集英社 1/8
To LOVEる 西連寺春菜
さてさてさて。

寸止めアニメとして好評を博する筈が『かのこん』色気方面をほぼ全部持っていかれて、DVDで無修正になっても同じくDVDで乳首解禁するわコレお前完全に青年向けじゃねえのか!!って叫びたくなったりするかのこんの凄まじさに押されっぱなし。
それでも制作がジーベックだしOP映像の演出がかなり好みだし、エンディング映像が春菜メインになったしで視聴を最初ッから続行している『To LOVEる』。
まぁ青少年向けラブコメっぽいリトのどっちつかずな態度に若干の怒りを抱きつつ、それでも春菜可愛いなぁ蜜柑可愛いなぁララはどうでもいいやハクション大魔王は論外だよねそれにしてもヤミのフトモモはどうしてあんなにも気合の入った描き込みなんだろうなぁ、とか思いつつですけども……。
そのワリにジャンプ本誌やら単行本やらは一切チェックしてなかったりしますので、アニメが終わったらTo LOVEるへの興味はもれなく消滅する予感(ぇー)。
でもまぁ春菜は可愛いですしヤミも可愛いですから、フィギュアは買い続けることになるかと思います。ララは買いませんが


で、今回届いたのが、予約した記憶が非常に曖昧な春菜のフィギュア。
アニマル喫茶Ver.はコトブキヤなのに、どうして制服姿はぴっころ制作なんだろうなぁ、と思わず本気で呟いてから開封しました。
でもまぁそんなに悪くは無かったかな、一部を除いては……というコトで、とりあえずレビューしようかと思うんですが、
まず最初に一言、宣言させていただきたいと思います。




『世の中にはどうしても許せないものが2つある。
 それは電車の中でギャーギャー騒ぐオバハン連中と、
 異様にデカいベースをフィギュアに付けてきやがるメーカーだ。』

(2008年08月05日 さとっち言)
まずは恒例の全身をぐるりと。
制作はぴっころということもあり正直不安でいっぱいでしたというか、予約キャンセルしてたような気がしないでも無いんですが届いてしまいました。
スケールは恒例の1/8ですが、そのスケールにどう考えてもそぐわないベースが付属しています(拳をやや固く握りながら)。
出来は悪くなく、かといって絶賛しまくるほどの高評価ポイントがあるわけでもなく……という佳作ですね。
後述しますがベースとの接続は左足の裏の軸一本なので、夏はちょっと危ない気もします。
続きまして上半身。
最近買ってるフィギュアの中に、こういう髪型というかショートカットのキャラは不在だったのでちょっと新鮮。
まぁショートカットだと髪の毛の表現が殆ど出来ないと言うか、地味なんですけどね……。
それにしても春菜かわいいよ春菜。
手首の造形はちょっとダルめ、なおかつ指先には爪の表現が無いなど、他メーカーの水準には一歩及ばず。
顔は可愛い……と思うんですが、左側から見ると突然微妙になる辺りが悲しいところ。
前髪の表現に苦労したのか、オデコに3本ほど前髪を貼り付けたような構成になっています。
出来は悪くないんだけどねー。
制服の上着はちょっとリボンが歪んでるのが気になりますが、そういう仕様かなコレは。
あとおっぱいのサイズは取り立てて騒ぐほどのことでもなかったので今回は紳士的に進めさせていただきます。
そう、いつもいつもおっぱいおっぱいと騒ぐだけがさとっちと思われては困るのですよおっぱい?
制服のボタンは3つ。
それぞれボタンへと向かっていくシワの表現が嬉しいところですね。
チェック柄のスカートはパキッとした出来。 もーちょっと柔らかそうな造形でも良かったかな?
しかし上着はベージュ、スカートは緑という地味なカラーリングが好ましいです。
はい、ギリギリで見えるか見えないかのラインで頑張ってみました下半身!!!!!
やっぱこうね、モロ見えよりもこういうギリギリなタイトロープダンスこそが興奮を誘うと思うのよね……。
膝周りには赤系統のシャドーが吹かれていますが、少々キツすぎる感がありますね。
ここはもう少し薄い塗装でも良かったと。
スカートの中のファンタスティックゾーンは真っ白で。
あんまり作りこみというか、コダワリが炸裂しまくった造形はありません。 しかし良いケツをしております、うむ。

……それにしたってこの短さ、階段を上ってるだけでぱんつ丸見えになるんじゃないでしょうか。
ちょっとしゃがむだけでぱんつ丸見えになるんじゃないでしょうか。ちょっと風が吹いたらぱんつ丸見えになるんじゃないでしょうか。
こんなステキ制服がまかり通っている状態で、リトのあの初心な反応はちょっとありえねえと言うか、カマトトぶりやがってよぉ!!!!!(何)
この商品最大の欠点がこのアホほどデカいベースです。
靴とのサイズ対比を見てもらえれば分かるかと思いますが、もう明らかに不要なデカさ
なのに春菜はベースがないと自立できないという辺り、なんだかもう本当にどうしてくれようかと思いますね。
ネームプレートで格調高くしようとしてりうのかもしれませんが、もっと他に気を使うべき場所があるだろうと。

ちなみにこのベースのサイズゆえにさとっちルームでは早々に2軍が確定しました。飾ってられるかこんなん。
っということで、集英社からの春菜でした!!!
グッスマやアルター、コトブキヤ制作ではなくぴっころということで、クオリティは正直期待していませんでした(ぇー)が、
そんなに言うほど悪くもなく、及第点ぐらいの印象でした。
ベースがゴミ扱いしたくなるほどバカデカく無ければ一軍扱いで展示するのもやぶさかでは無いんですが……。
というか、フィギュア本体とはまったく別のところで不要な恨みを買うぴっころよ、もーちょっと考えようぜ、うむ。

ともあれ貴重な春菜の制服姿というコトもありますし、To LOVEる好きな人には少しだけオススメかも。
まぁ本命はアルファオメガのヤミですけどね?