コトブキヤ 4-Leaves 1/8
With You〜みつめていたい〜 伊藤乃絵美
さてさてさて。

ふと気付けばエロゲ雑誌を買い始めてからもう10年以上が経過してる事に気付いてやや愕然とした今日この頃ですが、
その買い始めた当時に掲載されてた記憶があります『With You〜みつめていたい〜』。
今じゃもうF&Cと言うほうが認識度も高いであろうカクテルソフトから、1998年に発売されてたゲームですが、
今このサイトを見てる人の何人ぐらいがプレイした経験があるんでしょうか。『ときめきメモリアル』プレイ体験のある人とどちらが多いでしょうか。
ちなみにさとっちさんはどちらもプレイしたことありませんです(ぇー)。

……いやまぁホラ、『.30CAL CLUB』的には凄くよくあることなんで、気にせず話を進めます。

まぁ最近のフィギュアの商品企画を見ていると、結構マイナーなコンテンツからもキャラクターが立体化されてるわけですが。
だがしかし、10年も前のゲームからの立体化って言うのは殆ど無いような印象があります。
強いて言うならアリスソフトのゲームからの立体化ですが、アレは結構息の長いソフトが多いですからねスターシステムというか。

で、今回の『With you〜みつめていたい〜』の妹キャラ、伊藤乃絵美はガレージキット全盛期にこそ発売されてた記憶がありますが、
PVC完成品フィギュアが主流となってからは立体化されてないんじゃないでしょうか。
この辺はちょっと調べて見ないとなんとも言えませんが……。

いえ、クレイズがソフビ製のを発売してましたが、クレイズ&宮川造形&ソフビ製という三重苦もあってさとっちさんは完全スルー。
手にする理由が無いまま今に至り、そしてこの先も入手する事は無いだろう……という乃絵美の立体物でしたが、
コトブキヤが立体化する、と聞けば飛びつかないわけにも行かないわけでして、今回もサックリ予約いたしましたー。
まずは全身をぐるりとな。
スケールは1/8ですが、かなり細身の立体化なのでキャラ自体にあんまり大きな印象は受けません。
ただ、メイド服を抱えてるわ髪の毛も翻ってるわで、前後左右にボリュームがあるというか細かく場所を喰う感じ。

しかしこの『着替え中にドアを開けられて、慌ててメイド服で下着を隠す』というシチュエーションは実に萌えるものがありますが、
今までこういうシチュの立体化って殆どありませんでしたね……。そういう意味でもコトブキヤの功績は大きいですね。

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続きまして上半身。
顔はかなり可愛く作られていますが、やっぱり全体的に凄く細身の印象です。
しかしこう、キャミソールの肩紐が軽く浮いてるところなんかは芸が細かくて良い感じ。
顔は本当に可愛く立体化されていますねー。
慌てて頬を赤らめて、「ひゃっ」という感じで口を開けている、という……こういうのってちょっと間違えるとマヌケな事になるんですが、
実に良い感じでまとめられています。
最近のコトブキヤフィギュア、出来は概ね良いんですが、ちょっとアレな意味での『開き直り』を感じる事も多くてですね。
今回の乃絵美はそれがメイド服を抱いてる両腕に顕著です。
左腕は上腕部分、右腕は肘部分で別パーツとなっており、その分割ラインが結構ガッチリ見えてます。
決めアングルを設定しているというコトを考えても、ここはもう少し頑張って欲しかったところ。

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しかしこの細っこい体の造形と、キャミソールの下に確かに存在するブラの紐という総合的な破壊力は強烈なものがあります。
『おっぱいおっきいだけが破壊力を規定しない』という極当たり前のことに気付かせてくれますね、うむうむ。
さとっちさんが大好きな脚はもう本当にスリムな造形。
正直ココまで細いと、肩をガシッと掴んで「もっと食べなさい。もっと脚を鍛えなさいとりあえずイクササイズをやりなさい」と名護さんばりに説教したくなりますが、乃絵美はコレでいいのかもしれません。しかし細いな……。
ぱんつは最近のフィギュアであんまり見ない、シンプルかつ布地面積の大きなもの。
脱衣ギミックとかは無いので、ぱんつの前面をよく見るのはちょっと難しいです。
いやまぁ後ろから見るだけでもな、このシワとかシワとかシワの破壊力は強力なんですが。
最近凄い勢いで増えてきてるメイドさんフィギュアを並べまして。
続璃も入れたかったんですが忘れました(ぇー)。 しかし草壁さんはあたかも本職であるかのように似合ってるな……。

っということで簡単でしたがコトブキヤの乃絵美でしたー。
ちょっとフェチな傾向のフィギュアということで必ずしも一般受けしないかもしれませんが、このシチュエーションは実に良いと再確認。
原画を担当された橋本タカシ氏のデビュー作だった『With you』から10年経ってからの立体化、ということでやっと日の目を見た感があります。
まぁ最近のフィギュアの商品企画を見ているとなかなか難しいかと思いますが、過去の名作エロゲーからの立体化、というのも良いですよねぇ。