マックスファクトリー 1/7
キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク
さてさてさて。

まだまだまだまだ立体化の勢いが止まることの無いボーカロイドシリーズ。
ルカさんだけはまだスケールフィギュアが出ていませんが、ねんどろいどもリリースされますし、
残りはMEIKOさんぐらいのものでしょうか。

とはいってもやっぱり一番数多くリリースされているのはミクであり、まぁやっぱり一番可愛いもんね……。
いや、ミク嫌いなんてこたぁなくてむしろ大好きなんですけどね!!!!
ただちょっとミクの数が多すぎて食傷気味なのだ……とか思っていたんですけども。

ところがマックスファクトリーから発売になった今回の初音ミク、非常に出来が良くてですね。
「あぁ、そうか、ミクはまだまだこういう表現ができるんだよな!!」と感心させられてしまいました。
普通の衣装で、おとなしいポーズでの立体化でも『見飽きない』造形であり塗装であり、というのは非常に難しいんですが、
それを軽々と突破してみせたという点には、やっぱりマックスファクトリーの地力の強さを感じますねー。
まずは恒例の全身グルリ。 スケールは1/7ということもあって、いつもより少々大きめです。
また、ツインテールがプラではなくクリアPVCパーツになっているので結構な重量がありますね。
トップ&リアヘビー気味のバランスになっているので、夏場の傾きはちょっと怖いかも。
ちなみにウチの場合は箱を開封すると首の接合軸がへし折れていました(交換済み)……これもやっぱり重量的なものかなぁ。
ひき続きまして上半身。
サイズが大きいのもありますが、かなりしっかりと作りこまれていて情報量も多く、
なおかつ塗装の光沢感が非常に強いため、存在感は半端じゃありません。

髪の毛はクリア製ということもあり、かなり光を強く反射するのが面白いですね。
最近あんまりクリア成型の髪を備えたフィギュアを買ってなかったせいもありますが、これだけ光沢が強いのも珍しいかな?
『女子のネクタイ姿にグッと来るの会』会員(たまに会の名前が変わりますが気のせいです)であるさとっちさん的には、
初音ミクは良いネクタイっ娘さんである、という認識でして。
やはりこのネクパイという魅力には抗いがたいものがあります。

さらに言うならノースリーブな娘さんにネクタイ、というのもまた非常に良いですよね……。
かっちりした服装にネクタイこそ最高、という見方からすれば邪道外道かもしれませんが、
こういうおしゃれアイテムとしてのネクタイもまた良いものなのです。さとっちさんはネクタイ寛容派(何)なのですよ。

おっぱいはかなり小さめに仕上がっており、慎ましいミクおっぱいの魅力を存分に発揮しています。
ミクおっぱいはね、やっぱり『やや小』ぐらいが良いと思うのですよ……。

ウエスト部分のシワ造形など、衣服に関しては恐るべき情報量が叩き込まれています。素晴らしい。
両袖に入っているマークも細かく、非常に精密感あるものに。
ここまできっちりとマークを全部再現しているミクのフィギュアって初じゃないでしょうか?お見事。
スカート周りの造形と塗装も非常に高密度かつ精細。
スカートのプリーツ部一つ一つに施されたマーキングや、上着部分の裾にある半円状のフリルディテールなど、
実に細かく細かく作りこまれています。これはもう素直にお見事。

今までに出てきたミクのフィギュアの中でも、情報解像度が非常に高い逸品ですねぇ。
ベースは軟質プラ製でミクのロゴ入り。
足との接続はしっかりしていますが、やっぱりトップヘビーなのがちょっと怖いかな?
太ももへのオーバーニーソの食い込みがエロくてたまんねえな!!のミクくさん太もも。
さとっちさん言うところの『くず餅っぽい質感』のオーバーニーソ表現も実に素晴らしい物になっています。
個人的には足の後ろ側に入る合わせ目ラインがエロくて良い。
ミクフィギュア市場最もエロいぱんつ周り。
何と言うか、もう、たまんないですこの生々しさ。 特にぱんつからはみ出してる尻肉とか素晴らしすぎる!!!!

また、アップにすると予想イジョウニキツメに太ももへオーバーニーソが食い込んでおりまして、
いやー良いね!!このオーバーニーソを脱がせて太ももを撫でさすったり顔を埋めたりしてみたいよね!!!
いまだかつてここまでぱんつというかミクの股間に全力を叩き込んできたメーカーがあったろうかいや無い!!(反語)
そしてやっぱり思うのは、『良いお尻の存在には良い太ももが欠かせない』という前々からの思いがやっぱり間違ってなかったという確信ですねぇ。

やはりむっちりとした太ももがあるからこそ、肉付きの良いお尻へのラインが自然なものになり、
太ももとお尻が相互にその魅力を補完しあう
という理想的な関係を作るのです。

細い太ももからは、決して美しいお尻は生まれない。そして肉付きの悪いお尻では太もものラインも美しくならない。
という事実は、きっと人生において忘れるべからざる宇宙の真理だと思います。
グッスマのミクと並べてみまして。
こうやってみると、同じミクでもアプローチがかなり違うなぁと気付かされますね。
グッスマミクは『可愛らしい』作りでプレーンな感じ。 マックスミクはイラストに近いソリッドな感じ。
どちらが良い悪いではなく、こうやって違った作りのミクを揃えられるというのもなかなか嬉しいものです。

っということで、マックスファクトリーのミクでしたー。
久々にハズレを引いたという悲しさこそありましたが、撮影するとそんな不満が吹っ飛びました。
2010年一発目のフィギュアレビューとして満足できるアイテムですね。発売されたのは前年だとか細かいことはいいんだ。
最近はfigmaがメインになってるマックスファクトリーですが、やっぱりスケールフィギュアももっと充実させて欲しいなぁ。