コトブキヤ 1/8
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 高町なのは
さてさてさて。

年明け初月に下手すると今年一番の大物であるところのアルター版フェイトちゃんが問屋着荷となり各店舗の売り場やら倉庫を強烈な勢いで圧迫しているワケですが、
とりあえずさとっちさんは粛々と積みフィギュアをレビューしていかないとどうにもなりゃしねえ!!!ということで、
年明けに到着したアイテムから開けて行ってる次第です。
なにせフェイトちゃんが我が家に着弾する前に色々消化しておかないと、そもそもダンボールを置く場所がないと言う……
いや、まさかクロゼット前のフィギュア箱ウォールが天井の高さにまで達するとは思ってなくてね。

んで年明けに到着したアイテム、と言っても意外と少ないのが面白いというかさすが新年というか、
可動フィギュア以外ではこのなのはさんぐらいなわけなので、サクっとレビューでございますー。。
まずは恒例の全身ぐるり。
スケールは1/8でポーズもおとなしいため、なのはシリーズのフィギュアとしてはありえないぐらいのコンパクトさです(ぇー)。
コトブキヤがなのはシリーズの立体物に参加してくるのは、A'sのなのはさん以来、実に4年ぶりとなりますが、
「普通の女の子」としての私服姿で出してきてくれたのは嬉しいところですね。

原型担当はケロリソさんということで、ウチではパチュリーさんとか早苗さんをレビューしていますが、
ぷにっとした柔らかさを感じる造形が好印象です。
引き続きまして上半身をぐるっとな。
頭部はバリアジャケット装備時との違いがリボンだけなのであまり変化を感じませんが、
首から下が普通の女の子ファッションになるだけですごく新鮮ですね(笑)。
特徴的な前髪もちゃんと立体物として違和感のない攻勢に落とし込まれており、其のシャープさなどと相まって非常に好印象。
それにこの、笑顔ですよ笑顔!!!!

……思えばなのはさんのフィギュアでこういう普通の笑顔のアイテムなんていくつあっただろうか……(遠い目で)
上半身はかなり良い出来で、幼なのはさんのロリ体型をよく再現しています。
シャツのシワの出来も良いですし、指先への木の使い方も良いですねぇ。
ただ、ちょっと爪の塗装が濃いピンクなので、ここだけはちょっと違和感かな。

レイジングハートはちゃんとクリアパーツで成形されている上、このサイズとしては珍しく、紐の部分には本物の紐を使用。
やはりワイヤーや樹脂紐じゃないので、非常に質感が良いですねぇ。
下半身はのはさんのぷにっとしたところを余すこと無く立体化。
ニーソがフトモモへ食い込んでちょっと変形してる辺りとか、もう、お見事です本当に。

いつもなら「もうちょっとフトモモは肉付きが良い方が……」とか言い出すところですが馬鹿言っちゃいけません。
幼なのはさんはこれでいいんだ!!!むしろこれがいいんだ!!!!!!(おい誰か病院)
靴下はちょっとダボッとした感じが可愛らしいですね。
革靴は光沢も良い感じの作りになっており、ちょっと大人びた印象なのが面白い。
台座はレイジングハートをモチーフにした物になっている……んですが、このご時世だとコアメダルにしか見えない(笑)。
「おい映司、何だこのデカいメダルは!!!!」
ぎりぎりで見えそうだけど見えないアングルを狙ってみました!!!!

いやーいいよねこういうアングル……リアルで9歳児相手にこういうコトをすると一発逮捕ですが、
立体物ならセーフ!!俺セーフ!!!!

(画像ロールオーバー)
ツーサイドアップの髪の毛は通常の赤リボンの他に、フェイトちゃんの黒リボンを結んだものが付属しています。
付け根部分からまるごと交換する形になりますが、髪の毛の造形がシャープなので交換する際には注意しましょう。
左手を差し替えることで、レイジングハート(デバイスモード)を携えた私服なのはさんというシチュエーションが可能になります。
劇中では一度もやってないだけに新鮮ですねー。

レイジングハートはちょっと短めのコンパクトな作りですが、収まりは良いので全然問題なし。
プラスチックメインなのでカッチリした造形と塗装のシャープさが小気味良い逸品です。

なお、このときは首から例はさん(スタンバイモード)をぶら下げてるとおかしいので、一旦頭部を引っこ抜いてから取り外すように。
頭部を引っこ抜く際はツーサイドアップを外してからのほうが、破損の危険性がぐっと低くなりますのでお忘れなく!!!
さすがのコトブキヤクオリティというか、9歳児フィギュアだろうがスカートは脱衣可能になっている辺りに畏敬の念を禁じえません。
シャツの内側で胴体が分割されていますが、スカートの厚みが絶妙でプロポーションが崩れていないのが本当にお見事。

なお、スカート自体はいつものコトブキヤ仕様……つまりクリア成型に表面から塗装タイプなので、
色移りなどの心配がないのも嬉しいところです。
ややねちっこく6枚ですが、いやぁ良い良いこのぷにっと感!!!!!

お尻がぺったんこなのも評価したいですねぇ、うむ良い良い。
そこからフトモモへのラインの緩やかな曲線、しかし全体的にはすとーんと起伏のない感じとかも、
「これぞまさにロリキャラ」という印象ですねー……。

……いや本当、今までのなのはさんフィギュアって本当に、こう……うん……(遠い目)。








どちらかというとこういう感じだったので
           ↓
……うん、何かこう、ごめん。
予想以上にホラーな感じになりました。
以前にレビューした一番くじの劇なのはさんと並べましてー。
スケールが1/7相当の一番くじと比べるのもアレではありますが、『なのはシリーズのフィギュアにあるまじきコンパクトさ』と言い切ってしまっていいような気がします(笑)。
や、他の普通の1/8フィギュアと比べると普通よりちょっとだけおとなしめ、というサイズなんだけどね!!!!

っということで、コトブキヤのなのはさんでしたー。
安定のコトブキヤクオリティと言うよりはもう1ランク上の仕上がりを感じる逸品で、
新年一発目のなのはシリーズフィギュアとしても幸先の良いアイテムですねー。