バンダイ イクイップ&ブロップVol.5 心滅獣身ガロ&ダメージザルバ
さてさてさて。
世の中には限度、というものがあります。
これ以上やったら危険というかありえねえ、というかまさかやらねえよな?というレベルの限度が。

しかしながら、たまーにその『限度』を破ることを喜びにするかのようなメーカーが、もっと言うなら担当者が現れたりもするわけです。

古くはガレージキットで発売された、フル可動の『コトブキヤ 1/220 ガンダムGP03デンドロビウム』。
……HJ誌を買い始めたとき、まさに発売でした。度肝抜かれました。と同時にアホだと思いました。

そしてボークスの『1/8 装甲騎兵ボトムズ スコープドッグ』。これもまた偉大な大バカ野郎でした。どんだけ可動を追及するのかと。

さらにボークスの『ファイブスター物語 ヤクトミラージュ ツインタワー版』。
全高が2メートルに迫る辺り、どこのどいつが買うんだと思わずにいられませんでした。
完売したと聞いて軽く眩暈を覚えました。

そしてつい最近というかなんというか、バンダイから発売された『HGUC 1/144 ガンダム試作3号機 デンドロビウム』。
プラモでこれかー、誰が作ってどこに置くんだー、むしろ作ってる間が一番大変だぞーorzと思いつつ、買いそうになった人がここにいます。

まぁこのような感じで、『居酒屋トークが実現しちゃう世界』になってきたわけですね、最近のホビー業界っていうのは。
それが良いのか悪いのかはともかくとして。
……MGアッガイとかMGのギャンとかありえないと思ってたもんなぁ……(遠い目)。

で。

またバンダイがやらかしました。HGUCのデンドロとほぼ同タイミングにM.I.Aでもデンドロビウムを出したり、M.I.Aでビグザム出したりサイコ出したりガンコレでα・アジールを出したりして何かこう空気を読んでるのか読んでないのか分からないバンダイが、またやらかしました。


それが、今回の『心滅獣身ガロ』です。

↑ここまでが導入らしい

↑長いよねどう考えても。

ちなみに画像は家に届いた段ボール箱のあまりのデカさに驚いて思わず撮影しちゃったものだったり。
スカイガールズは比較用で、DVDの通常パッケージサイズです。何かもう迷惑極まりねえデカさですチクショウ。
パンドラの匣を開けた瞬間。
開ける前から絶望感があったと、さとっち氏は語る。

開けたあと、残ったものは希望では無かったとも語る。何が残ったのやら……。
……大きさ比較用の物品はまたあとで、というコトになりますが。
何かもう撮影環境の限界に挑戦してくれやがりますコンチクショウは。
でもこの大きさであの値段は素晴らしい。素晴らしいけど腹立たしい大きさですあぁもうなんだこのアンビバレンツは!!!!!

あ、ちなみにこの心滅獣身モードですが、魔戒騎士には現世での鎧の装着可能時間(99.9秒)がありまして。
それを超えると鎧に食われちゃうわけですね。
その結果として、黄金の巨獣となったガロだったりします。
劇中ではたった1話だけ(第23話)だけの登場ながら、その強さと大きさで視聴者の心をガッチリと掴んでくれました。
腕一本でゼロさんの大きさを軽く超えてくれます。何かもう本当に(つ▽`;)
そして手首の接続軸で90度近く折れることで、前腕部のブレードが展開されます。
ブレード展開はこんな感じに。逆手に持った大型のナイフ、という感じでしょうか。
右手の甲には苦悶するザルバがきっちり再現されています。良いなー。3マサラポイントゲット(何
五指は独立可動が可能ですよ。手の平とか関節部までこだわって作られていて、かなーり良い感じです。
保持力に関してはまたあとでっ!!
脚もこれまたデカくてですね、大体ゼロさんと同じような大きさだったりします。
可動範囲はこんな感じで。ボールジョイントなのでちょーっと保持力に難アリですかねー。
リボルバージョイントならあるいは……と思ったり。
肩関節とフトモモの付け根は歯車型ジョイントで、ガッチリと固定されます。
ラチェット機構をさらに大型化した感じですね。大重量を支える関節部には非常に効果的な仕様だと思いますよ。

……しかし縦方向への保持力は素晴らしいものがあるんですが、結構簡単に抜ける……横方向の保持力が低いのが難点ですな。
もうちょっとネバリのある素材を使ってくれてればなー、と思ったり。
顔はものすごくカッコいいです。目線を合わせるより、睨みつけられるようなアングルで見ると最高ですよー。
顎は開閉可能となっておりますが、噛み付きを維持できるような保持力は無く。まぁコレは仕方ないですね。
あぁもうチクショウかっこいい。
何かもう純粋にデカいので、勝手にパースがついてくれます本当に(適当)。
腰のベルト部中央にはガロのエンブレムが。細かいモールドも良い感じですなー☆
ベルトの上部にはロール軸があり、上半身を左右に20度ぐらいずつ振ることが可能になっています。
脚周りはこんな感じでー。狼ということで、やはり脚は逆関節ですね。
尻尾は脚の間を通って前方に流すのが正解っぽく。節の一つ一つまでキッチリ作られてて恐ろしいです。
先端部のブレードもちゃんと作られてて良いですなー。
そして、伸びます(ぇー
尻尾の途中からが差し替えとなっており、コダマをぶった斬ったときの状態が再現できますよ。

ちなみにいくら狂った商品とはいえ、尻尾が節単位で横ロール軸を備えてるとかそんなことはありません。
あってもおかしくないけど。バンダイだし。
そんなわけで長さ比べですー。
……こうしてみると尻尾ブレード、ゼロの魔戒剣と同じぐらいのボリュームあるんですね……。
なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! (違

クソ重い腕を上にして、かつ前方に突き出しても自立しやがりますこいつ。
バランス命なんで、結構頻繁にぶっ倒れますが。そして危険極まりないですが。1kgを絶対超えてます。
遣い魔ぐらい簡単に握り潰しそうですが。っつーかデジカメのファインダー見ててちょっと引いた。
何だろうこの迫力は。
ミクロアクションの遣い魔どころか、リボルテックのエヴァを握って掲げてもまったく問題ありません。
恐るべきは大質量の腕かしら。
……っつーか本当にもう怪獣映画のノリだよな。うん。
……何の小細工も操作も無しに撮影して、簡単にパースついて遠近付いてしまいました。
何かもう色々と規格外。
全身を入れるとこんな感じに。スゲエとしか言いようがありません。
一応ゼロさんも持てたりしますが、この辺が限界。どっちかにぶっ倒れます。
っということでゼロさんと勝負!!
まぁ映像ではこんな平地で殴り合ってなかったわけですが、こんなのもあったかもしれないということで!!

……しかしゼロさん、腕の保持力がさらに倍率ドンで下がってます。もう限界かー……(夏だしな)
そこはかとなくカニっぽい背中です。
……何か本当にカニにしか見えなくなってきました。背中から突き出してる2本の角は別パーツですよー。
脇腹は ハッスルマッチョが ニヴァイニヴァーーイ!!(何)
背中の角はさっきも言及しましたが、PVCのムクなんで重いです。痛いです。
……心滅鋼牙のヘッドが付属しますが、ガロは大河Ver.しか持ってないので意味がありませんorz
烈火炎装も買うとするかなぁ……(´・ω・`)
っということで大河Ver.&轟天と。
ガロ(大河)&轟天も大概デカくて、届いた当時は引いたものですが今回の心滅獣身はケタが違いました。
しかしこの値段でこのクオリティで、これだけ動くというコトを考えると素晴らしいですなー。
関連リンク:
バンダイ イクイップ&プロップVOL.1 ガロ(鋼牙)&魔導輪ザルバ
バンダイ イクイップ&プロップVOL.2 烈火炎装ガロ&魔導火
バンダイ イクイップ&プロップVOL.3 銀牙騎士ゼロ&魔導具シルヴァ
バンダイ イクイップ&プロップVOL.4 ガロ(大河Ver.)&轟天&魔導刻
バンダイ イクイップ&プロップVOL.5 心滅獣身ガロ&魔導輪ザルバ ダメージVer.
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バンダイ イクイップ&プロップVOL.7 ガロ最終版&カオル&指輪
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