DVD『ストライク・ウィッチーズ 機械化乙女秘め事パック』付属
宮藤芳佳
さてさてさて。

島田フミカネさんの『メカ娘』に端を発するこの『ストライク・ウィッチーズ』。
ヤマグチノボル氏による小説版の展開後、OVAで発売……かと思いきや。
発売されたのはダイジェスト版+舞台紹介+プロモ映像が収録された25分のDVDに設定資料集と宮藤フィギュアが付属した『機械化乙女秘め事パック』であり、なおかつとらのあな専売ということで、なかなかいい感じに狂った展開をしております。

ただ、そのダイジェスト版の段階ですでに
・全部のエンジン音が違う
・全部の機銃発射音が違う
という、無駄に濃いこだわりを遺憾なく発揮してくれております。強いて言うなら『グランツーリスモ』のレベル。
これをもしも地上波で1クールやったら確実に死人が出るんじゃないかという方向の頑張りっぷりの作品ですね☆(ね、じゃねえよ)。

で、まぁそんなわけで宮藤のフィギュアを紹介です。
大きさは15センチ程度。スケールとしては1/10ぐらいでしょうか。
脚部に『A6M3a零式艦上戦闘脚22型甲』を装備した状態で立体化されています。
でも何故かデッキブラシ装備。懲罰か。懲罰喰らったのか宮藤。
付属ベースへの接続は、ストライカーパックの尾翼を介して。
もちろん、接続用のダボが存在しない純粋な尾翼も付属しています。自立しないけど。

付属ベースには宮藤の所属やら何やらが。こういうのはちょっと嬉しいですねー。
こちらの頭部は水兵帽を装備した状態で。
帽子正面には『扶桑皇国海軍』の文字が金色で入れられています。間違っても逆に読まないように。

顔の出来はかなり良いほうじゃないでしょうか?すごく……こう……犬っぽいし(そこか)。
正面から見ると前髪が左目にかかってしまうのがちょっとだけ残念です。
ストライカーユニットのプロペラは回転が可能です。
脚部横の水平尾翼のマーキングは……黒丸がちょっとズレてるのか、それともこれが正しいのか。
機体番号は88-106で。
ストライカーユニットも何機かあるでしょうし、これが宮藤の専用……とかではないんでしょうねぇ。

左腕袖には扶桑皇国海軍のマーク、かな?
黒地に金で翼と錨のマーク。良いですなぁ……。
何故か気合の入ったブラシ。
持ち手に固定されていないので、何か他に合うアイテムがあれば持たせてみるのも良いかもしれません。
……それにしても何でこう、ブラシの先端がこんなにリアルなんですか。
とりあえずこれでモップとデッキブラシはそろいました。あとは竹箒があれば、さとっちルームは完璧ですよ?(何
で、頭部と手首を換装することでこちらの戦闘状態に。
こちらの武装は『99式2号2型改13mm機関銃』とのことで(設定資料集による)。
何でも当初は20mm×101弾を使用していたところ、反動と威力と命中率のバランスに対して現場からのクレームが。
そこで13mm×99弾を使用できるように改造してみたら、今度はカールスラントで使用されている弾丸と異なっているために、
欧州派遣部隊で補給が困難化。
仕方が無いので欧州標準採用の12.7mm×99弾を使用できるように再改造されたものだとか。

……ちなみに実際の零戦でも必殺の20mm弾は威力こそ高いものの命中率は悪く、弾数も少ないために使い勝手は悪かったとか。
もしも最初から12.7mm機関銃を装備していれば……と思ったりしますねぇ。
左手に持っているのはM712。言わずと知れたモーゼルの代名詞であるC96に、フルオート機能を持たせた拳銃です。
使用するのは7.63mmモーゼル弾。弾数は10発乃至20発。
もちろんその形状を見れば判るとおり、マガジンがグリップ前方にあるためバランスは最悪に等しく、ハンマーがクソでかいので反動で銃口が跳ね上がるたびに手首とかの皮膚を噛み込むこともあったりしまして。
さらにフルオート射撃なんかした日にはデフォルトで地球か火星を撃つこと必至の拳銃ですが。
ホルスターを兼ねるストックをグリップエンドに装着することで多少は反動も軽減された模様です。それでも多少か。
とはいえ弾数の多さと射程の長さから、重宝されたのもまた事実だったりします。


…さて、ひとしきり暴走も収まったところで。
両手共にグリップを握っていますが、人差し指はトリガーにかけず伸ばした状態なのが良いですな。
これはふとした拍子に発砲しかねないので、それを回避するためだったりします。
何故か耳が生えていますが、これはデフォルトケモノ耳ッ子ということではなく。
ストライカーユニットを装備すると生えるのです。何故生えるのかは……げ、原作者さんたちに訊いてくださいっ!
セーラー服の下はスク水です。グッジョーーーーーーーーーブ!!!!!
股間部にはうっすらとスジが入っております。グッジョーーーーーーーーーーーーーーーーーッブ!!!!!!(落ち着け)
頭部をデッキブラシのものにして武器装備、というのも良いですなー。
今はとりあえずこの形で飾っています。
メカ娘シリーズからお気に入りの二体と。
奇しくも黒、白、黒、ということで、やはりここは宮藤をひっくり返す必要がありますでしょうか(何)。
最後は双樹、まほろさんと並べて一枚。何故双樹なのかというと、サイズが合うのがコイツしか以下略。

っということで、『ストライクウィッチーズ 機械化乙女秘め事パック 宮藤芳佳』でした。
お値段こそテレカ無しで9000円、テレカ付きで10000円という狂いっぷりですが、個人的には満足でした。
正式な本編のリリースが待ち遠しいですねー。