バンダイ 魂SPEC
機動戦艦ナデシコ劇場版 エステバリスカスタム
さてさてさて。

『機動戦艦ナデシコ』の第一話、ワイヤードフィストでバッタを叩き壊したシーンに惚れ込んで、
スパロボの各種作品に参戦したらほぼ隔日にスタメン起用してきたエステバリス。
特にアマノ・ヒカルはスタメンもスタメン。
『強運』は常時発動スキルですし、幸運持ちで資金稼ぎにもってこい。
三人娘で運用すれば信頼補正に合体攻撃でスーパーロボットを凌駕する攻撃力を発揮するし、
ナデシコの重力波フィールド圏内にいれば事実上EN使い放題。
各種フレームを換装することで、地形適応も上がるし良いことづくし……なんですが、世間的にはイマイチですかもしかして。
まぁ確かにスパロボWでのスーパーエステバリスは使いづらかったよ……気合で使ったけど使いづらかったよ……。

それはそれとしまして。

高機動型、ブラックサレナと続けてきた魂SPECの第3回目、『中の人』ことエステバリス・カスタムでございます。
外装パーツを全部外してブラックサレナからエステバリスカスタムへ。
ボリュームが一気に減少しますね……というか半分以下にまで下がります。
上半身はこんな感じ。
バンダイの1/48スケールプラモシリーズにあったアサルトピットは、再現されていません。
プロポーションはいい感じに『人間の関節配置』のタイミングを外したスタイルを再現してると思います。
まぁ肩関節部分なんかは結構雑と言うか、もうちょっとだけ工夫して欲しかったなと思いますが……。
背中のバインダーというか、重力波アンテナは基部と上下に可動軸が設けられています。
基部は左右へ90度ずつの180度、上下もほぼ同じで180度の可動範囲がありますが、実質は90度ですね。それ以上曲げても意味が無い。
頭部はエステバリスですねぇ(そりゃそうだ)。
ややフェイス部の銀塗装粒子が粗すぎるのは気になりますが、他はそこそこ良い感じ。
頭部左側のアンテナはPVCになっています。

首部分での可動亜範囲は非常に狭く、左右へ振れるか動かも微妙な感じ。
アクション用のボールジョイント軸というより、後述する頭部交換用の物ですね。
エステバリス用の装備はラピッドライフルのみが付属しています。
イミディエットナイフとかフィールドランサーもあると嬉しかったんですけどね、レールガンとか。
平手パーツと合わせて、前部フォアエンドを保持させることも出来ますが……あんまり意味無いですね、うむ。
ブラックサレナと共通のハンドカノンユニット。
左右の握り拳にハメ込むかたちでの装備となります。保持力は特に問題ないかな?
エステバリスといえばコレ、のディストーションアタック用手首パーツも付属してます。
と言っても手の甲にあるアーマーが拳を覆うようなポジションまで出てくるだけなので、特別な造形とかではありません。
どうせならエフェクトパーツとかが付属してると良かったかな。
脚部の可動範囲は左右に広く、ちゃんとバランスに気を使ってあげればハイキックも可能になります。
ただ、脚の前後可動はそこまで……というより、結構狭い感がありますね。
頭部は交換することで、ラストシーンのオイルの涙を流すエステバリスを再現可能。
コレは細かいオプションですが嬉しい展開ですねー。
より正確にラストシーンを再現するなら、膝から下の外装以外を全パージして飾りましょう。
しかしもう一回ぐらい見たいなぁ、劇ナデ。
エステバリスのサイズはこんな感じです。
リボルテックのVF-1とほぼ同サイズですが、設定だとこの半分ぐらいのサイズなんですよねエステバリス……
(設定ではエステバリス:6mに対しVF-1は12.6m)
そして魂SPECのバリグナーと。いい加減撮影してあげましょうさとっちさん。
しかし高機動型のときと比べると雲泥の差と言うか、バリグナーが大型化したかのように見えるのが何ともすごい話ですね。

っということで、魂SPECのブラックサレナは足掛け2週間かかりましたがコレにて終了!!
質感や塗装は良いですし、造形は良いんですが如何せん可動が……という、ちょっとだけ残念な部分はありますが、
デザイン的に仕方の無い部分もありますし。
コトブキヤのプラモ版を買うかどうかで悩まれる人は、先にコッチを熟読されても良いかもですねー。