和風堂玩具店 1/7
THE IDOLM@STER 如月千早
さてさてさて。

メガハウスが本格的に立体シリーズを展開し、エンジンのかかってきた『THE IDOLM@STER』シリーズ。
なぜか第二弾の美希と雪歩のうち、美希だけが値下がりしてて雪歩は定価で予約受付中……という辺りにアイドル界顔負けのフィギュア界の厳しさを見た気がしますが、まぁそれはおいといて。   どっちにしても発売後には25%OFFとかになるんですし。

で、メガハウスのブリリアントステージが予約開始するのと時を同じくして……ぐらいの時期に予約開始となったのがこの和風堂玩具店の千早さん。
思わず「巨大ロボから強制射出されて以来ですね!!」(@んじゃめな本舗さん)と呼びかけたくもなりますが、
さとっち的に本命の『アイドルマスターSP ミッシングムーン』では律子・あずささんと組んでいることもあり、決して購入リストから外すべからざるキャラクターです。
いえ、普通に千早好きですよ?律子には当然負けるけど。

っということでサックリと予約開始当初にアマゾンで予約したわけですが、

……それを完っ璧に忘却して発売後にウッカリあみあみで購入してしまったというこの厳しい現実
気付いたときには時すでに遅し、アマゾンからも到着しておりましたおぉぉぉぉ……orz
(注:さとっちさんのウッカリ属性は侮れないと一部業界では評判です)
まずは恒例の全身をグルリと。
スケールは1/7ということで、メガハウスのブリリアントステージと並べても違和感の無いサイズになっています。
ベースはもうちょい頭つかって作りましょう、という感じの大型円形ベース。 フィギュアとベースの接続は右足裏のピンだけです。
そんなに重心が偏ってはいないので、夏場の傾きも無い……かな?

原型担当はとれぱんぐのYOSHIさんということで、顔の造形が特徴的ですね。
個人的には後姿の美しさが非常に好印象。 いえ、決めアングル以外で評価するのもどうかとは思うんだけど。
続きまして上半身ー。
「千早?」という気がしないでもない感はありますが、造形としてはよくまとまっていると思います。
上半身の露出度がかなり高い衣装ながらいやらしさを感じさせず、キレイさを感じさせるのはやっぱり胸が(略)
ただ、和風堂玩具店の悲しさか、前髪がややダルめなのが目に付きますね。
後方へたなびく髪の毛なんかは非常に良い造形だけにここは残念ポイント。
顔はこんな感じで、YOSHIさんの造形テイストが一番強く反映されてるポイントです。
ここを許容できるか「もっとゲームやイラストに近付けてくれないと!!」と思うかで評価が大きく分かれそう。
さとっち個人的には「こういうのもアリだよねー」ということで、あんまり不満はありません。 強いて言うなら前髪が。
ハウンドドッグのデビュー2枚目のシングル曲に『お前はB88』というのがありまして、さとっちさん結構好きな曲なんですが。
今調べたら1980年発売なんですね……もう29年も前の曲なんだなァ、とシミジミと自分の年齢を痛感してしまいました。

さて、千早といえば『B72』。
もはや『B72』イコール千早、千早イコールB72と言っても過言では無いでしょう(過言だと思います)。
そのうちDLCで『千早はB72』って曲が配信されてもおかしくないと思うんですが(どう考えても異常です)。

このフィギュアでもそのバスト周りは脅威のフルフラットっぷりを遺憾なく発揮しており、もはや大胸筋の盛り上がりなのかおっぱいなのか判別できず、むしろ大胸筋こそが千早のバストを72まで押し上げているのだと思わずにいられない素晴らしさです。
千早、とりあえず腕立て伏せを毎日30回×3セットやったら間違いなく+5センチぐらいはいくと思うんだぜ……。
地味に嬉しいのがジャケット部分。
『上から作った』のではなく、ちゃんと『上から着せた』造形になっており、肩口なんかはちゃーんと空間が出来ています。
こういうところで情報量をシッカリと魅せてくれると引き締まりますねぇ。
スラリと伸びた脚線が美しい下半身。
先述したようにベースとの接続が右足一本なので、色々覚悟しといた方が良いかもしれません(苦笑)。
でもこういう『脚のラインが美しい』っていうのはアイマスキャラの中でも千早が一番シックリきますね。
スカートは上部縁の金ラインの塗り分けもキレイですし、ベルトのバックル部のレリーフも良い感じ。
一昔前の和風堂玩具店のイメージは払拭されたかなーと思います。
ブーツのインナーにある黒レースは全て艶消しのブラックで塗装されており、光沢のあるブーツとのコントラストがちょっと嬉しい。
メガハウスの閣下に引き続き、脱衣ギミックが無いのが悔やまれる千早さんのスカートの中。
下着デザインはシンプルな白ですねー。 見えたかどうか分からないように黒とか紺、というのも予想してたんですがここは嬉しい。

(画像ロールオーバー)
メガハウスの閣下と並べまして。
サイズはほぼ同じなので雰囲気は良いものの、やっぱり造形テイストが違うのでちょっと違和感はありますねー。
でもこの赤と紺の並び立ちは結構好き。
ラストは春香、やよいと並べて……と思ったんですが撮影ブースギリギリです(苦笑)。
どれも出来は良いんですが、やっぱり春香とやよいが同じ原型師さんで作られてるため、千早はちょっと浮いちゃいますねー。
こうなるとブリリアントステージ第三弾で律子・千早というコンビを期待したいところです(そしたらお前第4弾以降買いませんよね)。

っということで、和風堂の千早さんでしたー。
.30CAL CLUB的には去年の6月にレビューしたヨーコ以来ということでってマジか……。
まぁそれほど多くフィギュアをリリースしているメーカーではありませんが、出来はかなり良くなっていってますね。
ぶっちゃけ和風堂玩具店の今後のラインナップを見てても買うのは特に無い感じですが、ebCraftではシエル先輩が2パターンありますし、
ノウハウの共通化などで出来の向上を楽しみにしていきたいところです。