アルター 1/8 ストライクウィッチーズ2 エイラ・イルマタル・ユーティライネン |
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発売時期:2012年3月21日 原型担当:乙山 法純 + 無銘 | |||||||
さてさてさて。 劇場版も無事公開され、公開2週間で早くも100人規模のシアターに放り込まれたり、 その割に3月31日から配布の応援画集は部数が確定してないために熾烈な座席争奪戦の様相を呈したりと、 色々と盛り上がってる『ストライクウィッチーズ』ではありますが、今のところ一番盛り上がってるのは、 まさかのフィンランド大使館公式Twitterアカウントによるエイラ推しでしょう。 実在したエースパイロットをモチーフにしたキャラや、実在戦闘機をモチーフにしたストライカーユニットなど、 色々とニヤリとさせられる要素が魅力の本作も、まさか 『元になったパイロットの母国の大使館が、それを把握してて、むしろ好意的にプッシュしてくれてる』 という状況になろうとは思ってなかったに違いないといいますか。 チャック・イェーガー氏に週刊プレイボーイの記者がインタビューした際に、 「あなたが美少女化されてモンスターと戦ってますけどご存知でしたか?」って聞いてたという事実が流れるや否や、 スト魔女ファンが「おい馬鹿やめろ余計なこと教えるんじゃねえ!!!!」と大いに焦ってたことを思い出しますと、 いやぁ世の中面白いものですよね(白目)。現実は、こう、ちょっと予想の斜め上を行く。 軍事クラスタ的には第二次世界大戦当時のフィンランドはまさに燃える展開の連発をやってのけた、 奇跡のような国であり(最終的にはソ連に屈してドイツとやりあうことになるけど占領を免れてるとかすごくないですか)、 北欧諸国が如何に戦闘機で戦ったかを記した名著『北欧空戦史』や、 エイラの元ネタになったユーティライネンの自伝である『フィンランド空軍戦闘機隊』で数々の逸話の片鱗に触れた身としては、 この状況は嬉しいといいますかフィンランド大使館の懐の深さに感謝したくなっております。 で、そんなフィンランド大使館のプッシュもあってか(それはない)、 アルターから5ヶ月ぶりのスト魔女フィギュア新作として発売されたエイラさん。 劇場版だとちょっと出番少な目でしたが、相変わらずのシールド使わない空戦機動は強い印象を残してくれました。 |
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まずは恒例の全身ぐるり、 スケールは1/8ですが、完全な飛行ポーズのうえにシリーズ中でも随一の『飛んでるっぽい』ポーズとなっており、 正直かなり撮影しづらい・飾りにくいアイテムです(苦笑)。 それでも出来はやはり安定のアルタークオリティ、比較的シンプルな造形ながらも随所随所に良い見せ所がありますねぇ。 |
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大きく後ろ側に倒れかかるようなポーズは今までのスト魔女フィギュア(アルターのね)には無かったポーズ。 それゆえにちょっと撮影難しいんですが(苦笑)。 クリーム色の髪の毛はグラデなどが入っておらずややシンプルな印象ですが、相変わらず造形はシャープで見応えがあります。 |
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軽く口を開いた表情、というのが一番難しいんだろうなぁと思ってるものの、 このエイラも底でちょっと苦しんでる感じがあったりなかったり。出来は良いんですけどね。 アイプリントなんかは相変わらずの鬼精度で、実にお見事です。 |
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エイラの装備は、カールスラント組と同じMG42。 ミーナ隊長が持っているものよりも『使い込まれた』感じなのは、スオムスの節約魂と、実戦に出てる数との相乗効果でしょうねー。 指をちゃんとトリガーガードまで伸ばしているのが嬉しい右手はいい表情しています。 握らせるときは右肩を一回抜き、グリップ株のスリング金具を取り外してからグリップを握らせ、 スリング金具を戻したら胴体と右腕との間に木製ストック部を挟むように位置を調節して。 保持力は何も問題なし、いい出来しています。 |
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タロットカードは別パーツ……というか全身のカット撮るとき上下逆でしたね(白目)。 唯一これが難点というか、紙製なので曲がったり湿気によるヨレの発生が怖いなぁという。 プラ製でやってくれると良かったんだけどね……。 なお、絵柄はサーニャの描かれた特別仕様っぽいものになっています。あぁそれだけに本当、材質が惜しい。 |
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あんまり大きくないエイラおっぱいは、しかし形の良さを感じさせる造形。 | |||||||
腰の左右にはポーチが2つ。 タロットカードが入ってるのかなぁ、これ。 |
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ストライカーユニットはBf-109K-4(第二期)。 ミーナさんやハルトマン、トゥルーデと同じでBf109系列の(事実上の)最終モデルですねー。 カラーは上面(背中側)がダークブルー、裏面(身体の正面側)がライトグレーの単色。 雪の多いスオムスをイメージさせる塗装ですねー。 |
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パーソナルマークも綺麗な発色ですし、排気管部分の上にあるマーキングは拡大するとちゃんと『読める』精度でのプリント。 アルメカシリーズの技術がきちんとコッチにフィードバックされてるなぁ、と嬉しくなりますねxえ……。 塗装は丁寧ですし、人によってはモールドへの墨入れが濃いと感じるかもしれませんが、個人的には気にならないレベル。 |
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プロペラはいつもどおり、開店状態のものと停止状態のものが付属。 このへんは安定クオリティですねー。そして停止状態のは撮影する気にならないので、うん。 |
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スタンドとは2本の金属シャフトで固定される方式。 長い支柱を突っ込む側には形状重視用の交換パーツがあり、先端側の短いシャフト1本で飾れない『こともない』みたいですが、 ぶっちゃけ安定感が全然違うのでやめといたほうがよさそうです。 というか付属するインストにも『交換すると破損の恐れが』とか書かれておりなんでこの仕様にしたんだという気がしないでもない。 |
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パンツじゃなくてタイツだもん、なエイラのズボンは非常にシンプル。スジの造形などもありません(当然だ)。 しかしぷりんっとと丸みのあるお尻ラインは強調されますねぇ、タイツの内側に手を突っ込みたい。 |
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最後はもちろんこの二人で行きたいよね!!ということでサーニャと背中をくっつけて。 ベース同士が接するところでちょうど背中が合わせられる感じの作りになっており、 最初の設計段階からこれ考えてたのかなぁ、と思うとちょっとうれしくなったりも。並べて飾る場所ないけどね!!! っということで、アルターのエイラでしたー!!! 出来は相変わらず安定のアルタークオリティ、置き場所もアルタークオリティ、そして店頭販売数も……という感じで、 『劇場版に合わせての発売なのに店頭では見かけなかった・買えなかった』という声をちらほら聞いたりも。 予約は結構長いこと生きてたんだけどね。 現状のフィギュア売り場の状況を見てると、『予約分は確保するけど一般分は知らん』というところが増えていますし、 『投売り待ち』の人が多かった反動がここに来て一気に表出化したなぁ、という印象があります。 なので、本当にほしいと思うなら、『とりあえず何はなくとも予約』しとくことをお勧めしたく。 注文キャンセル祭りの是非はまったくの別問題ですが、『注文がしっかり入らないと仕入れられない』わけですし、ね。 |
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