ドラゴンエイジPure第4号　特別付録
いとうのいぢ×グッドスマイルカンパニー コラボフィギュア
「bee-be-beat it!　九条蜂恵｣
さてさてさて。

オタ向け雑誌に付録でフィギュアが付くようになって早数年。
その出来はものの見事に上昇曲線を描きつつ時折下降し、購入した人間を喜ばせたり感動させたり絶望させたりしている今日この頃でありますが。
最近だと海洋堂と角川がタッグを組んだFate胸像コレクションが頭一つ飛びぬけた出来で、我々の心胆を寒からしめました。
……いや、本当にあのイリヤと凛は雑誌付録のレベルじゃありませんよ。
まぁそこはPS2版Fateの発売に連動した企画ということで多少の(あるいは相当の)無茶が出来たからだろうとは思うんですが。

ならば他の雑誌はどうなのかと言うところで、ドラゴンエイジピュアがやってくれました。
隔月刊化を記念した企画なのか、それとも独自に進んでいた企画なのか。
元絵をいとうのいぢ氏が担当し、立体化はグッドスマイルカンパニー。何かこう豪華すぎるタッグです。
原型担当は怪屋ハジメさん。冬コミで買ってレビューした放蕩オペラハウスのがーくんを立体化したお方ですねー。
サイズは通常のTFC……より少し大きい感じです。
FA4のFateコレとTYPE-MOONコレの中間ぐらいと言えば判りやすいでしょうか(微妙にわかりにくい)。
顔はかなり可愛いです。　いとうのいぢ絵、と言うよりはアニメ版ハルヒのイラストっぽい造形ですが。
でもこの目とか口元、非常に良いですよ。髪の毛のボリュームもグッド。
留め金……というか何と言えば良いんでしょうか。髪の毛の房に巻いてるのは。そこの塗り分けも丁寧にされていますし、この辺は見事だなー。
このサイズでグッスマが立体化するって言うのは久しぶりですが、原型担当の怪屋ハジメさんとの連携が巧く作用したようで。
お見事です。
実はおっぱいさんでした。コレは予想外でござった！！！！！！（何者か）
あとチェーンは金属製の本物で。この辺のコダワリもグッドですよー。

ちなみに巻き方に関しては、原型の怪屋さんのホームページ内『製作日記』でアドバイスが公開されています。
ワンピースはかなり短い丈で。　前面の金具とか金色のラインとか、綺麗に塗り分けられてます。
微妙にはみ出しがあるっちゃあるんですが、このサイズなら充分に許容範囲内だと思います。

……世には1/6でも満足に塗れぬメーカーがあると申す故に……(誰
おぱんつ様はピンクの縞パン。
上の方にもありますが、後ろからだと丸見えですグッドだよグゥーーーーーーーッド！！！！！

……まぁワンピースの裾が若干厚ぼったいのは残念ではありますが。
今回物凄く残念だったのは、両足ともに脛の後ろ外側に接着剤の痕がベッタリと残っている点ですね。
多分個体差だとは思うんですが、かなり目立つのでコレがもう……orz
ここさえなければ基本的に手放しで誉められる出来だっただけに、画竜点睛を欠いてます。
ちょっと遊んでみましたー。
サイズと首のジョイントがピッタリだったので、何年か前の電ホの付録だったCM'ｓのラクスのボディに頭部を移植。
和服っぽいのもなかなかオツなものだと思うんですがどうでしょう。
……まぁ何せホラ、九条さんの活躍シーンとかサッパリわかりませんですし(帰れ)。


ってなことでドラピュア付録の九条さんでした。
コレもまた『雑誌付録のフィギュア』としての基準を引き上げる一発になりそうですね。
本誌が付いて、ここまでやって、それでも840円。
さぁ、雑誌編集部の皆さん。ドラゴンエイジとグッスマはここまでやりましたよ？　あなたたちはどこまでやれますか！？

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