣したカリバーンの刀身を軽く鞘に添えている辺りの演技がもうねー本当ねー。こういうの弱い……。
下半身に行く前に、フリル地獄のスカート周りをグルっとな!!!
スカートの多層構造っぷりにフリル部分の造形密度、さらに腰サイドのアーマーの硬質感に、黒い前垂れの質感の違いなどなど、
複数の素材が配置されて構成されるスカートの構造を見事に表現しきったものすごい一品だと思います。
ていうかスカートのフリル部分だけでこれ……普通のフィギュアのスカート2つ3つぐらいになるよね……(遠い目)。

塗装も丁寧ですし、難点を言うならホコリが入り込むとなかなか取れないという点でしょうか…(更に遠い目)。
改めて足の甲冑周りをぐるっとな。
エッジがビシっと立って硬質感のある造形とパール塗装とが相まって、実に清廉な印象を与えてくれます。
膝には甲冑ではなく黒いカバーがある辺りの芸の細かさも嬉しいところですねぇ。
ベースとの接続は左右足裏にピン1本ずつなのでちょっとグラつくかな?という感じもありますが、今の今まで一度も点灯してませんし、
まぁ大丈夫でしょう!
そしてこの!!リリィさんの!!!挑戦的な!!!下着が!!!下着がもう!!!!!
……うん、いやもう本当エロいなぁ……エロいなぁリリィさん……俺このりりィさんなら『キャスターさんに捕まってアレコレされちゃったセイバーさんが女の子らしいドレスに身を包んだ姿』って言われても信じるわ……いやアンリミテッドコードの世界だとそうじゃないんですけども!!それでも!!!!!!

特にガーターベルトからつながるストッキング上部の造形と紋様の美しさは特筆モノ。
ここ、水平アングルでもギリギリで見える部分ということもありまして、ヘタすると下着よりもエロいんじゃないでしょうか(笑)。
尻たぶが下着から少しはみ出てムッチリとした存在感を示しているのも非常に高ポイントで、
これはもう……下着をクイッと引っ張って位置を直そうとするりりィさんとかね……想像しただけでも幸せになりますよね……。

惜しむらくは右足と下着との間に接着剤のはみ出しがある点ですが、よほど注意してみないとわからない(こんだけ大写しにしてやっと目立つかな程度ですし)レベルなのでまぁいいかな、と。
シルクっぽい表現の塗装が実に美しく、下着の形状(お尻谷間の上部にV字カットが入っている)という攻め攻めの姿勢、いやぁいいですねぇ…‥…。
お尻への食い込みや股間部分のシワ造形など、これまた『殆ど見えない部分』ですが、非常に力が注がれた素晴らしいポイントです。
っということで、アルターのセイバー・リリィさん、再レビューでした!!!
前回のレビューが若干今見ると「あっ」って感じではあったんですけども、今回はそれなりにリベンジできたかな……?と思いますが、
見ていただけた方から「いいねー」とか思っていただければこれ幸いです。

アルターのセイバーさんというと何気に戦闘衣装での立体化はこのりりィさんが初なんですよね……。
セイバーさんはメイド服と『魔法使いの夏休み』版、オルタもメイド姿は出てましたが……市販品としてはオルタは今度発売になる水着版が初という……。改めて見返すとアルターのラインナップというか衣装チョイスは絶妙ですよね本当(笑)。
あの黒甲冑のオルタや、ブライド衣装のドヤ顔赤王セイバーさんとかも見たいですねぇ(笑)。
あみあみ:アルター 1/6 セイバーオルタ 水着Ver.